陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

東京都知事選の候補者

2007-03-28 03:34:35 | Weblog
 東京都知事選挙で、石原慎太郎知事の有力(?)対抗馬になった元宮城県知事の浅野史郎氏、「日の丸」・「君が代」発言、民団(在日韓国人団体)への支援要請、そして選挙費用が1900万円赤字であると哀訴、なかなか話題に不足しない。一方の石原知事は、こんなことをやっている。

――――――――(引用始め)

選挙:神奈川県知事選/東京都知事選 松沢氏と石原氏、相互に応援演説
 ◇社民、民主に波紋

 神奈川県知事選で民主、社民両党の支援を受ける現職の松沢成文氏が告示日の22日、東京都知事選で自民、公明両党の支援を受ける現職の石原慎太郎氏と相互に応援演説を行ったことが波紋を広げている。社民党の福島瑞穂党首は23日の記者会見で「石原氏を応援する松沢氏は支持できない」と述べ、党県連が決めた支持方針を撤回する考えを表明した。

 松沢氏が衆院議員時代に所属していた民主党の鳩山由紀夫幹事長も同日の会見で「はなはだ残念だ」と不快感を表明したが、支援は継続する考えを示した。

【山田夢留】毎日新聞 2007年3月24日 東京朝刊
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/senkyo/archive/news/2007/03/20070324ddm005010107000c.html

―――――――(引用終り)

 東京都と神奈川県は、「安全・安心」で連帯しますとのサインなのだろうか。首都圏ミサイル配備の問題、外国人犯罪の急増など、両自治体には連帯して取り組まねばならぬことが多い。

 私は、都知事選に投票出来ないが、仮にやれるなら消去法で石原知事に投票したい。他の候補者では、首都の指導者として不安だから。それに、東京都の財政は、石原都知事のおかげで黒字経営になっている。浅野氏では、宮城県政の実績から判断して、また赤字転落になる可能性がある。美濃部都政の再現は誰も望まないであろう。

 浅野氏は59歳、鳩山由紀夫氏、菅直人氏と同年の団塊の世代である。鳩山・菅両氏を見れば分かるように、この団塊世代の政治家、高級官僚、経営者たちには、大きな特色がある。それは、

  思索の欠如
  歴史を軽視した思い付きの行動
  優柔不断
  無責任
  小さな仲間で徒党を組む
  基本能力に欠ける
  目立ちたがる
  左巻き思考(追記)

 と言う共通項である。常々、団塊世代の権力者には、早くその立場を去って後継に道を譲ってほしいと願っているが、日本の選挙は人気者へ票が集まり易いから、今回は石原氏も油断は出来ないだろう。
 
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