前回アラン・ドロンさんのインタビューで語られていた『太陽が知っている』の原題は『スイミング・プール』でしたが、
奇しくもその約10年後のダーバンCMの最後の放映バージョンがこの『プール編』ということになりました。
時代が1980年代に入ったことでCMの雰囲気もそれまでのメランコリックで孤独感あふれるものから
集団の中でにこやかに戯れている円熟した男という演出が施されていますが、
これはこれで今のドロンさんのイメージに近い雰囲気を醸し出していて見どころのあるフィルムです。
なんでもないシーンの連続ですが、プールサイドで水しぶきを遮る姿がダンスを踊っているように軽やかで、
傍らの女性にバスタオルを両手でかけるしぐさなどもドロンさん独特のものです。
当時の雑誌のスタッフの撮影裏話にはここでご紹介するほど具体的なものがありませんでしたが、
ドロンさんはこのCM撮影の前にパリで公開された『ポーカー・フェイス』が大ヒットし、
このあと『危険なささやき』で初の監督業を控えており絶好調の様子であったとのこと。
CMの映像のドロンさんの表情からもその好調ぶりをうかがい知ることができるものとなりました。
この映像は以下のリンクの7分57秒後から始まります。
↓
YouTube - ALAIN DELON in D'URBAN/Part4
奇しくもその約10年後のダーバンCMの最後の放映バージョンがこの『プール編』ということになりました。
時代が1980年代に入ったことでCMの雰囲気もそれまでのメランコリックで孤独感あふれるものから
集団の中でにこやかに戯れている円熟した男という演出が施されていますが、
これはこれで今のドロンさんのイメージに近い雰囲気を醸し出していて見どころのあるフィルムです。
なんでもないシーンの連続ですが、プールサイドで水しぶきを遮る姿がダンスを踊っているように軽やかで、
傍らの女性にバスタオルを両手でかけるしぐさなどもドロンさん独特のものです。
当時の雑誌のスタッフの撮影裏話にはここでご紹介するほど具体的なものがありませんでしたが、
ドロンさんはこのCM撮影の前にパリで公開された『ポーカー・フェイス』が大ヒットし、
このあと『危険なささやき』で初の監督業を控えており絶好調の様子であったとのこと。
CMの映像のドロンさんの表情からもその好調ぶりをうかがい知ることができるものとなりました。
この映像は以下のリンクの7分57秒後から始まります。
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YouTube - ALAIN DELON in D'URBAN/Part4