10月22日19:50の為替レートは次の通り。
1ドル=98.970000円
1ユーロ=127.799961円
1豪ドル=66.685986円
1ポンド=162.251418円
1カナダドル=80.202593円
1スイスフラン=85.186779円
特に、ユーロに対し、前日よりも6円50銭程高くなっている。以前に現地では1ユーロ=120円程度が生活感覚に合うと記したが、こんなに . . . 本文を読む
米国発・金融危機は、シナ大陸の経済情勢に大きな影響を与えている。金融機関の不調や不動産の価格低落は、既に<北京五輪>前に起きていたが、下記の<宮崎正弘の国際ニュース・早読み>ブログによると地方銀行が大変なようだ。
「中国の地方銀行から悲鳴が聞こえてきた 四大国有銀行も株価急落、地方銀行は不良債権の荒波に茫然」http://www.melma.com/backnumber_45206_42600 . . . 本文を読む
先のエントリーで紹介した吉田繁治氏の<ビジネス知識源:経営の成功原理と実践原則>ブログに、経済危機で失われた株式時価総額の話がある。
http://archive.mag2.com/0000048497/index.html
(引用始め)
世界の株価の時価総額は、2007年8月が、$63兆(6300兆円)でした。
(国際取引所連盟:WFEの集計)
世界の、株価時価総額は、2008年10月1 . . . 本文を読む
9月中旬、資金不足のため破綻寸前となった保険会社AIG、米国政府が850億ドル=8兆6000億円の融資枠を決め、資金注入をするとして難を逃れた。それから1ヶ月、早くもこの融資枠を殆ど使い切った。まるで、ドルのブラックホールのようだ。この金額、日本の年間防衛費の1.8倍である。
日経新聞によると、
AIG、借り入れ8.4兆円に 当初融資枠、ほぼ使い切る
【ニューヨーク=財満大介】資金繰り . . . 本文を読む
我が家のキンモクセイ(金木犀)の大木に、橙色の小さな花が沢山咲き、芳香が漂うこの頃。暖かく晴天に恵まれた陽光の下で、平塚の友人から頂いた「シクラメン」2鉢の植え替えをした。この植物、1年を経てかなり成長したので、大き目の土鉢へ移し替えることにしたのだ。
培養土と燐酸系肥料を十分に与えて、根の部分に盛り上げた土へたっぷりと水を掛ける。これで、来月には沢山の花を咲かせるだろう。
思い出したが . . . 本文を読む
全く知らなかったが、パチンコ店内に銀行ATMを試験的に設置していると言う。パチンコと言うゲームの問題点は、このブログでも既に指摘してあるのだが、店内にATMを設置して、射幸心を助長し、負ける金額を増やすなど、以ての外である。家庭騒動が益々増えるであろう。
パチンコで負けた時は、一旦店を出て、これで良いのかと冷静に考える時間と機会を作るべきだ。店内にATMがあれば、頭に血が上ったままそれを利用 . . . 本文を読む
INGは、Internationale Nederlanden Groep の略で、1991年、オランダの保険大手と旧郵政系銀行が合併して発足した。1995年には、破綻した英国の名門、ベアリングズ銀行を買収。欧米や日本を含むアジアなどへの積極展開で業績を急拡大させ、米経済誌フォーブスの2008年世界企業ランキングで9位となった。
資本金140億ユーロ、従業員数約12万人のこの巨大金融機関が金 . . . 本文を読む
WTI原油先物価格は、只今70ドル/バーレル前後で推移しているが、ドバイの原油価格は既に60ドル台である。しかも、世界各国が省エネルギー・モードに入り、米国発・金融危機の後遺症は長引くとの予測から、石油消費量は漸減するだろう。
原油暴騰の昨年暮れ、消費国から増産を要請されても応じなかったOPECであるが、昨今のように原油バブルが吹き飛んだ状態になると高姿勢が弱気に転じた。しかし、急に彼らから . . . 本文を読む
何処の国でも、政府機関が正式に記者会見をする時は、国旗を壁に貼ったり、掲揚したりする。それは、国家機関であるとの意思表示である。我が国でも、首相や官房長官が記者会見する時は、会見場に入室して国旗に軽く一礼し、演壇に立つ。
中川昭一財務相は、財務省内に置かれた記者クラブに日の丸を飾って記者会見に臨んだが、一部の記者が抗議した。彼らは頭がおかしいのではないか。そんなに国旗が見たくなければ、記者会 . . . 本文を読む
原子を一つ一つ摘(つま)み上げ、それを思う形に並べる、そうした夢のような話が一部実現した。大阪大学大学院・電気電子情報工学専攻に所属する森田清三教授らの素晴らしい研究成果である。
森田教授らは、「走査型プローブ顕微鏡」と言う機材を用いて、スズ超薄膜表面の特定Sn原子を触針(プローブ)の構成単位であるSi原子で置き換え、「Si」と言う文字を形成させた。Si原子が少し小さいが、両原子とも凡そ直径 . . . 本文を読む
原油価格が上昇したおかげで、産油国ロシアは財政が豊かになった。90年代の末、財政破綻で欧米から多額の借金をしたが、それらはプーチン政権初期に完済していた。プーチン前大統領は、強権政治によってエリツイン政権時代に入り込んだユダヤ系資本家を巧みに追い出し、子分達に国営企業を分割して任せたからだ。
こうしてロシア人経営者が多数登場し、原油価格暴騰で大富豪が沢山生まれた。国家財政も豊かになったから、押 . . . 本文を読む
株価は一旦下がりだすと、不安心理を招いて更に下がるが、普通は買いが入ってそれは自発的に止まる。だが、市場全体に恐怖感が漂っていれば、誰も買おうとしないから下がり続ける。空売りがそれを助長する。そこへ機関投資家やヘッジフアンドの損切り清算が重畳されると、売りが売りを呼んでストップ安を示す株価が続出、大暴落になる。
逆に、暴落後に底値感が生まれると自然に買い気分が市場を支配する。暴落した分を取り . . . 本文を読む
以前のエントリーで、ソマリア沖で海賊船が日本船籍の輸送船を銃撃する事例記事を幾つか紹介した。それで、新テロ特措法審議と共に、ソマリア海域へ自衛艦隊を派遣し、海賊共へ威嚇するため法制化を提案しておいた。
http://blog.goo.ne.jp/charotm/e/4201f9d07b60534af86ee776c756c75c
そうした考えは民主党にもあるようで、衆議院テロ防止特別委員会に . . . 本文を読む
10月10日から連休を挟んでの1週間、東証は暴落と暴騰で揺れ動いた。NYのダウ平均の動きを強く反映したものだ。東証もウォール街も、株式は業績相場ではなくなり、政治相場に変貌した。金融業者のやり過ぎで<経済カタストロフィー>が起き、政治が金融体制に関与するとそれに一喜一憂して市場が反応する。パニック頻度が増加し、カタストロフィーはどんどん深化して行く。
これ程に東証がNY市場や欧州市場の影響を . . . 本文を読む
今年夏に、「グルジア問題」で張り切っていたウクライナだが、<経済カタストロフィー>の煽りを受けて銀行破綻状態。IMFは代表団を2-3日中に同国へ派遣し、同国首脳と議論を行う予定。ハンガリーも経済破綻に追い込まれているらしいし、東欧各国は外貨準備高が少ないから、自国貨幣価値を維持するのに苦労するだろう。下記ブルームバーグ記事参照。
東欧圏ばかりでなく、我が国の近くにも破綻寸前の国家がある。そち . . . 本文を読む