陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

北朝鮮ミサイルの迎撃体制は準備完了

2009-03-28 11:50:26 | 国防関連
 先週末より他出が続き、エントリーが出来ませんでした。それにも拘らず、当ブログをご訪問下さった方々に、お礼を申します。

 この数日、当地では雪が降ったり止んだりで、昨夜からの積雪は7-8cmに達し、季節はずれの「なごり雪」に驚いているところ。今朝は、再び一面が銀世界となった。

 さて、3月27日午前の安全保障会議で了承されたので、麻生首相の指示の元に浜田防衛相は「弾道ミサイル破壊措置命令」を自衛隊に下命、これで日本の上空を飛ぶ北朝鮮のミサイルを迎撃するための法的措置は完了した。人工衛星を積んでいるなど、北朝鮮の技術レベルでは考えられないような屁理屈を述べて、彼等はミサイル恫喝を企んでいるのだから、遠慮なく打ち落とせば良い。

 早速、SM3搭載の2隻のイージス艦が出港し、米国イージス艦2隻と共に日本海の警戒に当たるようだ。これらの海自艦船は、米艦との共同訓練も経験しているし、データリンクされているから、効率的な迎撃体制の運用が期待できる。


海自イージス艦が出港 米艦と連携、迎撃態勢
2009.3.28 09:05

 北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」として発射した長距離弾道ミサイルの落下に備える破壊措置命令を受け、海上配備型迎撃ミサイル(SM3)を搭載した海上自衛隊のイージス艦「こんごう」と「ちょうかい」が28日午前、長崎県の佐世保基地を出港した。

 SM3を搭載しないイージス艦「きりしま」も発射時にミサイルの探知・追尾に当たるため、同日午前、神奈川県の横須賀基地を出発。30日ごろまでに、こんごうとちょうかいが日本海に、きりしまが太平洋に展開し、米海軍のイージス艦などと連携し、北朝鮮が4月4~8日と通告した発射に備える。

 米海軍は既にSM3を搭載したイージス駆逐艦「ステザム」などを日本近海に展開。韓国海軍も昨年末に就役した初のイージス駆逐艦「世宗大王」を日本海に派遣する。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090328/plc0903280908006-n1.htm


 2月初旬に比べると、多くの日本人が北朝鮮ミサイル迎撃に理解を示すようになり、国防への関心が一層深まっているのは嬉しい事である。どのようなミサイルを北朝鮮が発射してくれるのか、じっと見守ろうではないか。
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