以前は大型ゴミでも何でもかんでも、決まった曜日に町内のゴミ集積場へ置いておきさえすれば町で持っていってくれたものだが、今はそうはいかない。ゴミ処理にはお金がかかる、という理の当然がようやく一般家庭でも認知されてきて、今では各自ゴミの減量と分別収集に協力している。
各自治体で多少の違いはあるようだけれど、Edの住む町では可燃物(黄)、有価物(緑)、不燃物と有害物(赤)、大型不燃物(シール)などと四つに大きく区分されていて、それに応じて収集袋を使い分ける決まりになっている。大型不燃ゴミはサイズに応じた枚数のシールを張り、町に電話してして引き取りに来てもらう。
有価物は町がリサイクル品として集めるので、Edは袋をガラス瓶、缶、ペットボトル、その他用の四つに分けている。プラスチックについては、町のガイド・ブックで事細かく表示の説明をしてあるけれど、とても全てをそれに従って分別するなんて出来ない。生協で食材に使う容器は集めてくれるので、それ以外のプラスチックは全部「その他」として一つの緑袋に詰め込んでいる。ペットボトルと生協が集めている食材用のプラは材質が揃っているからリサイクルし易いだろうが、「その他」として町が回収した雑多なプラスチックは本当にリサイクルされているのだろうか? 甚だ疑問である。
それより、造られている似たようなプラの種類が多すぎると思う。もっと種類を絞って使う方もそれに合わせるよう国が指導できないものだろうか。
紙類のうち、ダンボールや厚紙、本などは地元の小学校のPTAが有価物として回収してくれる。新聞だけは月一で販売店が回収してくれるので指定日に玄関先に置いておけばよく、手がかからない。
困るのは電気・電子機器で、町では回収しないことになっている。だから買い替えの場合は必ず販売店に引き取ってもらわないと、後で有料で廃棄してもらう羽目になる。Edは廃品回収業者の巡回も時々利用する。殆んどの製品は無料で持っていってくれる。
カミサンはごく大雑把に、可燃物と不燃物の二つしか分けない。だから生ゴミ以外は全てEdに押し付けてくる。Edが死んだらどーすんだろ・・・^^!
ドイツでは日本よりもっと厳密に分類させられるそうだが(例えば、ファスナーなどは金属部分と布を切り分けるなど・・・)そこまでいかない日本でもかなりメンドイ。快適生活と引き換え・・とは言えタイヘンな世の中になったものだ。
★水道メーターの隙間に今年も咲いたド根性ユリ(タカサゴユリ)
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