京都五山の送り火は、旧盆の8月16日に行われる。現在では、全国版のTVニュースで「大文字」焼が紹介されるなど、盛夏の風物詩として定着、多くの日本人に親しまれている。京都市民も、この古来伝統行事に誇りを持っていることであろう。
今年は、大文字に陸前高田市の名勝であった「高田松原」の倒木が使われるというので、宗教行事としても大変意義のあることと思っていた。ところが大文字保存会は、放射能汚染を考慮して、これを中止する決定。京都市文化財保護課と同保存会自体が採取検査し、問題無しと判断したのにも係わらずである。
何と心の狭い、臆病な人達であろうか!京都は日本の心の故郷として、老いも若きもノスタルジーと憧れを持つ街である。私自身も数多くの寺社を訪れ、程好い歓迎を受けたし、この街に住む知人達も心豊かな印象に溢れている。
僅かだとは思うが、事実を確認もしないで風評に流され、偏狭な考えに拘(こだわ)る京都人がいることを寂しく思う。被災者の哀しい気持ちを理解出来ないのだろうか。
被災マツ、大文字使わず 「放射能不安」で一転
東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」のマツを京都に運び、五山送り火の「大文字」に使う計画が中止になったことが5日、分かった。マツの放射能汚染を懸念する声が京都市などに寄せられたためで、8日に陸前高田市で燃やす方針という。
高田松原のマツを薪にして販売し、復興支援に充てる活動を知った大分市の美術家が6月、大文字保存会(京都市左京区)に打診し、7月中にも受け入れる準備を進めていた。マツは当初約200本用意され、現地の人たちが犠牲になった家族や友人の名前、復興への祈りを記していた。
ところが、7月に入り、京都市文化財保護課や保存会にマツの放射能汚染を不安視する声が寄せられ、インターネットの掲示板などにも反対意見の書き込みが続いた。
飼料の稲わらへの汚染拡大もあり、同課と保存会は同月下旬、全点のかけらを採取して検査した。放射性セシウムは検出されなかったが、保存会全体では受け入れで一致できず、断念を決めた。8日は保存会役員が陸前高田市に赴き、亡くなった人の精霊をお盆に迎える火として燃やすという。
陸前高田市で記入呼び掛けに協力した男性は「避難所でお願いすると進んで書いてくれ、マツは400本近くになった。(中止の件は)正式には聞いておらず、今は話すことはない」という。
保存会の松原公太郎理事長は「書いた方の思いにできるだけ協力したかったが、残念です」としている。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110806000029
五山送り火連合会へは、多数の批判の声が届けられた。
五山送り火被災松使用中止 抗議・非難の電話殺到
2011.8.9 01:23
京都市内で16日に行われる「京都五山送り火」の一つ「大文字」で、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松で作った護摩木を燃やす計画が放射能汚染を不安視する声を受けて中止となったことに対し、京都五山送り火連合会の事務局がある京都市文化財保護課に非難が殺到している。
計画の中止が報じられ、休日が明けた8日朝から同課では電話が相次ぎ、約100件に上った。その大半が「被災者の気持ちを無駄にするのか」「京都のイメージダウンにつながる」などと計画中止を抗議、非難する内容だった。
さらに市政情報総合案内コールセンターにも7日に45件、8日に166件(午後5時まで)の電話とメールが寄せられ、9割以上が中止反対の意見だった。
今回の中止について、福島県飯舘村職員の杉岡誠順さんは「放射能汚染を恐れる気持ちをもつ人がいるのは致し方ない。ただ、今回のことで東北の人々は大変ショックを受けた。中止反対の声もあると聞くと励みになったが…」と話した。
被災者に犠牲者の名前や祈りを書き込んでもらった護摩木は約400本集まった。京都市などの検査で放射性物質は検出されなかったが、汚染を心配する声を受けて大文字保存会が中止を決定。護摩木は8日夜、陸前高田市内で迎え火として燃やされた。
保存会のメンバーは現地で護摩木を写真撮影しており、京都市で別の護摩木に書き写したりして16日の送り火で燃やすという。
被曝医療に詳しい鈴木元・国際医療福祉大教授(放射線疫学)は「放射能を怖がるレベルが極端になりすぎている。護摩木から放射性物質が検出されていないのに、中止を求めたりしたことは過剰反応に間違いない」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110809/trd11080901240001-n1.htm
地元・京都新聞社の記事には、京都市役所の対応が述べられている。
陸前高田市のマツ、「大文字」使用中止に批判集中
五山送り火の大文字保存会(京都市左京区)が、東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市のマツを使う計画を中止したことに対し、「被災地の思いが無駄にする」「京都に裏切られた」などと批判する意見が、8日までの3日間で京都市に約310件寄せられた。
市への意見はメール約180件、電話約130件などで、所管する文化財保護課は一時電話がつながりにくくなった。京都市民を中心に他府県からも多く、「放射性物質が検出されてないのに中止は疑問だ」「京都のイメージダウンにつながる」などと中止の撤回を求めていた。京都新聞社には福島県内の男性から「仕事で京都の物産を勧めていたが、もうやめます」との電話もあった。
市役所内では8日、取材に対し門川大作市長が「今回の決定は残念で寂しい。市として別の形で実現できるよう協力したい」とコメント。陸前高田市長らにマツの一部を残すよう要望したが、現地から「予定通り燃やす」と返事があった。市議会経済総務委員会でも、市議から「風評被害を広げ、京都の信用失墜にもつながる。観光にもマイナス」との指摘が出た。
一方、陸前高田市では、大文字保存会の松原公太郎理事長が、マツに犠牲者の氏名や復興の祈りを書く作業に協力した地元住民に中止を報告、謝罪した。「迎え火をすることで理解していただいた。地元の人が火をともすのを見守りたい」として、8日はマツを組み上げる作業を手伝った。
燃やす前に、書き込みがあった約300本のマツをすべて写真撮影しており、16日の送り火までに、火床で使うマツの割り木に書き写すという。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110808000131
この問題、門川大作市長が決断して実施の方向へ変えることが出来ないのであろうか。日本中から白眼視されるよりも、実施するように保存会を説得することが長い眼で見て得策と思うのだが・・・。
今年は、大文字に陸前高田市の名勝であった「高田松原」の倒木が使われるというので、宗教行事としても大変意義のあることと思っていた。ところが大文字保存会は、放射能汚染を考慮して、これを中止する決定。京都市文化財保護課と同保存会自体が採取検査し、問題無しと判断したのにも係わらずである。
何と心の狭い、臆病な人達であろうか!京都は日本の心の故郷として、老いも若きもノスタルジーと憧れを持つ街である。私自身も数多くの寺社を訪れ、程好い歓迎を受けたし、この街に住む知人達も心豊かな印象に溢れている。
僅かだとは思うが、事実を確認もしないで風評に流され、偏狭な考えに拘(こだわ)る京都人がいることを寂しく思う。被災者の哀しい気持ちを理解出来ないのだろうか。
被災マツ、大文字使わず 「放射能不安」で一転
東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市の景勝地「高田松原」のマツを京都に運び、五山送り火の「大文字」に使う計画が中止になったことが5日、分かった。マツの放射能汚染を懸念する声が京都市などに寄せられたためで、8日に陸前高田市で燃やす方針という。
高田松原のマツを薪にして販売し、復興支援に充てる活動を知った大分市の美術家が6月、大文字保存会(京都市左京区)に打診し、7月中にも受け入れる準備を進めていた。マツは当初約200本用意され、現地の人たちが犠牲になった家族や友人の名前、復興への祈りを記していた。
ところが、7月に入り、京都市文化財保護課や保存会にマツの放射能汚染を不安視する声が寄せられ、インターネットの掲示板などにも反対意見の書き込みが続いた。
飼料の稲わらへの汚染拡大もあり、同課と保存会は同月下旬、全点のかけらを採取して検査した。放射性セシウムは検出されなかったが、保存会全体では受け入れで一致できず、断念を決めた。8日は保存会役員が陸前高田市に赴き、亡くなった人の精霊をお盆に迎える火として燃やすという。
陸前高田市で記入呼び掛けに協力した男性は「避難所でお願いすると進んで書いてくれ、マツは400本近くになった。(中止の件は)正式には聞いておらず、今は話すことはない」という。
保存会の松原公太郎理事長は「書いた方の思いにできるだけ協力したかったが、残念です」としている。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110806000029
五山送り火連合会へは、多数の批判の声が届けられた。
五山送り火被災松使用中止 抗議・非難の電話殺到
2011.8.9 01:23
京都市内で16日に行われる「京都五山送り火」の一つ「大文字」で、東日本大震災の津波で流された岩手県陸前高田市の名勝「高田松原」の松で作った護摩木を燃やす計画が放射能汚染を不安視する声を受けて中止となったことに対し、京都五山送り火連合会の事務局がある京都市文化財保護課に非難が殺到している。
計画の中止が報じられ、休日が明けた8日朝から同課では電話が相次ぎ、約100件に上った。その大半が「被災者の気持ちを無駄にするのか」「京都のイメージダウンにつながる」などと計画中止を抗議、非難する内容だった。
さらに市政情報総合案内コールセンターにも7日に45件、8日に166件(午後5時まで)の電話とメールが寄せられ、9割以上が中止反対の意見だった。
今回の中止について、福島県飯舘村職員の杉岡誠順さんは「放射能汚染を恐れる気持ちをもつ人がいるのは致し方ない。ただ、今回のことで東北の人々は大変ショックを受けた。中止反対の声もあると聞くと励みになったが…」と話した。
被災者に犠牲者の名前や祈りを書き込んでもらった護摩木は約400本集まった。京都市などの検査で放射性物質は検出されなかったが、汚染を心配する声を受けて大文字保存会が中止を決定。護摩木は8日夜、陸前高田市内で迎え火として燃やされた。
保存会のメンバーは現地で護摩木を写真撮影しており、京都市で別の護摩木に書き写したりして16日の送り火で燃やすという。
被曝医療に詳しい鈴木元・国際医療福祉大教授(放射線疫学)は「放射能を怖がるレベルが極端になりすぎている。護摩木から放射性物質が検出されていないのに、中止を求めたりしたことは過剰反応に間違いない」と話している。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110809/trd11080901240001-n1.htm
地元・京都新聞社の記事には、京都市役所の対応が述べられている。
陸前高田市のマツ、「大文字」使用中止に批判集中
五山送り火の大文字保存会(京都市左京区)が、東日本大震災の津波で倒れた岩手県陸前高田市のマツを使う計画を中止したことに対し、「被災地の思いが無駄にする」「京都に裏切られた」などと批判する意見が、8日までの3日間で京都市に約310件寄せられた。
市への意見はメール約180件、電話約130件などで、所管する文化財保護課は一時電話がつながりにくくなった。京都市民を中心に他府県からも多く、「放射性物質が検出されてないのに中止は疑問だ」「京都のイメージダウンにつながる」などと中止の撤回を求めていた。京都新聞社には福島県内の男性から「仕事で京都の物産を勧めていたが、もうやめます」との電話もあった。
市役所内では8日、取材に対し門川大作市長が「今回の決定は残念で寂しい。市として別の形で実現できるよう協力したい」とコメント。陸前高田市長らにマツの一部を残すよう要望したが、現地から「予定通り燃やす」と返事があった。市議会経済総務委員会でも、市議から「風評被害を広げ、京都の信用失墜にもつながる。観光にもマイナス」との指摘が出た。
一方、陸前高田市では、大文字保存会の松原公太郎理事長が、マツに犠牲者の氏名や復興の祈りを書く作業に協力した地元住民に中止を報告、謝罪した。「迎え火をすることで理解していただいた。地元の人が火をともすのを見守りたい」として、8日はマツを組み上げる作業を手伝った。
燃やす前に、書き込みがあった約300本のマツをすべて写真撮影しており、16日の送り火までに、火床で使うマツの割り木に書き写すという。
http://www.kyoto-np.co.jp/politics/article/20110808000131
この問題、門川大作市長が決断して実施の方向へ変えることが出来ないのであろうか。日本中から白眼視されるよりも、実施するように保存会を説得することが長い眼で見て得策と思うのだが・・・。
もう一回津波できれいになればいいのに
陸前高田の薪を引き受け、絵馬を作っている善光寺と善光寺近隣の方達ををどう説明しますか。
今回の『大文字保存会』の騒動は差別という醜い言葉を残し後味の悪い結果になりました。
放射能さえなければ。。そんな思いです。
茶絽主様の言葉にあったように『五山の送り火は、怨念を取り払って魂魄を慰霊する行事』
仏教行事の一環であるにもかかわらず残念す。
仏様は救いを求め、教えを乞う人間をけっして差別することはありませんよね。
今回は『放射能』という邪悪な物質・言葉に振り回さた『大文字保存会』の人たちの『放射能』を恐れる気持ちは十分わかりますし今回の事態を招いた事について保存会の人たちを責める気になりません。
こんな神聖な宗教行事でも『差別』という醜態をさらけ出してししまう『放射能』というと邪悪な特殊性に恐怖を感じます。
放射能については、専門家でも、過去に基準がなく、20数年前のチェルノブイリ事故についても放射線の影響に対する有意な結論は甲状腺等の一部でしかでていないのです。
今もって国内では、プルトニュウムは飲んでも健康に害はないとか、放射線によっては健康を増進するといった情報があります。
もしかしたらこれも本当かもしれません、過去に事例/有意な結論がないからです。
全く未知の世界に入ってしまい、国も専門家も『放射能漏れ』の前では全くの素人状態で右往左往する姿があります。
今回の原発事故の影響は一過性の時間単位で忘れ去られるのではなく、もう一つの『時代』という単位で影響が引きずりる可能性がありす。
大変な不幸の時代に入ってしまいましたね。
放射能量が検出されて、それが如何なるものか検証もせず中止にしたとなると、初めに答えありきだったと思います。
一言で言えば、今回の保存会の対応が京都の体質という事ですよ。
特殊なしがらみで繋がっている風潮なんでしょうね。
この保存会の連絡場所すら開示されていない。
市役所に尋ね、返ってきた連絡先はPHSの電話番号だ。
市民からの反対の意見というのは、一体どんな方法で保存会に伝えられたのか。
伝えた市民というのは、どういう方達なのか、多いに疑問も残る。
これでは、保存会がどんな体質なのか、どんな団体なのか全く不明だ。
松の皮から検出された放射線は、私がTVで聞いた限りの専門家の意見では、燃やしたところで心配はないレベルのものであったそうです。それにも関わらず、現在時点での科学の常識的な水準を「無視して」「万が一」の議論をするのであれば、何の根拠もなく、「福島の人間は放射能汚染されているから、近寄るな」という議論も可能になってしまうのです。それこそ、被災地の食品は、政府が安全だからといっても万が一にことがあるから買うな、という風評被害にも繋がる無知蒙昧の温床です。
保存会の行った判断は、こうした意味において、この現代にも根強く残る無根拠な「差別」
の典型的な出来事だったのです。
この問題を「保存会の人たちも善意だった」のだからと、なあなあな議論にするのではなく、理性的な判断を守るための貴重な議論とすべきではないでしょうか。
善意の名の下に行われる悪意こそ、私が最も恐れる無知蒙昧です。
二転、三転の結果、「高田の松」は五山送り火に参加出来なかった。大変寂しく思うのですが、今はエントリーのタイトルのように、<大文字>保存会を非難する気持ちになれません。
彼らも、何とか「高田の松」を送り火に加えたいと努力して下さったのですから。
このエントリーに関しては、
(1)当初、東北大震災の犠牲の象徴として、「高田の松」を五山送り火に加え、盂蘭盆会の送り火に関与させる理解があった。
(2)300本の薪(護摩木?)の検査をしたところ、放射能は検出されなかった。
(3)それども万一の放射能汚染を考慮し、送り火に加えることを中止した。
このような事実を知って、汚染の可能性が無いのに、過剰反応と風評で送り火に加えないのは、大震災被災者の心を傷つけるのではないかと言う点にエントリーを行った動機がありました。
地元京都市民を含めて、様々な批判があり、五山送り火連合会も、大文字保存会も考え直しをして下さって、送り火に「高田の松」を加えることになった。多くの方々も、ほっとしたと思います。
だが、新たに取り寄せた焚き木500本からセシウムが検出され、京都市関係者、五山連合会としては、焚き木として用いることを断念せざるを得なかった。
2回目に送られて来た焚き木は、1回目とは異なり表皮の付いたものであった点に疑問を感じますし、焚き木1本1本について調べた結果ではないようなので、処理の仕方に工夫があったのでは共、考えたりします。
でも、決断が下り、送り火から「高田の松」自体は取り除かれた。
結果は、被災地の方々にとって辛いものになりましたが、その過程で関係者の方々が真摯に対応して下さったことを感謝したい。
瓦礫の放射能汚染に関しては、政府の方針も定まらず、難しい面のあることも明らかになった。「高田の松」表皮から検出されたCs(137)588Bq/kg、Cs(134)542Bq/kgが燃焼によりどれ位濃縮されるかは全く不明だし、送り火添加中止は一つの判断と考えます。1回目と同じように、芯材部分だけなら、この問題は生じなかった可能性はあるでしょう。
この問題、後に尾を引くことを恐れます。
五山の送り火は、怨念を取り払って魂魄を慰霊する行事であることを思い返したい。
京都では、宗教的行事に携わっているのは俗の塊の連中であることが立証されました。
今後、京都で大文字焼きが行われる度に思い出されますね。
観光で金儲けする為だけのゲスな行事に成り下がったと。
京都の送り火は、死者の霊を弔うためにあったのではないでしょうか? 私の目には、これ以後、京都の大文字焼きは茶番としか映らないと思います。
TVや新聞では京都から申し出たかのように報じられ、いわれもないバッシングを受けているという事実は知られていないのですね。
どうしても感情的に強い怒りが先行してしまいます。
どうしたら怒りが収まるでしょうか?
どこに怒りを向けたらいいでしょうか?
こんなことがなければ、大文字の事案なんて起こらなかったでしょうし。
なぜ、絶対に値する事故『放射能漏れ』は絶対にあってはならないはずなのに。。
安全神話を信じていました。。
放射能漏れは取り返しのつかない事態を引き起こすことは専門家でしたら
十分わかっていたはずですし。どんな恐ろしい事態になるか、
今居住している環境が崩壊するとともに、人間の精神をもむしばみ。。
福島では何人の人が精神的に追い込まれ命をもって。。逃げるしかない人を
つくってしまったか、怒りがこみあげてきます。この怒りをどこに。。。。
今回の地震・津波を。。想定外ににしてしまった。。そんな基準を作ってしまった。。
専門家。。政・官・半民の癒着。。。札束で人の心を動かそうとする。。誘惑。。
心の整理がでいない状態です。。怒りが先行して。。
今後。全国に飛散した放射能により。。国産のお米からはじまり、、あらゆる
国産食品から。。国内で、何百万人から数千万人の。。体内被ばく者が出るかと
思うと暗澹たる気持ちになります。。怒りという感情が収まらない日々が。。
誰にでも、間違いはあると思いますが今回の問題については、私事ではありますが自分の近くにいる方がいわれもないことで糾弾され本来我々いち市民を守るべき立場の人間により批難の的にされ、伝統を踏みにじられ歪曲された情報が流れることにより、愛する地元が傷付けられたことを悲観していたところ、いろいろなサイト等を観覧しているところ茶絽主さまのブログを見つけ、失礼ながらコメントを寄せさせていただきました。
いただいたコメントを拝見させていただきまして、私の言わんとしていることを汲んでいただき誠に恐縮でございます。
騒動もありましたが、今年も無事に送り火の雄姿が見られることに、感慨深い思いでいっぱいです。
日々尽力されている保存会の方々に感謝の意を込め、このたびの甚大な災害で犠牲になられた方へ哀悼の意を込め送り火を楽しみたいと思います。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110812-00000546-san-soci
楓289さんが仰られているように、未曾有の事態です。
だからといってわざわざ放射性物質を敢えて全国に拡散する必要性は全くありません。
風向きや海流などで流されてきたものは致し方ないものとしても、人為的に起こされた事故の有害物質を更に人為的に拡散するのはナンセンス極まりなしだと思います。
そもそも京都市、保存会の問題は件の薪を使おうという偽善的、短絡的思考により起こった問題だと思います。
牛肉の問題でも野菜などの問題でも「被災地支援」の合い言葉に、それを食べた人のがん発生率を引き上げることに何故気がつかないのでしょうか?不思議でなりません。
かのチェルノブイリは『今』でさえ、放射能汚染が残り、稚児から大人に至るまで体調不良や発ガン率が上昇しています。
事故から四半世紀経った今でもです。
直接被爆していない幼児などにも何故影響があるのかは既に周知のことでしょう。
汚染された食物からの内部被爆が一番の原因と考えられています。
25年経った現在に於いてもです!
それを汚染された薪を京都盆地を囲む山で燃やし、京都盆地全体にそれらをふりまくなんてことは人間として賛成できません。
放射能を浴びたい人は自分だけですきなだけ浴びて下さい。
自分の身には降りかからない、或いは他人も巻き添えにするような犯罪まがいのことを安易にするべきではありません。
「がんばろう東北」も「がんばろう日本」も良いですが、もっと根本的に大切なことが何か欠けていることに皆さん気がつかないのでしょうか。
被災地産地の生産物を食べても100%安全で、微塵も人体には影響がないと言える人は識者であれば誰もいません。
事実影響があるのですから。(全てが有害とは言いませんが、少なくてもセシウムが少量でも検出されていれば国の基準に関係なく影響が皆無とは言えません)
それを認識した上で放射能汚染されたものを食べさせようなんてことは、犯罪と同じです。
色々なお話を教えて頂き、お礼を申します。
最初にボタンの掛け違いがあったわけですね。
私も、五山の送り火の準備は大変だろうなと想像します。火路を整備し、薪を丁寧に積み上げ、火が走るように工夫しなければならない。どの保存会にも、それを行う伝統技があるのでしょうし、作業も体力が必要ですね。
私達、送り火観覧者は保存会の努力を思い起こしたいです。
色々なこともありましたけれども、大文字保存会は方針転換し、「高田の松」を送り火へ加えることに決定したようですね。その英断を高く評価したいところ。
ご指摘のように、マスメディアは正確な情報伝達を心掛けるべきなのですが、中々改まらない面が多い。ネットでそれを大いに指摘して行きたいと考えます。
多くの京都市民もこの問題で心を痛めたと思いますが、五山揃って「高田の松」を薪に加えるようになり、ホッとされておられましょう。
8/16の夜は、大震災被災者の慰霊も含めて頂きつつ、五山の送り火が空を焦がす様子を拝見しようと思います。
返事有難うございます
う~~ん 余りに短絡な結論を出して
反響の大きさに戸惑う保存会
もう少し大人の考えが 被災者の気持ちを踏みにじる 現在まさしく放射能で苦しんでる人達が沢山いらっしゃる中で もっと思慮深い歴史ある京都人で欲しかったですね 今後の対応を見守ります
自分は、地元の行事が批難を浴びているので心苦しく思っている一人です。
と言いますのも、自分の職場に大文字保存会の会員の方がおりその方から直接、騒動の発端となった会議の全貌を本日お聞きいたしました。
今回の騒動の発端となった8/1の連合会の定例会議で二名の方から質問として①「昨今、セシウム(放射能)が問題視されているが、燃やすことにより拡散しないのか?」②「うちの山を燃やさないとするとどうするのか?」と言う質問を保存会会長へ投げかけたとのことです。
時間も遅く、その日は会議が終わり保存会会長が京都市にその質問を報告したとのこと。
ここで、皆さんに知っておいていただきたいのが、定例会の内容は京都市に逐一報告をしているということです。京都市の見解「聞いていない、伝統行事には口出しできない」と言い放った京都市の対応に憤りを感じます。
大文字保存会の質問を決定とはき違え、立場が悪くなれば、「関係ない」と言い放ち責任逃れをし、全てを保存会に押し付ける京都市に謝罪を求めたいです。
正しい情報を流す事がマスメディアの仕事なら、事実を歪曲せずに真実を報道していただきたいです。
毎年、恒例行事となっている送り火にケチをつけられ悲しいです。
観光として京都市も潤っているというのに。
保存会の方は毎年暑い中、山の整備等を無償でやられています。
そんな方々を悪者にしていいのでしょうか?
この問題に関しては、一部京都市民の偏見と過剰反応が生み出したものと思います。市の関係者も戸惑っているようだし、観光協会は遺憾の意を表している。
貴台のお気持は良く分かりますが、京都産品のボイコット運動は正直賛成出来ません。一定期間、京都と距離を置く人達も出るのは仕方ありますまい。
大文字保存会理事長と、京都市長のリーダーシップ欠如は大いに非難されるべきと思います。
返答のコメントいただきおそれいります。
詳細に放射線数値ご提示いただき参考にさせていただきました。
今回の原発事故で日本は放射線という重く苦しい。負担を背負いながら
歩んでいかなくなりましたね。放射能に怯えながら、これから長い々。。
何十年という時間を。。。京都でも放射線機器で測れるほどの放射線量があるんですね。
今問題は未知の世界になるようですが、機器で計測できない低放射線による発がんの
可能性ですね。海外文献ではかなりの影響があるようですが未知の世界ですから怖いです。
まして日本の放射能の専門家では判断できない世界ですから。
よく政府から発表される食品の放射線量について『ただちに健康に影響する数値ではない、』
との専門家の助言を受けたとはおもえない責任のがれのコメントに嫌悪感をかんじます。
あまりに政治的なあいまいな責任放棄の言葉に!!
今現在発がん物質として一番恐れられている自然界にない核放射性物質に
全国が大かれ少なから汚染されている日本で、お互いに核汚染を共有しながら
戦わなければならないのに、今回の大文字焼きのような差別を助長するような
事柄がこれからも繰り返されると思うと悲しくなります。
当たり1480ベクレルの放射性セシウムが検出されたと発表した。
京都市の空間放射線量は、それ程高いのですか。京都市のHPには、市内中心部の測定値が明示されていませんが、伏見区で 0.03マイクロシーベルト/hrと報告されています。
また、個人の測定値では烏丸四条付近で 0.1マイクロシーベルト/hr程度(GMカウンター)。
参考までに、米沢市は0.09マイクロシーベルト/hr、福島市はホットスポットがありますが、1~2マイクロシーベルト/hr。
私は、京都市のデータを見る限り、送り火を中止する必要は無いと考えます。
今回の対応に反省を求め 京都不買を提案したい 心ある京都の対応が見られる迄 私は京都には行かない 製品を買わない 徹底して反省を求めます サントリーの蝦夷発言がやはり本心かと思います
福島での水素爆発での放射能飛散は日本だけではありません。京都市そして大文字焼きをする一帯にも。。かなりの放射能が降り注いでいます。もし放射能の飛散が心配ならば。、大文字焼きそのものを中止したほうがいいのではありませんでしょうか?
再度保存会の皆さんで検討してください・。
放射能の認識を再度勉強されますよう進言します。