米国下院の「金融安定化法案」否決は、全世界を驚かせた訳だが、この状況を小ブッシュ政権はどのように打開しようとしているのか。
11月29日の下院投票結果は
賛成 208 (民:140; 共:68)
反対 228 (民:95; 共:133)
与党・共和党から133名の反対者が出ていることは、来月上旬の下院議員改選に向けて、有権者の意向を汲んだ反映と見る。日本のように、政党や派閥による投票の「 . . . 本文を読む
麻生首相の所信表明は、民主党に批判ばかりしていないで対案を出せと催促する内容であり、当面は補正予算の成立と「対テロ特措法」延長審議に重点を置いた。また、前内閣との政策整合性を意識して「総合経済対策」を実行し、米国金融危機に弾力的に対応するとした。
実際、米国金融危機は急激な展開を見せているし、シナ産毒食品への処置策も中途半端になっている。今はマスコミが煽る衆議院解散などしないで個別の政策実施 . . . 本文を読む