Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

自然の肌触り

2013年08月26日 | Weblog

                   

アルミ鍋の柄がまた壊れた。木製だから長い間にはアルミと接する部分が炭化し
て、固定してあるビスが外れてしまう。炭化が酷くなければ柄をクルッと半回転さ
せてビスの位置を変えてやればもう少し長持ちする。

前回、捨てようとした鍋なのでもう相当年季が入っているのだけれど、手製の柄
を付けてやったら、カミサンが新しいものより握り易くて使い勝手がいいと愛用し
ていた。

Edは庭の大きくなったモミジの剪定をした際、手頃な太さの枝を適当な長さに切
って何本か残しておく。一年も経つと乾燥して水気もなくなり、鍋の柄に丁度よい
具合になる。ナイフで先端を少し削って鍋の穴に合わせ、ビスをネジ込めば出来
上がり。^^!

市販の綺麗に加工された木製の柄は、握ったときの感触が良くないのだそうで
ある。自然の木肌をそのまま残した粗末な手製は、見た目綺麗ではないけれど、
何故か使い易くて、ついこればかり使ってしまうとか・・・

人間の手は、目で見ては分らない微妙な感触というものを敏感に識別する能力
があるので、例えば金属の精密な平面を1000分の1単位で仕上げるような場
合は匠の技として、職人が掌で触診しながらケガキ作業で行うし、我々素人でも
表面の微細な傷は目視で判別し辛いと、手の指や爪で確かめる。

鍋の柄からとんでもない方へ話が飛躍した。(笑)

         



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