陸奥月旦抄

茶絽主が気の付いた事、世情変化への感想、自省などを述べます。
登場人物の敬称を省略させて頂きます。

JR東海が新幹線内でのネット接続サービスを提供

2008-12-19 18:25:46 | Weblog
 長距離列車に乗った時、私は携帯電話(au)でパソコン通信をすることが多い。だが、それは市街地に限られ、トンネルに入れば通信は忽ち遮断される。これだけインターネットが用いられる時代だから、せめて新幹線の中では自由にネットを使えたら良いなと思っていた。

 そんなこともあって、内需拡大策の一つとして、全国の新幹線内でネット接続サービスをするよう、国家がJR各社を資金援助してはどうかと提案したのだが、JR東海は東海道新幹線で来年3月からそれを実現するようだ。産経新聞によると

東海道新幹線の車内でネット接続 来年3月スタート
2008.12.19 16:32

 JR東海は18日、東海道新幹線 N700系(東京~新大阪間)の車内インターネット接続サービスについて、2009年3月のダイヤ改正と同時に開始すると発表した。

 「HOTSPOT」と「Mzone」、「BBモバイルポイント」「UQ Wi-Fi」が対応する。

 N700系車内でのインターネット接続サービスは、事前に契約した公衆無線LANサービスのIDとパスワードを使って、無線LANによるインターネット接続が可能なサービス。車内での通信速度は、下り最大2Mbps、上り最大1Mbpsになる。また、乗換情報などを掲載したポータルサイトも開設される。

 JR東海では、2006年6月にサービス概要を公開。その後、2008年6月にNTTブロードバンドプラットフォーム(NTTBP)と提携して、サービス準備を進めていた。

 今回、2009年3月のダイヤ改正に合わせて、車内インターネット接続サービスの提供を決定。当初の対応サービスは。NTTコミュニケーションズの「HOTSPOT」、NTTドコモの「Mzone」「mopera U(U『公衆無線LANコース』)」、ソフトバンクテレコムの「BBモバイルポイント」、UQコミュニケーションズの「UQ Wi-Fi」。

 上記サービスの契約者であれば、車内インターネット接続サービスのほか、東海道新幹線の全17駅での無線LANサービスの利用が可能になる。駅内での通信速度は、最大54Mbps。

 なお、対応サービス事業者のうち、UQコミュニケーションズ(UQ Com)の「UQ Wi-Fi」は新規の公衆無線LANサービスとなる。UQ Comでは、2009年2月よりモバイルWiMAXの提供を予定しているが、ユーザー利便性を向上させるため公衆無線LANサービスの提供を決定したという。

 UQ comによれば、具体的な料金体系やサービス開始日は、2009年以降に予定するモバイルWiMAXのサービス発表と合わせて公表する考えという。なお、今回のN700系および東海道新幹線の駅以外の提供エリア拡大は、現時点で未定としている。
(Impress Watch)
http://sankei.jp.msn.com/economy/it/081219/its0812191636000-n1.htm


 2Mbpsの通信速度なら、写真イメージ伝送は別として通常のHP閲覧、そしてメール通信に問題は無い。また、東海道新幹線各駅で HOTSPOT が使えるのも有難い。

 JR東海は、<のぞみ>を別にして現在も<ひかり>や<こだま>に喫煙車両を残すなど、顧客サービスに熱心である。今回のインターネット接続サービスに踏み切ったのも、そうした姿勢の現れであろう。それに比べて、JR東日本は何かと杓子定規な姿勢が目立ち、更に大事な新幹線技術をシナ・中共へ平気で譲り渡すなど、強い疑問を感じている。早く東北新幹線や上越新幹線車中でインターネット接続が出来るように努力して欲しい。
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1 コメント

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JR東海 (kousotsudr)
2008-12-21 08:44:02
お久しぶりです。
JR東海管内の人間ですが・・・

>喫煙車両
>支那中共への技術売り渡し

確かにそういう見方もありますね。

未だにオンラインチケット予約サービスが有料(契約必要)なのはJR東海だけなので、そういう意味で嫌いです、頭の固さが(笑)

私はもっぱら車内ではノートPC&b-mobile3G(3.6M)です。
結構使えますよ。
勿論、トンネルでは切れますけど。
失礼しました。

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