「こんにちわッ、テディちゃでス!
……今日もォ、まだァ、へこんでまスゥ~…」
「がるる!ぐるるるぅ!」(←訳:虎です!悔しいよぅ!)
こんにちは、ネーさです。
ユヴェントスのCL敗退にがっくり……
してばかりはいられないわ!
連休を前に気力を復活させるためにも、
さあ、楽しくて愉快な読書タ~イム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― ホームズ連盟の冒険 ――
著者は北原尚彦(きたはら・なおひこ)さん、2016年2月に発行されました。
『The Adventures of Holmes League』と英語題名が付されたこの御本は、
『ホームズ連盟の事件簿』に続く、
著者・北原さんの《ホームズ連盟》シリーズの第二作!
「でましたでス~!」
「ぐるるがるる!」(←訳:脇役が主役に!)
《ホームズ連盟》シリーズの特長は、
コナン・ドイル卿の描いた《シャーロック・ホームズ》シリーズの
脇役さん、
或いは準主役さんが、
ホームズさんの“代役”のような形で
持ち込まれた事件に挑む!という、
シャレの効いたスタイル、でしょうか。
この御本には6つの連作短編が収録されておりますけれど、
第一話では、いきなり!
あの《犯罪王》が主役を張ります。
「はんざいかいィのォ、なぽれおんッ!」
「がるるっ!」(←訳:教授だっ!)
聖典、つまりコナン・ドイル卿が書いた物語の中で
チラっと言及されている
モリアティ教授が大学で起こしたスキャンダルとは、
いったいどんな出来事だったのか?
その出来事が、彼に犯罪王の道を歩ませるきっかけになった、
としたら……?
いかにもモリアティ教授のやりそうなことだなぁと
シャーロッキアンの皆さまは
にんまりすることでしょう♪
「どこまでもォ~はんざいおうゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:教授は教授だね!)
私ネーさが個人的にいちばん大ウケ、
あら失礼、共感をおぼえざるを得なかったのは、
第四話です。
その題名は――
『ディオゲネス・クラブ最大の危機』!
「おおおッ! それはッ!」
「がるるるぅるるぅ!」(←訳:おにいちゃんだぁ!)
シャーロック・ホームズさんの兄、
マイクロフト・ホームズ氏。
マイクロフト氏は、
ロンドンで最も非社交的なクラブ、
ディオゲネス・クラブの設立メンバーでもあります。
特定の部屋を除き、
クラブ内ではお喋り厳禁。
沈黙を愛する会員さんたちは
座り心地の良い椅子でのんびり新聞や雑誌を読み、
思い思いに静かな時を過ごす。
人付き合いの苦手なロンドン紳士たちが
心おきなくくつろげる、
そんな聖域に……
マイクロフト氏もびっくりの
入会希望者がやって来たから、
も~う大変です!
「こここッ、これはァ!」
「ぐるるるる~!」(←訳:どうしよう~!)
入会されたら困っちゃう。
でも無下に門前払いも出来ない、
その人物とは。
犯罪事件ではないのだから
弟に頼らず解決しなくちゃ!と
ガンバるおにいちゃん、いえ、マイクロフト氏が
妙に可愛らしく思えたりするこの一編、
激おすすめなのですが、
もうひとつ……
「こッちもォ、よいィのでス!」
「がるる~!」(←訳:笑える~!)
第六話『ワトスンになりそこねた男』の
主人公さんは――
いえいえ、これは申しますまい。
ここに記してしまうと
面白さが半減してしまいます。
「ごじぶんのォ、おめめでッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:確認されたし!)
上級シャーロッキアンさんたちも
おおらかな気持ちで堪能できる
スペシャルなパスティーシュ作品集、
凹んだココロも元気回復な一冊は
連休の読書タイムに、
ぜひのおすすめで~す♪
……今日もォ、まだァ、へこんでまスゥ~…」
「がるる!ぐるるるぅ!」(←訳:虎です!悔しいよぅ!)
こんにちは、ネーさです。
ユヴェントスのCL敗退にがっくり……
してばかりはいられないわ!
連休を前に気力を復活させるためにも、
さあ、楽しくて愉快な読書タ~イム!
本日は、こちらの御本を、どうぞ~♪
―― ホームズ連盟の冒険 ――
著者は北原尚彦(きたはら・なおひこ)さん、2016年2月に発行されました。
『The Adventures of Holmes League』と英語題名が付されたこの御本は、
『ホームズ連盟の事件簿』に続く、
著者・北原さんの《ホームズ連盟》シリーズの第二作!
「でましたでス~!」
「ぐるるがるる!」(←訳:脇役が主役に!)
《ホームズ連盟》シリーズの特長は、
コナン・ドイル卿の描いた《シャーロック・ホームズ》シリーズの
脇役さん、
或いは準主役さんが、
ホームズさんの“代役”のような形で
持ち込まれた事件に挑む!という、
シャレの効いたスタイル、でしょうか。
この御本には6つの連作短編が収録されておりますけれど、
第一話では、いきなり!
あの《犯罪王》が主役を張ります。
「はんざいかいィのォ、なぽれおんッ!」
「がるるっ!」(←訳:教授だっ!)
聖典、つまりコナン・ドイル卿が書いた物語の中で
チラっと言及されている
モリアティ教授が大学で起こしたスキャンダルとは、
いったいどんな出来事だったのか?
その出来事が、彼に犯罪王の道を歩ませるきっかけになった、
としたら……?
いかにもモリアティ教授のやりそうなことだなぁと
シャーロッキアンの皆さまは
にんまりすることでしょう♪
「どこまでもォ~はんざいおうゥ!」
「ぐるるがるるる!」(←訳:教授は教授だね!)
私ネーさが個人的にいちばん大ウケ、
あら失礼、共感をおぼえざるを得なかったのは、
第四話です。
その題名は――
『ディオゲネス・クラブ最大の危機』!
「おおおッ! それはッ!」
「がるるるぅるるぅ!」(←訳:おにいちゃんだぁ!)
シャーロック・ホームズさんの兄、
マイクロフト・ホームズ氏。
マイクロフト氏は、
ロンドンで最も非社交的なクラブ、
ディオゲネス・クラブの設立メンバーでもあります。
特定の部屋を除き、
クラブ内ではお喋り厳禁。
沈黙を愛する会員さんたちは
座り心地の良い椅子でのんびり新聞や雑誌を読み、
思い思いに静かな時を過ごす。
人付き合いの苦手なロンドン紳士たちが
心おきなくくつろげる、
そんな聖域に……
マイクロフト氏もびっくりの
入会希望者がやって来たから、
も~う大変です!
「こここッ、これはァ!」
「ぐるるるる~!」(←訳:どうしよう~!)
入会されたら困っちゃう。
でも無下に門前払いも出来ない、
その人物とは。
犯罪事件ではないのだから
弟に頼らず解決しなくちゃ!と
ガンバるおにいちゃん、いえ、マイクロフト氏が
妙に可愛らしく思えたりするこの一編、
激おすすめなのですが、
もうひとつ……
「こッちもォ、よいィのでス!」
「がるる~!」(←訳:笑える~!)
第六話『ワトスンになりそこねた男』の
主人公さんは――
いえいえ、これは申しますまい。
ここに記してしまうと
面白さが半減してしまいます。
「ごじぶんのォ、おめめでッ!」
「ぐるがるるる!」(←訳:確認されたし!)
上級シャーロッキアンさんたちも
おおらかな気持ちで堪能できる
スペシャルなパスティーシュ作品集、
凹んだココロも元気回復な一冊は
連休の読書タイムに、
ぜひのおすすめで~す♪