「錯覚」を利用する

2017-09-30 13:00:28 | Weblog
先日、大学の先生から心理学の講義を受けた。「錯覚」の実験である。線の長さについて。感覚と実際がいかにずれているのかという実験。驚きの実験結果だった。また、人の話の聞き取りの錯覚。さらには、お化粧も実は錯覚を利用したものにすぎないということ。なかなか興味深い内容だった。考えてみれば、ピアノという楽器。ピアノは打楽器だから、純粋にはレガートができない箇所が出てくる。それをタッチによる音質やその他の工夫でつながっているように見せかける。これも人間の「錯覚」をうまく利用した事例だろう。

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