50年に一度という豪雨災害、24時間で降雨量200mmも降り続けは河川氾濫や土砂崩壊が起きる可能性は一挙に高くなる。わが国の河川は急流が多いので、限界を超えた水量が持つ堤防への破壊力は凄まじい。
9月9日に始まった今回の豪雨(線状降水現象)で、茨城県常総市(鬼怒川下流域)、宮城県大崎市(渋井川流域)で堤防決壊が起き、相当な被害が出ている。現在死者・行方不明者25名と報道されているが、犠牲になられた方々へ心より哀悼の意を捧げます。
被害拡大、全容つかめず=鬼怒川決壊、子どもら不明22人―栃木・宮城で3人死亡
9.11 16:44 時事通信
関東や東北地方を襲った記録的な豪雨による被害は11日、宮城県などで河川の決壊や氾濫が相次ぎ、東北地方に拡大した。鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では安否の分からない人が、8歳の子ども2人を含めて22人おり、被害の全容は依然明らかになっていない。死者は栃木・宮城両県で計3人となった。
気象庁は11日午前、栃木、茨城両県に出していた大雨の特別警報を全て解除。同日未明、新たに宮城県に大雨特別警報を出した。
茨城県警によると、常総市では救助を求めた後、連絡が取れない人が22人いる。8歳から70代で、中にはいったん避難しながら家の様子を見に戻り、安否が確認できなくなった人もいるという。住宅ごと流されたとの目撃情報もあり、増える可能性もある。
一方、宮城県大崎市の古川西荒井地区では11日午前、渋井川の堤防3カ所が決壊。孤立した住民を救出するため、市は県を通じ、自衛隊に災害派遣を要請した。
また、同県栗原市では三迫川が氾濫し、車ごと流された女性(48)が死亡。車で外出した男性(62)が行方不明になっている。
栃木県日光市で重体になっていた男性(25)は11日午前に死亡。同県鹿沼市の土砂崩れで亡くなった女性(63)を含め、豪雨災害の死者は3人になった。
警察や消防、自衛隊などは11日も5800人態勢を維持し、各地で救助活動を続けた。ヘリコプター52機を投入、ボートなども使い、孤立した住民を救出した。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-150911X136.html
TVで、ヘリコプターによる自衛隊員の孤立避難者に対する救出活動を見ていたが、都市部は電線が多く、マスコミのヘリも飛び交い、危険な作業である。訓練の成果を活かして、多数の避難者を救出する自衛隊員に厚く敬意を表する気持ちが湧く。
災害大国である我が国は、国防作戦遂行と共に、災害救助のために高性能ヘリコプターが必要だ。現在は、陸自、海自、空自合わせて50機強が配備されているらしいが、防衛省は適正数として150機を要求しても中々認められないと言う。台風襲来、火山噴火が相継ぐ昨今、財務省の柔軟かつ妥当な判断を期待したい。
山形県東南部(最上地方など)でも、豪雨のため増水した河川で堤防越水が若干見られたが、大事に至らなかった。山間部を走る山形新幹線は運行中止になり、一部国道が寸断された。こうした状況がTV全国放送されたようで、各地に住む親族、友人、知人から我が家へも見舞いの連絡が10件以上届いた。でも、我が家は何の影響も無いし、停電や断水にも縁遠い存在。お見舞いにお礼を申しつつ、安寧に過ごしていることをお伝えする次第。
9月9日に始まった今回の豪雨(線状降水現象)で、茨城県常総市(鬼怒川下流域)、宮城県大崎市(渋井川流域)で堤防決壊が起き、相当な被害が出ている。現在死者・行方不明者25名と報道されているが、犠牲になられた方々へ心より哀悼の意を捧げます。
被害拡大、全容つかめず=鬼怒川決壊、子どもら不明22人―栃木・宮城で3人死亡
9.11 16:44 時事通信
関東や東北地方を襲った記録的な豪雨による被害は11日、宮城県などで河川の決壊や氾濫が相次ぎ、東北地方に拡大した。鬼怒川の堤防が決壊した茨城県常総市では安否の分からない人が、8歳の子ども2人を含めて22人おり、被害の全容は依然明らかになっていない。死者は栃木・宮城両県で計3人となった。
気象庁は11日午前、栃木、茨城両県に出していた大雨の特別警報を全て解除。同日未明、新たに宮城県に大雨特別警報を出した。
茨城県警によると、常総市では救助を求めた後、連絡が取れない人が22人いる。8歳から70代で、中にはいったん避難しながら家の様子を見に戻り、安否が確認できなくなった人もいるという。住宅ごと流されたとの目撃情報もあり、増える可能性もある。
一方、宮城県大崎市の古川西荒井地区では11日午前、渋井川の堤防3カ所が決壊。孤立した住民を救出するため、市は県を通じ、自衛隊に災害派遣を要請した。
また、同県栗原市では三迫川が氾濫し、車ごと流された女性(48)が死亡。車で外出した男性(62)が行方不明になっている。
栃木県日光市で重体になっていた男性(25)は11日午前に死亡。同県鹿沼市の土砂崩れで亡くなった女性(63)を含め、豪雨災害の死者は3人になった。
警察や消防、自衛隊などは11日も5800人態勢を維持し、各地で救助活動を続けた。ヘリコプター52機を投入、ボートなども使い、孤立した住民を救出した。
http://news.goo.ne.jp/article/jiji/nation/jiji-150911X136.html
TVで、ヘリコプターによる自衛隊員の孤立避難者に対する救出活動を見ていたが、都市部は電線が多く、マスコミのヘリも飛び交い、危険な作業である。訓練の成果を活かして、多数の避難者を救出する自衛隊員に厚く敬意を表する気持ちが湧く。
災害大国である我が国は、国防作戦遂行と共に、災害救助のために高性能ヘリコプターが必要だ。現在は、陸自、海自、空自合わせて50機強が配備されているらしいが、防衛省は適正数として150機を要求しても中々認められないと言う。台風襲来、火山噴火が相継ぐ昨今、財務省の柔軟かつ妥当な判断を期待したい。
山形県東南部(最上地方など)でも、豪雨のため増水した河川で堤防越水が若干見られたが、大事に至らなかった。山間部を走る山形新幹線は運行中止になり、一部国道が寸断された。こうした状況がTV全国放送されたようで、各地に住む親族、友人、知人から我が家へも見舞いの連絡が10件以上届いた。でも、我が家は何の影響も無いし、停電や断水にも縁遠い存在。お見舞いにお礼を申しつつ、安寧に過ごしていることをお伝えする次第。
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