小動物からの知らせ

2014-10-19 15:41:44 | Weblog
今日の地方紙コラムに興味深い記事が載っていた。木曽開田の83歳のおばあさんの話である。この方、今年の盆くらいから小動物の異変を感じていたようである。いつもの夏ならよく見られるアブ、カメムシ、アシナガバチなど、どれも見られない。葉もの野菜にも虫がいない。昔からこの地の言い伝えに、虫がいない年には噴火が地震が起きるというものがあるらしい。そして、あの噴火だ。祖先の方々が苦労の中から得た知恵、小動物からの知らせは、科学万能の現代にあっても、なお侮れない優れた教えである。

金管アンサンブル演奏会

2014-10-19 14:52:46 | Weblog
知人の紹介で、地元金管アンサンブルの記念コンサートに行く。弦がない金管だけの音はあまり普段は聴く機会がない。結構耳にはきついところがある。元N響トランペット奏者津堅先生がゲスト出演されていた。今は東京音大の先生だという。そのトークが印象的だった。N響には32年間いたが、そのプレッシャーは凄かったようだ。本番前には200回の練習をしたという。音大の先生になって演奏よりも指揮をする方が多くなった。指揮のプレッシャーは、プレーヤーと違って限りなくゼロに近いことに気づいたという話は興味深かった。いろいろと勉強になった演奏会であった。