陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

寂しさが増す山形空港(東根市)

2010-10-30 21:08:22 | Weblog
 本日(10/30)を以って、山形―新千歳(JAL往復1便)、山形―小牧(JAL往復1便)は運休し、残る定期便は、山形―羽田(JAL往復1便)、山形―伊丹(JAL往復3便)のみとなった。運行再開の見込みは殆ど無し。JALの合理化推進策とは言え、何とも寂しいことである。

 以前は、ANAの羽田往復便、JALの福岡往復便もあって、年間約70万人が利用(1992)していたが、現在は年間17万人程度に減少、今回の2路線運休で、益々利用客は減ることだろう。

 私は、9月下旬、山形―新千歳便往復を利用したが、それが最後になった。フライト時間1時間+JR乗車30分で札幌へ行けるので、中々都合が良かった。サクランボ産地で著名な東根市に位置する山形空港、その駐車場は無料であるから、乗り付けた自家用車を1週間程度置いたりして、実に気楽であった。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E5%BD%A2%E7%A9%BA%E6%B8%AF

 山形―小牧便を最後に利用したのは昨年9月、小牧空港から名古屋市内までは、リムジンバス利用で僅か20分程度、これも名古屋出張に便利であった。小牧の飛行場は県営化され、かつての国際空港の面影が失われていたのには驚いた。

 山形県には、もう一つの空港として酒田市と鶴岡市の中間地点に庄内空港があるが、こちらの庄内―伊丹便は2年前に廃止され、現在の定期便はANAの羽田往復4便のみ。地方空港間の連絡便は山形空港を含めて全く無い。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BA%84%E5%86%85%E7%A9%BA%E6%B8%AF

 これから北海道へ出掛ける場合は、JR福島駅へ行き、そこから寝台特急<北斗星>に乗って出掛けることにしよう。旅を楽しみながら、のんびりと食堂車で時を過ごすのも悪くは無い。
コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 世界の報道自由度ランキング... | トップ | 菅内閣支持率が急低下(11... »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
こんにちは。 (山形県民)
2010-11-06 07:02:58
何故に仙台空港を利用しないのか不思議です。私は山形市民ですが、通常、札幌への出張は仙台空港を利用します。便数も豊富で日帰り出張が出来る上に往復で22000円と山形空港に比べて安いです。駐車料云々をおっしゃる方がおられますが、セクリテイ完備の仙台空港近辺の駐車料金は1日で500円です。山形ー新千歳便、小牧便が何故に廃止になったのか???、それは50人乗りの超小型気でも利用者が少なくて採算ラインに届かなかったからです。庄内空港は160~280人乗りの機種で平均搭乗率は60パーセントの採算ラインを超えておりますので山形空港とは大違いです。
返信する
仙台空港は遠いです (茶絽主)
2010-11-06 23:20:30
山形県民様

今晩は
仙台空港は、我が家から遠いです。
同空港まで自家用車で2時間半位。沖縄や、香港へ行く時など利用しますが、仙台ー新千歳便は数回利用しただけ。
山形ー新千歳便、山形ー小牧便は、ボンバルディアCRJ-200(カナダ製;50人乗り)でしたが、私が利用した時は何時も殆ど満席でした。この所、東海地域は景気が良くないので、小牧便搭乗率は減っているのでしょう。
山形ー伊丹便は、往復3便共かなり搭乗率が高いと思います。大阪・京都方面へ行くのに実に便利です。
山形市、米沢市、それに村山・置賜地域の人々が、もっと山形空港を利用してくれたら廃便にならなかったのでしょうが、山形県民は概してあまり外に出たがらない傾向がある。
羽田発国際便が増えたので、山形ー羽田便は搭乗率が増えるかも知れない。
また、コメントして下さい。
返信する
こんにちは。 (山形県民)
2010-11-07 06:42:04
こんにちは。恐れ入りますが、あなたのような方々がいるから…という名目で山形県は(山形空港に)巨額の税金を補填してまで維持させたり、死に体のJALに無理を言って路線存続を強いているのでしょう。あなたが乗った時は混雑していたかもしれませんが、それは極めて希有なケースであり、平均搭乗率が50パーセント前後では路線存続には繋がりません。多くの人は仙台空港を利用します、あなたのようなごく一部の人の利便性の為に山形空港は維持すべきではありません。東京便に関しては運航自体が論外であり、一日に一往復しか無いのに羽田の国際化で海外との往復が便利になるのでしょうか???(笑)。

>山形ー伊丹便は、往復3便共かなり搭乗率が高いと思います。

山形新聞にJAL関係者の話として掲載されていましたが、運航開始以来、一度も黒字に為ったことがないそうですよ。
返信する

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事