「こんにちわッ、テディちゃでスッ!
きょうもォ、くまにゅースッ!!」
テディちゃ、今日は『くま♪ニュース』はお休みですよ。
えへん、あらためまして、こんにちは、ネーさです。
さあ、本日ご紹介いたしますのは、
「くまッ!!」(←諦めきれないようです……)
ではなくて、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 美の壺 伊万里焼 色絵 ――
編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’09年7月に発行されました。
伊万里焼といえば、日本の代表的な焼きものの一つですね。
この御本では、伊万里の中でも
《色絵(いろえ)》と称される、
華麗な彩色が施された器や壺、お皿を取り上げています。
「ふむむゥ~んッ、
やきものォ?」
表紙になっているのは
『色絵菊花唐花花菱雲文菊花形鉢』
という鉢のお写真です。
絢爛豪華な色使い、とは
このような御品を指して言うのでしょう。
「きらきらッ、はではでッ、でスゥ!
あおくゥないィですよゥ~」
青の美が冴える《染付(そめつけ)》とは
対極……いえ、
似て異なる顔を持つ二卵性双生児のような《色絵》の美は、
赤!
に尽きます。
伊万里を劇的に変化させた
柿右衛門さんの、赤――
朱色がかった、
ジャパニーズレッドです。
「ふァ~、
ゆにーくなァ、あかッ!でスねッ」
その朱赤の上に、
金彩がプラスされたのは元禄時代のことでした。
《金襴手(きんらんで)》と呼ばれるニューモードな製品は
宮殿を飾るのにぴったりだわ~♪と、
ヨーロッパで大ヒットをかっ飛ばします。
なるほど……伊万里焼にも転換期があって、
そこに元禄文化が影響していたんですね。
そう思って見直してみると、
金と赤が元禄の象徴のようにも感じられます。
「あおもォいいしィ、
あかもォいいしィ、
きんきらもォいいィのでス!」
壱のツボは『温かい白が色彩を引き立てる』、
弐のツボは『華麗な模様に元禄の華やぎ』、
参のツボでは『食卓に柄を生かす』。
三つのツボを押さえれば、
難解な焼きものの世界が
ちょこっと優しく、馴染みやすくなってきそうです。
アート好きさんに、
歴史好きさんにもおすすめの一冊ですよ~♪
「あッ!
しかがァ、いるッ!」
そうですね、《色絵》の意匠には鹿やリス、
虎、蝶、龍、といった動物文がありますね。
「くまはァ……いないィッ?!?
うえェ~んッ!」
熊はおりませんが、きらきらの《色絵》本、ぜひ!
きょうもォ、くまにゅースッ!!」
テディちゃ、今日は『くま♪ニュース』はお休みですよ。
えへん、あらためまして、こんにちは、ネーさです。
さあ、本日ご紹介いたしますのは、
「くまッ!!」(←諦めきれないようです……)
ではなくて、こちらの御本を、どうぞ~!
―― 美の壺 伊万里焼 色絵 ――
編者はNHK『美の壺』制作班の皆さん、’09年7月に発行されました。
伊万里焼といえば、日本の代表的な焼きものの一つですね。
この御本では、伊万里の中でも
《色絵(いろえ)》と称される、
華麗な彩色が施された器や壺、お皿を取り上げています。
「ふむむゥ~んッ、
やきものォ?」
表紙になっているのは
『色絵菊花唐花花菱雲文菊花形鉢』
という鉢のお写真です。
絢爛豪華な色使い、とは
このような御品を指して言うのでしょう。
「きらきらッ、はではでッ、でスゥ!
あおくゥないィですよゥ~」
青の美が冴える《染付(そめつけ)》とは
対極……いえ、
似て異なる顔を持つ二卵性双生児のような《色絵》の美は、
赤!
に尽きます。
伊万里を劇的に変化させた
柿右衛門さんの、赤――
朱色がかった、
ジャパニーズレッドです。
「ふァ~、
ゆにーくなァ、あかッ!でスねッ」
その朱赤の上に、
金彩がプラスされたのは元禄時代のことでした。
《金襴手(きんらんで)》と呼ばれるニューモードな製品は
宮殿を飾るのにぴったりだわ~♪と、
ヨーロッパで大ヒットをかっ飛ばします。
なるほど……伊万里焼にも転換期があって、
そこに元禄文化が影響していたんですね。
そう思って見直してみると、
金と赤が元禄の象徴のようにも感じられます。
「あおもォいいしィ、
あかもォいいしィ、
きんきらもォいいィのでス!」
壱のツボは『温かい白が色彩を引き立てる』、
弐のツボは『華麗な模様に元禄の華やぎ』、
参のツボでは『食卓に柄を生かす』。
三つのツボを押さえれば、
難解な焼きものの世界が
ちょこっと優しく、馴染みやすくなってきそうです。
アート好きさんに、
歴史好きさんにもおすすめの一冊ですよ~♪
「あッ!
しかがァ、いるッ!」
そうですね、《色絵》の意匠には鹿やリス、
虎、蝶、龍、といった動物文がありますね。
「くまはァ……いないィッ?!?
うえェ~んッ!」
熊はおりませんが、きらきらの《色絵》本、ぜひ!