「こんにちわッ、テディちゃでス!
きちょうなァはつこうかいィ~でス!」
「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!長旅の痕跡あり!)
こんにちは、ネーさです。
今日12日から、神奈川県の相模原市立博物館にて
探査機『はやぶさ2』カプセルが
初めて公開されました。
3月27日~4月11日の期間は
上野の国立科学博物館でも公開されますよ。
長い旅を無事に終えたカプセルくんを労いつつ、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― ヴィンテージガール ――
著者は川瀬七緒(かわせ・ななお)さん、
2021年2月に発行されました。
『”vintage girl“ the dressmaker detective』と英語題名が、
『仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』
と日本語副題が付されています。
「ふむむッ? したてやァさんでェ、たんていィさんッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:珍しい兼業!?)
いえいえ、兼業とは
ちょっと違っていて。
桐ヶ谷京介(きりがや・きょうすけ)さんは、
東京の高円寺南商店街に
小さなお店を構える仕立屋さんです。
とはいえ、京介さん、
ただの仕立屋さんではなく。
特殊な技能を持っているんですね。
服をひと目見ただけで、
その服を着たひとが受けた傷や暴力、
どんな病気を患っているか等が
分かってしまう、んです。
「ひとめェでッ??」
「がるるぐるる!」(←訳:すごい推理力!)
美術解剖学と服飾を深く学び、
結果として
そんな能力を得た京介さんですが、
時には……苦痛も感じます。
すれ違うひと、
ふと視界に飛び込んできたひと。
見も知らぬひとの衣服に
暴力の痕跡を見て取ってしまったら、
どうしたらいいのか……。
「えェ~とォ、うゥ~んとォ…?」
「ぐるるるる~…」(←訳:どうしよう~…)
そして今まさに、
京介さんは悩み、迷っています。
偶然、目にしたTV番組。
公開捜査、というんでしょうか、
行方不明者についての情報を募ったり、
事故や事件の目撃者を探したりする番組を、
見たくもないのに
見てしまったら。
あるワンピースの映像が。
「あうううッ?」
「がるるぐる!」(←訳:なんかヘン!)
奇抜な模様と、
どぎつい色彩。
全体に古めかしくて、
オシャレとはとても言えないような
ワンピースを着ていたのは……
え?
10歳かそこらの、女の子?
おかしい、と京介さんは思います。
これはどう見ても、
女の子が好む“カワイイ“服じゃない、と。
小さな違和感は、
ほどなく、大きな疑問へ。
「ほッとけないィのでスゥ!」
「ぐるるるるぅ!」(←訳:調べなくちゃ!)
孤独な仕立屋探偵さんは、
ワンピースの持ち主の謎を
解くことが出来るのか――
いえ、実は京介さん、
孤独ではないようです。
サポートしてくれる素敵な脇役さんが
あっちにもこっちにも!
「ならばァ、もうゥ!」
「がるるるぐる~!」(←訳:やるしかない~!)
著者・川瀬さんの《賞金稼ぎスリーサム》シリーズ、
《法医昆虫学》シリーズファンの方々に、
ミステリ好きな活字マニアさんに、
激おすすめの一冊です。
週末の読書タイムに、
皆さま、ぜひ~♪
きちょうなァはつこうかいィ~でス!」
「がるる!ぐるるがるぐる!」(←訳:虎です!長旅の痕跡あり!)
こんにちは、ネーさです。
今日12日から、神奈川県の相模原市立博物館にて
探査機『はやぶさ2』カプセルが
初めて公開されました。
3月27日~4月11日の期間は
上野の国立科学博物館でも公開されますよ。
長い旅を無事に終えたカプセルくんを労いつつ、
さあ、ここからは読書タイムです。
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― ヴィンテージガール ――
著者は川瀬七緒(かわせ・ななお)さん、
2021年2月に発行されました。
『”vintage girl“ the dressmaker detective』と英語題名が、
『仕立屋探偵 桐ヶ谷京介』
と日本語副題が付されています。
「ふむむッ? したてやァさんでェ、たんていィさんッ?」
「ぐるるがる!」(←訳:珍しい兼業!?)
いえいえ、兼業とは
ちょっと違っていて。
桐ヶ谷京介(きりがや・きょうすけ)さんは、
東京の高円寺南商店街に
小さなお店を構える仕立屋さんです。
とはいえ、京介さん、
ただの仕立屋さんではなく。
特殊な技能を持っているんですね。
服をひと目見ただけで、
その服を着たひとが受けた傷や暴力、
どんな病気を患っているか等が
分かってしまう、んです。
「ひとめェでッ??」
「がるるぐるる!」(←訳:すごい推理力!)
美術解剖学と服飾を深く学び、
結果として
そんな能力を得た京介さんですが、
時には……苦痛も感じます。
すれ違うひと、
ふと視界に飛び込んできたひと。
見も知らぬひとの衣服に
暴力の痕跡を見て取ってしまったら、
どうしたらいいのか……。
「えェ~とォ、うゥ~んとォ…?」
「ぐるるるる~…」(←訳:どうしよう~…)
そして今まさに、
京介さんは悩み、迷っています。
偶然、目にしたTV番組。
公開捜査、というんでしょうか、
行方不明者についての情報を募ったり、
事故や事件の目撃者を探したりする番組を、
見たくもないのに
見てしまったら。
あるワンピースの映像が。
「あうううッ?」
「がるるぐる!」(←訳:なんかヘン!)
奇抜な模様と、
どぎつい色彩。
全体に古めかしくて、
オシャレとはとても言えないような
ワンピースを着ていたのは……
え?
10歳かそこらの、女の子?
おかしい、と京介さんは思います。
これはどう見ても、
女の子が好む“カワイイ“服じゃない、と。
小さな違和感は、
ほどなく、大きな疑問へ。
「ほッとけないィのでスゥ!」
「ぐるるるるぅ!」(←訳:調べなくちゃ!)
孤独な仕立屋探偵さんは、
ワンピースの持ち主の謎を
解くことが出来るのか――
いえ、実は京介さん、
孤独ではないようです。
サポートしてくれる素敵な脇役さんが
あっちにもこっちにも!
「ならばァ、もうゥ!」
「がるるるぐる~!」(←訳:やるしかない~!)
著者・川瀬さんの《賞金稼ぎスリーサム》シリーズ、
《法医昆虫学》シリーズファンの方々に、
ミステリ好きな活字マニアさんに、
激おすすめの一冊です。
週末の読書タイムに、
皆さま、ぜひ~♪
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