娘夫婦は近く(千葉市)に住んでいるので毎年正月は自宅に遊びに来るのだけれど、今年はカミサンの気分が優れずということで集まるのは中止となった。その代わり、2月にどこかで食事会をしようと約束してあったので、19日(日曜)千葉市内の和食「つれづれ」で遅い”新年会”をやった。
ここは毎年1回くらいは夏の花火大会とか冠婚葬祭の打ち合わせなどがあると利用していたが、去年は一度も利用しなかった。湯葉、豆腐が専門ということになっているが、そのほかの料理も値段は手ごろでまあまあ美味しい。2週間ほどまえに予約しておいたのだけれど掘りコタツ式の静かな和室4人部屋を取っておいてくれた。
先ずはビールで乾杯! 4人ともお酒は大好きで、今日は我々も電車で来たから全員心おきなく飲める。毎回、飲むと被害妄想気味の娘が些細なことで荒れるので、初めにクギを刺しておいたのだが、案の定今回も飲むほどに話がややこしい方に流れて最後はまた大声で話すハメになった。
以前も書いたことがあるけれど、東京から千葉へ引っ越してきたのは彼女が小学1年生の時。東京にいた頃は極フツーの子で学校の成績もわるくなかったし友達も沢山いた。それが千葉に来てから暗転してしまった。づっと後になってから分かったことだったけれど、転校して直ぐにイジメにあった。学校に行きたくないと言い出し、登校拒否が始まった。親は思い余って担任の女教師に相談したのだけれど、そのバカ教師は「さあ・・分かりませんねえ・・」というばかり。何年も後から分かったことだけれど、原因はその教師が「給食をスッカリ食べさせる」ことに偏執していたためで、神経質な娘は嫌いなものが喉を通らず、昼休み中外に出してもらえなかったのだという。何のことは無い教師が生徒をイジメていたわけだ。
それが切っ掛けで娘はスッカリ学校嫌いになり、以来中学、高校ともロクに勉強もせづに過ごしてきた。だから劣等感と被害者意識が強く、ことあるごとに自分が他人から馬鹿にされたり悪く思われているという誤解、思い込みが激しい。
今は結婚して夫がいる身なのに未だに”落ち着いて”「話」ができない難しい人間に育ってしまった。十数年かけて捻じ曲げられてきた彼女の性格はそう簡単に直せるハズもなく、親はいつまで経っても心配で、つい小言めいたり批判めいたことをいうので娘は余計心がささくれてしまうのかも・・・
それでも今日はお互いに自制していたので、まずまず平穏に終わってとりあえずは良かった。
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なんですね。
”問題児”だった娘はつい心配で・・