平成22年度の確定申告を済ませてきた。
これで4回目なので前年度のものを見ながら下書きを済ませ、町役場では清書をするだけ。
提出窓口で一箇所訂正があった。22年中に支払った生命保険料の金額を入れる欄に、計算した控除額を入れてしまったのだが、日本の税制では支払った全額が控除対象にはならず、納めた額に応じてシチメンドクサイ計算式を使って控除額を算出させる。両者に大した違いはないのだし、本来は全額控除対象にすべきではないのか? 要するに役人が”如何に控除金額を少なくするか”ということをゴマかすために、わざわざ訳の分からない計算をさせるのである。全く下らない。
大企業ならイザ知らず個人や零細企業の確定申告はもっと単純で分かりやすいシステムに改めるべきだ。分かりづらく、複雑怪奇なシステムのせいでこの期間中は相談窓口に大勢人を配置せねばならないし、時間と税金の無駄使いだ。
サラリーマンやってた頃は確定申告なんて縁がなかったから全て会社任せで、一体自分が年間どれくらい税金を納めているか、高いのか安いのかあまり関心がなかった。精々年末調整で、取られすぎた分が返されて嬉しがっていたくらいのもの・・・我ながら今にして税に対する意識がお粗末だった!それからすれば日本の税システムを多少知っただけでも利口になったというべきか(笑)
ま、それもこれも、サラリーマンには必要経費などメンドイことは認めさせず、十羽ヒトカラゲで会社が計算し易いよう、且つ個人には文句を言わせず税金が巻き上げられように、「お上」がシステムを作ってあるからだ。まったく、役人というのは何処まで悪賢いのか・・・
毎年この時期になると出てくるEdの繰言なのです^^!
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