Ed's Slow Life

人生終盤のゆっくり生活をあれやこれやを書き連ねていきます。

多摩湖線

2011年08月20日 | Weblog

                
                

18日(木)猛暑の中小平へ行った。普段は墓参りのため車でしか行かないところだけれど、高校時代のいつものミニクラス会があって一杯飲るから車というわけには行かない。

朝10時15分前カンカン照りのなか自宅を出て駅まで歩いた。朝7時ころ既に室内で30℃は越えていたから33、4℃はあっただろうか、駅に着いたころは頭が朦朧として電車が来るまでの間5分ほど日陰で休んでいた。

西武線小平へは、通勤で使っている武蔵野線新小平駅からタクシーに乗るのが一番早くて便利なのだが集合時間の12時半にはやや早すぎたので国分寺から西武・多摩湖線で行くことにした。
多摩湖線に乗るのは何十年ぶりだろうか。小学校は多摩湖線のすぐ脇にあったし、当時Edの自宅も線路の東200メートルほどのところにあったから電車に乗る機会はめった無かったけれど何となく馴染み深い。

その頃は戦後間もなくだったからマッチ箱のような電車が一両だけで走っていて満員の乗客はドアやステップにまで鈴なりで、時には屋根の上まで乗っていて振り落とされる人もあった。小学校脇の踏み切りには番をしているお爺さんの小屋があって、電車が通るたび手動で遮断機を上げ下げする。その踏み切りの際には駅が造ってあったけれど時々子供たちが遊びで訪れるだけで、そこに電車が停まることは無かった。Edたちが育った戦後の東京西部にはのんびりした時間がゆっくりと流れていた。

久しぶりに降りた国分寺で多摩湖線ホームに立った。線路は昔のままらしいが電車は4両編成でホームには立派なエアコン付き待合室もあった。萩山までたった三駅だけれど車窓から昔の面影を探してづーっと目を凝らしていた。家が建て込んでしまい町並みはすっかり変わっているけれど、道路、小学校、日立などは昔のままの場所だから懐かしく、昔を思い出した。

小平は萩山で西武新宿線に乗り換えて一駅、この日の会場はクラスメートのTNさんのお店の一つ「永田珈琲倶楽部・こもれび」。彼女の好意で我々だけの貸切り。落ち着いた雰囲気のゆったりした空間で贅沢な時間を過ごした。料理も酒も美味しくて話は弾み、この年代特有の話題「身体の不具合、病気、健康診断、薬、お墓」で時間を忘れた(笑)。この分では皆まだまだ生きそうだな・・・^^!