今世紀に入り、若者達が新聞を読まなくなっている。彼等は、TVを見るけれども、ドラマや音楽番組が中心だ。例外的に、NHKのニュースを彼等の多くは視聴している。太平楽のこのご時勢では、多分それで十分なのだろう。大新聞の経営危機が噂されるのも、若者の新聞離れが大きいと想像する。
下記の産経新聞記事によると、先進4カ国+韓国の中で、日本の若者が一番政治に問題意識を持っているようだ。彼等は、新聞やTVを頼らずに、ネットで国内政治情報を入手しているのではないか。国内4大新聞のwebサイトは、記事間リンクが上手く出来ているし、社説などは時系列的に一覧可能であり、加えて各紙の社説を読み比べる事も容易だ。しかも、無料で閲覧出来る。
日本の若者達は、PCを汎用すると共に、携帯電話を巧みに扱って様々な情報を集める。私達60代の老人は、携帯電話を通話に用いるだけだが、それに比べたら、20代の若者達は携帯電話でネット情報を多様に取り込み、メール交換や交通機関やコンビニ決済など、最新のテクノロジーを大いに活用している。そうした中で、旧態依然とした日本の政治状況を批判的に見る雰囲気が生まれているのだろう。
国内情勢を俯瞰(ふかん)する政治ブログも増えているし、ブログ情報でマスコミが意図的に扱わない事実も把握出来る場合さえある。若者達が、ブログで生き生きと情報を発信しているケースも増えたし、2チャンネル情報で問題の所在を知る事もあるわけだ。
60代以上の政治家は、もっとネット情報を活用しないと、近い将来若者達に置いて行かれるのではないだろうか。
“憂国青年”日本が最多 日韓米英仏調査、「政治に関心」58%
2009.3.28 05:00
内閣府が27日に発表した世界青年意識調査結果によると、日本の青年は調査対象となった5カ国の中で政治への関心が最も高いことが分かった。前回(平成15年)調査と比べても政治に関心があるとの回答は11・3ポイント増え、現状を憂い政治の動向に注目する若者が増えていることをうかがわせた。
調査は日本と韓国、米国、英国、フランスの5カ国の18~24歳までの男女を対象に各国約1000人に実施、平成19年秋と20年秋の2度に分けて、家族や学校、国家・社会、人生観などについて質問した。
国家・社会に関する調査では、「政治に関心ある」と答えたのは、日本が58・0%と最も高く、米国54・5%、韓国49・7%、フランス42・6%、英国33・2%の順。「自国人であることに誇りを持っている」と答えたのは米国が91・2%と最も高く、日本は2番目の英国(84・1%)に次いで81・7%だった。逆に、「国際的視野を身につけている」としたのは日本は最低で27・8%と、1位の米国(52・9%)の半分程度にとどまった。
家族観の項目では、日本は「子供は親から経済的に早く独立すべきだ」が88・6%で最も高く、「わが子に老後の面倒をみてもらいたいと思わない」も韓国の55・4%に次いで2番目に高い50・0%。逆に「どんなことをしても親を養う」は最も少ない28・3%。韓国は日本と同じ傾向で、欧米3カ国は逆の傾向がみられた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280501005-n1.htm
下記の産経新聞記事によると、先進4カ国+韓国の中で、日本の若者が一番政治に問題意識を持っているようだ。彼等は、新聞やTVを頼らずに、ネットで国内政治情報を入手しているのではないか。国内4大新聞のwebサイトは、記事間リンクが上手く出来ているし、社説などは時系列的に一覧可能であり、加えて各紙の社説を読み比べる事も容易だ。しかも、無料で閲覧出来る。
日本の若者達は、PCを汎用すると共に、携帯電話を巧みに扱って様々な情報を集める。私達60代の老人は、携帯電話を通話に用いるだけだが、それに比べたら、20代の若者達は携帯電話でネット情報を多様に取り込み、メール交換や交通機関やコンビニ決済など、最新のテクノロジーを大いに活用している。そうした中で、旧態依然とした日本の政治状況を批判的に見る雰囲気が生まれているのだろう。
国内情勢を俯瞰(ふかん)する政治ブログも増えているし、ブログ情報でマスコミが意図的に扱わない事実も把握出来る場合さえある。若者達が、ブログで生き生きと情報を発信しているケースも増えたし、2チャンネル情報で問題の所在を知る事もあるわけだ。
60代以上の政治家は、もっとネット情報を活用しないと、近い将来若者達に置いて行かれるのではないだろうか。
“憂国青年”日本が最多 日韓米英仏調査、「政治に関心」58%
2009.3.28 05:00
内閣府が27日に発表した世界青年意識調査結果によると、日本の青年は調査対象となった5カ国の中で政治への関心が最も高いことが分かった。前回(平成15年)調査と比べても政治に関心があるとの回答は11・3ポイント増え、現状を憂い政治の動向に注目する若者が増えていることをうかがわせた。
調査は日本と韓国、米国、英国、フランスの5カ国の18~24歳までの男女を対象に各国約1000人に実施、平成19年秋と20年秋の2度に分けて、家族や学校、国家・社会、人生観などについて質問した。
国家・社会に関する調査では、「政治に関心ある」と答えたのは、日本が58・0%と最も高く、米国54・5%、韓国49・7%、フランス42・6%、英国33・2%の順。「自国人であることに誇りを持っている」と答えたのは米国が91・2%と最も高く、日本は2番目の英国(84・1%)に次いで81・7%だった。逆に、「国際的視野を身につけている」としたのは日本は最低で27・8%と、1位の米国(52・9%)の半分程度にとどまった。
家族観の項目では、日本は「子供は親から経済的に早く独立すべきだ」が88・6%で最も高く、「わが子に老後の面倒をみてもらいたいと思わない」も韓国の55・4%に次いで2番目に高い50・0%。逆に「どんなことをしても親を養う」は最も少ない28・3%。韓国は日本と同じ傾向で、欧米3カ国は逆の傾向がみられた。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280501005-n1.htm
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます