陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

森祐喜石川県会議員が飲酒運転で辞職

2010-08-09 04:14:12 | Weblog
 石川県の森祐喜県会議員(45)が飲酒運転で逮捕され、議員を辞職した。午前10時と言う時間帯に飲酒してコンビニへ突っ込んだのだから、常軌を逸している。この人物、ネット情報では押尾事件と絡んで、薬物法違反でもしきりに話題になっていた。

 下記読売新聞によると、県会議員としての職務遂行にも相当に問題があり、所属する自民党県連も対応に苦慮するだろう。

 森祐喜容疑者は、森喜朗衆議院議員(元首相)の長男である。親の社会的影響力で県会議員になった側面もあると想像するが、こうした事案は言うまでも無く祐喜容疑者個人の責任が厳しく問われねばならぬ。

 祐喜容疑者が道交法違反で起訴されるかどうか、また、押尾容疑者との関係で、薬事法違反と言う新しい展開があるのだろうか?


森元首相長男、遅刻・早退・居眠りで批判も

 自民党石川県議の森祐喜容疑者(45)(石川県能美市下ノ江町)が7日、酒気帯び運転容疑で逮捕され、議員辞職した。

 元首相の長男が逮捕されるという突然の報に、県議会や自民党県連、後援会関係者らに驚きと、戸惑いの声が広がった。

 県議会では同日午後5時半から、藤井義弘議長と作野広昭副議長が記者会見を行った。会見の約1時間前に、森容疑者の議員辞職願が秘書を通じて藤井議長に届けられ、即日受理したという。理由は「一身上の都合」だった。

 藤井議長は「飲酒運転の撲滅が叫ばれる中、県民の規範とならなければならない県会議員が、こうした不祥事を起こしたことは大変残念。二度とこのようなことがないよう信頼回復に努めたい」と話した。自民党県連としての対応について、福村章幹事長は「10日に役員会を開いて検討する」としている。

 自民党県連によると、森容疑者は逮捕前日の6日夜、谷本知事や岡田直樹参院議員が参加した自民党県連の懇親会を「先約がある」と欠席していた。議員としての公務でも、県議会事務局によると、5日に委員長を務める県議会建設委員会の金沢、加賀地区の地域視察を、6日には加賀地区開発促進協議会の一員としての経産省や国交省への要望活動を、それぞれ急きょ欠席した。以前から、議会の遅刻や早退、居眠りが見られ、議員の中からも「議会を軽視している」と批判の声が上がっていた。

 森容疑者の後援会で、前回選挙対策委員長を務めた又村一夫・JA根上組合長は、取材に対し「事件をテレビで知り、びっくりしている。(森容疑者は)最近は酒を控えていると言っていた。県議なのだから、立ち振る舞いには気をつけてと日頃から言っていたのに。これからだと思っていたので残念」と話した。

 森容疑者は2006年3月、県議会能美市能美郡選挙区補選で初当選。翌年4月の県議選で再選され、2期目だった。同区は定数2人で、2人の欠員が出ないと補選は行わないと公職選挙法で定められている。

 現職県議の逮捕は、07年の長井賢誓議長(当時)の公選法違反(現金買収)事件以来。県議会事務局は「酒気帯び運転で逮捕された県議は記憶にない」と話している。

(2010年8月8日19時56分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100808-OYT1T00088.htm?from=main3
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