陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

福岡高裁判事が痴漢をして逮捕される

2009-02-09 11:07:41 | Weblog
 この世は、半ば狂っているから、色々な事件が起きる。昨日は、68歳の弟が金銭の諍いで実兄(74)を殺すなどと言う話もあった。老い先も短いだろうに、実の兄弟間で殺人事件発生などと言う事は俄かに信じ難いが、全てカネ絡みの当世ゆえ、余程の憎悪が老いた二人の間に生じたのだろう。

 性犯罪は、形を変えながら益々増えている。若い女性にとっては、実に迷惑な話だ。それに、教師や警官が痴漢として事件に登場しても、余り驚かなくなった。下級裁判所事務官なども、時折痴漢を働くようだが、現職の高等裁判所判事(52)が痴漢で逮捕されたのは些か驚きだ。

 この判事は、福岡地裁判事をしていた8年前、わいせつ事件を起こした被告に実刑判決を下していると言う。最高裁判所は、この判事を免職にするのだろうか。


わいせつ容疑で高裁判事逮捕 バス車内で女子短大生の体触る 宮崎 
2009.2.9 09:03

 宮崎県警都城署は8日夜、福岡発宮崎行きの高速バス車内で眠っていた女性の体を触ったとして、準強制わいせつの現行犯で福岡高裁宮崎支部判事、一木泰造容疑者(52)を逮捕した。「触っていない」と容疑を否認しているという。

 調べでは、一木容疑者は8日午後9時ごろ、高速バスの窓際の席から、通路側の隣席で寝ていた宮崎県内の女子短大生(19)の体を触るなど、わいせつな行為をした疑い。

 短大生は同9時40分ごろ、都城市内のバス停で降りる際、「今から警察に言うので降りてください」と告げたが、一木容疑者は車内にとどまった。短大生は運転手に被害を届け出た上で、自ら「体を触られました」と携帯電話で110番通報。約20分後に駆け付けた同署員が車内の席に座っていた一木容疑者を取り押さえたという。

 一木容疑者は福岡の自宅から単身赴任先の宮崎へ戻る途中だった。高速バスは乗客約30人でほぼ満席だったという。

     ◇

 一木容疑者は福岡県出身。昭和61年に司法試験合格。福岡地裁判事補、岡山地家裁判事、福岡地家裁判事、同地家裁田川支部長などを経て、平成19年4月から現職。福岡地裁判事だった平成13年、勾留(こうりゅう)中の2女性にわいせつな行為をしたとして、特別公務員暴行陵虐罪に問われた元福岡県警留置管理係主任の巡査部長の判決公判で、「職業倫理を甚だしく逸脱し悪質だ」などと述べ、実刑判決を言い渡していた。

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090209/crm0902090904005-n1.htm

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