Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

英国式スローライフ

2011年10月04日 | Weblog

                 

4連休となった先週末、暇つぶしに図書館へ。手島龍一の「ウルトラダラー」と大原照子の「英国式スローライフのすすめ」を借りてきた。

「英国式・・・」は料理研究家だった大原照子さんの長年に亘る英国留学とその後の度重なる英国訪問を通じて彼女が学んだり、感じた”彼の国に於ける老後の過ごし方”について纏めたものである。今まさに其の時を迎えているEdにとってはとても示唆に富む内容だった。

例えば、質素・倹約に努め、自分の身の丈にあった生活をすることの大切さ。日本では義理とか見栄を張って無理をする場合が多いから大いなる反省点である。旅行にしても大枚をはたいて海外へ出かけるのではなく国内の身近なところでいくらでも旅を楽しむことはできる。

質素ではあっても”みすぼらしい”生活をするのではなく、お金を掛けずに出来るだけ何でも自分でやる。手作りの料理やお菓子、洗濯や掃除、家や庭の手入れ、ボランティア活動など等自分でできることは他人に頼まない。他人に頼めば有償、つまり出費となると心得なさい。

また外出や来客で他人と接する際は常に身だしなみをきちんとする。上等なものを着るという意味ではなく清潔で小ざっぱりした服装を心がける。

子供や兄弟に頼らず自立して生きてゆくことが大切。そのためには精神的のみならず肉体的な自立も必要で、年齢の如何を問わず出来ることは何でも独りでやる心構を持つ。年齢による衰えは致し方ないのだから愚痴を言わず最大限の努力をする。無駄使いをしないということは、経済的に自立することに通じる。

億劫がらずに外出し、いつも世間への窓口を大きく開いておく。つまり友達を大切にし、新たな友達つくりにも努める。

・・・といったようなことが印象としてEdの心に残った。贅沢の意味合いが日本とは大分異なり、質素であっても心地よい空間でゆったり生きることが英国流。今の日本では高価なものを身にまとい高級なレストランで食事をし高級車にのること、つまり金銭的な意味合いばかりが強い。

英国流を知って、財産の無いEdは何だか少しホッとしている(笑)

                  

            ☆写真は英国観光庁ホームページから借用



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2 コメント

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質素でもみすぼらしくない (猫田ぼーいち)
2011-10-05 22:40:52
あー、ステキですね。
コレこそ、生き方が優雅という感じです。
ワタシはうっかり
見た目からしてビンボー一直線なので
気をつけたいと思います。

そして、高尾山登頂の話にも感動致しました。
ワタシには登れません。
スミマセン、体力がありません。完敗です。
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いいよねえ、この考え方 (Ed)
2011-10-06 16:01:09
猫田クンは、今は好きなことにヒタスラ熱中して、お金には換えがたい”財産”を蓄え中なのだ!
見た目のビンボー、心は錦だよ!
Edと一緒だ^^!(またかよ!って云うな)

高尾山は、感動なんかしてないで次一緒に
登るべぇじゃんか(何処の言葉だ?)
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