9月半ばから顕著になった<経済カタストロフィー>は、10月に入って一層深化した。従来の企業評価の指標である株価が、業績を反映せず下がる方向で変動(ボラティリティ)している。これは、半ば詐欺同然の「アングロサクソン型ビジネスモデル」が崩壊し、よりまともなビジネスモデルへ移行しようと暗中模索しているからだ。
単なるバブル状態が弾けたのではなく、戦争を伴わない一種の革命に近い状況が起きている。19 . . . 本文を読む
急な円高が起きたのは、先週1週間の間であった。10月に入って、1ドル=102~105円に張り付いたように円ドルレートは小康状態であったが、ユーロを始め、英国ポンド、豪州ドル、ニュージーランド・ドル、南ア・ランドが毎日のように対円と対ドル下落し、やがてカナダ・ドルもそれに追従した。
10月24日(金)のユーロ下落とドル下落は同期したかのように起こり、1ドル=95円、一時的には1ドル=90.0円 . . . 本文を読む
10月24日、雨の日ではあったが、集まりがあって上京した。上野駅から会場の不忍池の畔にあるホテルへ行く途中は、豪雨に加えて強い風に見舞われる。ホテルに着いて一休みしている内に、雨も風も大分治まって来た。
集会開始までには、まだ3時間位ある。上野の森に位置する東京都美術館までは、歩いて10分ほど。それで、同美術館で開かれている<フェルメール展 光の天才画家とデルフトの巨匠たち>を再度見に行く事 . . . 本文を読む