おめでたい人たち

2014-09-13 23:45:50 | Weblog
中越方面の地震の時、確かげんぱつの建物に火災が起きた。その時の模様がテレビ中継され、このまま爆発すれば、この国は終わりか?と思った。そんな局面でも、のんびりと人力で消火活動をしているのが不思議だった。こんなことがこの先ないといいが、と思っていたが・・。3・11の時、揺れの瞬間、科学者の友人は、すぐにげんぱつのことが頭を掠めたと言っていた。さて、先日、よしだ調書が公開された。すさまじい記録である。よしだ氏にかかった重圧はどれほどであったろうか。想像にあまりある。東日本かいめつと脳裏をよぎったようだ。この時、彼は最も孤独だったのではないだろうか!官邸や本社の圧力にも屈せず、全力で地獄からの脱出をはかった。様々な評価はあるだろうが、本当に体を張って最悪の状況から脱することに成功したといっていい。一歩間違えれば、日本は終わってしまっていたのだ。私は、よしだ氏の勇気と英断に心から感謝したい。彼自身は、これで燃え尽きてしまったのだと思う。そんな凄まじい局面があったことも忘れて、平和ボケの人たちは再稼働なんて騒いでいる。いったい、なんておめでたい人たちなんだろう。

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