今日、幼稚園小中高、またピアノ教室でも一緒、子供たちも大変お世話になったFさんとお別れをしてきた。病気を周囲に告げられてからちょうど1か月。帰らぬ人となった。まさかこんなことになるとは!闘病生活をしている彼女に手紙を書こうと内容を吟味している矢先のことだった。土曜日に書いた手紙は、結局、闘病の彼女を励ますことなく、追悼文となってしまった。思えば、仏さまのような方だった。ご自身のことより、常に周囲の人を気遣われる方だった。それが必要以上に身体を蝕まれることになったのではないかと思う。1か月前、皆さんの前でのお話のときも、実は皆さんにお別れを言ってくぎりをつけるために、最期の力を振り絞って出向いてこられたという話を、ある方から聞いた。そんな状況であったとはつゆ知らず・・。今日のお別れ会は、そんな彼女の人柄を反映してか、今までに見たこともないような長蛇の弔問の列だった。遅かった!たった一言、心から感謝の気持ちを伝えたかった!ただそれだけが、心残りだ。