往年の名指揮者ピエール・モントゥー氏の本を読んでいたら、ハッとする言葉にぶつかった。モントゥー氏はブラームスの音楽を何よりも敬愛していたようだ。晩年、こう言っていたという。「もしブラームスに会ったら、彼の美しい音楽を私流に演奏したことを謝らなくちゃ」ここにはブラームスとその作品に対する最高度の敬意が存在するのではないか?あれほどの名指揮者ですら、そのような謙虚な気持ちを忘れずに持っていたのだ!我が身を振り返って考えてみる。自分はこれまでどれだけ超一流の作品を汚してきたことだろう!
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