テディちゃとネーさの読書雑記

ぬいぐるみの「テディちゃ」と養い親?「ネーさ」がナビする、新旧の様々な読書雑想と身辺記録です。

― 光とガラスの美 ―

2009-07-30 21:50:18 | ブックス
 バカンス? それって何のことだったかしら~?
 とボケたくなるネーさです、こんにちは。

「こんにちわッ、テディちゃもォなつやすみィほしィなッ」

 夏休みには東京へ旅行を予定してます♪という御方も
 おられることでしょう。
 そんな方々におすすめしたいのが
 六本木の国立新美術館で開催中の『ルネ・ラリック』展と、
 はい、こちらの御本ですよ~!



         ―― ラリックをめぐるフランスの旅 ――



 写真・文は南川三治郎さん、監修は池田まゆみさん、
 ’09年6月に発行されました。
 ルネ・ラリックさん(1860~1945)は
 宝飾デザインやガラス工芸を中心に活躍した
 日本でもとても人気のあるアーティストさんですね。

「ふむふむッ、
 きらきらァしてるでスぅ!」

 宝飾のデザイナーとして出発した
 ラリックさん――
 アールヌーヴォースタイルの華!と評すべき
 数多くのアクセサリーを製作いたします。

「じゃぽにずむゥ、でスよゥ~♪」

 時代の流行は、やがてアールデコへ。
 この新しい波を、ラリックさんは見事に把み、
 さらなる美を産み出しました。
 表紙の写真は、
 ノートルダム・ド・フィデリテ修道会の礼拝堂です。
 ラリックさん後半期の傑作、とされています。

「むゥゥ~んッ?
 どこかでェ、みたようなァ……?」

 はい、そうですね。
 テディちゃ&ネーさも大好き♪東京港区白金台の
 『東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)』には
 ラリックさんが製作したガラス扉や
 レリーフなどがいまも輝きを放っています。
 そう! 東京へいらしたら、
 ぜひ『庭園美術館』も見ていただきたいですね!

「おすすめェすぽッとォ、でスよゥ~」

 この御本では、
 ラリックさんの母国フランスで拝見できる
 宝飾品やガラス製の美術品、建築、
 そしてラリックさんの略伝などが
 紹介されています。
 アート好きさんに、おすすめ!
 写真が豊富なので、ラリックアート初心者さんにも
 おすすめの一冊です。

 では、バカンス計画中の皆さま、
 楽し~い夏休みが来るといいですね♪

「ネーさ、がっこうはァ、もうなつやすみィでスよッ」

 あ、そうでしたね。
 学生さんたちは夏休み満喫中だわ。

「みんなァ、ぽけもんすたんぷらりーにィ、むちゅうゥなのでス!」

 ……ポ、ポケモンスタンプラリー……?

「がッつでェ、あつめようッ!
 ぽけもんッすたんぷゥ!」

 ……えーと、ネーさの知らない世界があるようです……。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする