キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

121回目のレッスン

2009年07月30日 11時18分31秒 | サックスレッスン
グリムスキーワード オゾン層破壊




今回のアルトのレッスンから、レッスン会場と時間が変更になった。
そして楽器も新しくなり、心機一転頑張ろうと思った。

そして迎えた昨日のレッスン。
場所は新大久保の某スタジオ。

まずはリードの相談をして、最近、家で使ってよかった赤箱2半を持っていったけど、一箱で一枚しか吹きやすいのが無いと告げると、それは吹き手にリードが合っていないというアドバイスで、結局、これまで使っていたZZ2半を引き続き使うことにした。(って、ZZだと一箱全部使ってしまうので、。爆)

それから新しい楽器についてのピッチについては、師匠はかなりの音感の持ち主なので、選定の時からピッチの良い楽器を選んだつもりだと仰られて、、。
で、たしかに吹いたのをチューナーで確認しても、どれもピッチはかなり正確だった。
それで、密かに問題にしていた開放C♯のピッチに関しては、やっぱり私の吹き方の問題だったけど、それ以前にマウスピースを挿すコルクの位置もあった。
つまり挿す深さが浅かった。
それで、私が開放にピッチを合わせると他の音のピッチが高くなると告げたら、、、ずばり、それが吹き手の悪さが原因で、要は噛み過ぎだった。(汗)

どうやら私は、新しい楽器を買ってから無理をしていたらしい。
せっかく気に入って買った楽器だから一日も早く吹きこなしたい。一日も早く良い音が出せるようになりたい。そればかり考えていた。
でもそれが裏目に出て、吹き方自体が変化しているのにあまり気付いていなかった。

それでレッスンは、一ヶ月ぶりだったけど、私が、一音、ロングトーンしているのを師匠が見て、「あれ、吹き方がまったく変わっているよ。」と仰られて唖然とした。
私は一瞬、良くなったと判断したけど、それは反対だった。
つまり悪くなっていた。

なんで吹き方が悪くなったか心当たりはあったけど、それも自分なりに良い音を求めた結果だった。
ところが、本当に良い音を出すための吹き方ではなかった。
これまでも何度も何度も良い音を出すためにアドバイスを頂いたはずなのに、肝心なところを忘れていた。その結果、変な自己流の癖で吹いていた。
それでも楽器の反応がよかったせいで、それなりの自己満足になってしまった。

それで楽器について、こんなコメントを頂いた。
それは、「これまでの楽器が吹きやすいという理由は、どんな息でもそれなりに音が出て鳴ってしまうから。」「でも新しい楽器は、良い音を出すポイントがひとつしかないから、そのポイントをヒットしないかぎり良い音はしない。」
どうやら私は、新しい楽器について誤解していたみたいだった。
うわべの音色ばかり気にしていて、本当の楽器本来の良い音に気付いていなかった。
、、、と、いいつつ、やっぱり新しい楽器は、これまでの楽器に比べると可能性は抜群に広い。でもその楽器のポテンシャルを発揮させるためには、これまで以上の努力をしないと無理。つまり、今までのような息の送り方だと良い音はしない。

、、、といことで、これからまた基本の呼吸法から練習をやり直すことにした。
自分としては、良い音がしないというのは長年の悩みだったし、初心者吹き、素人吹きから卒業するためにも、これから基本の呼吸をしっかりと身に付けるために練習することになった。
そしてレッスンでは具体的に練習での注意ポイント、練習でのどこを気を付けてやったらいいか教えてもらった。
あとはやるだけ。

、、、とはいっても、これはあくまで基礎の準備段階の話で、、。
たとえば、野球選手がバットで素振りばかり練習しても、試合で打てないのと同じで、サックスでも、ロングトーンばかりやっていても駄目。やっぱりスケールも、そしてエチュードも、曲も、実践での演奏もしないと上達はしないし、練習してきた基礎が役に立たない。(と、師匠も仰っていた。笑)
なので、まずはロングトーンで呼吸の基本を見直しながら、そのイメージで他の練習もできたらいいなと思った。

そんな感じで、2時間レッスン中、ひたすら良い音を出すための体の使い方の練習方法をアドバイスして貰ったので、吹いたのはロングトーンのみだった。
で、私としては、上手い人が吹く”あの音”を出すためにずっと試行錯誤していたわけで、それを考えると、その答えを、一瞬でも、教えてくれた今回のレッスン、とても有意義だと思った。

、、、ということで、レッスンではしばらくロングトーンばかりになりそうだけど、これからも練習頑張りたい。
やっぱり良い音こそ、サックスの命だから。(笑)

P.S.それからこれはセルマーの特性みたいだけど、開放C♯はピッチが低くなりやすいみたいだった。それから上のD、E、は高くなりやすい。
でもどれも吹き方で補正はできるみたい。

ただ、その補正するために必要なものは?
これが問題の吹き方なのよね。(汗)
ここでちゃんとした吹き方ができないと、一生、ピッチの補正はできない。

結局、最終的には、良い音は自分の体で出す。
やっぱりサックスを始めてよかったと思った瞬間だった。

そして、良きアドバイザーに出会えたことに感謝っ!!
これから良い音どんどん出すぞ~。(笑)

次回のレッスンは来月中旬、、、。
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

開放のピッチ問題

2009年07月25日 12時36分14秒 | サックス練習その2
グリムスキーワード エコアクション




実は新しい楽器になってから、密かに悩んでいることをいえば、、、。

そう、開放(キーを押さえない、)C♯音のピッチが低いこと。(にゃ~。汗)

それで楽器を、最初、買ったときは、その開放音に合わせてチューニングをしてみたら、他のキーを押さえた音がめっちゃ高くなってしまったので、もう一度、全部の音のピッチを確認して思った。

なぜか開放の音だけ低い。
そのかわり他の音はどれも正常なピッチで安定している。
、、、ということだった。

うーん、こまった。

でも曲とかだと、あまり開放は頻繁に出てこないので、とりあえず普通にF♯(A音)でチューニングしてこれまで吹いてきた。

でも気になる。

そんな感じで今日の朝の練習では、まずマウスピースだけで吹いて、喉のピッチも確認して、それから吹いてみた。

ところが、やっぱり開放だけ低い。

で、思った。

もしかして、入れる息の質に問題が?

なんとなく心当たりがあったので、体をリラックスさせて、もう一度、いろんな角度、いろんな息を入れて音とピッチを確認してみた。
そしたら息ひとつで、吹奏感はもとより、音色や管の響き、そしてピッチもかなり変化して驚いた。

そして問題のピッチなんだけど、、。
口とか喉に力を入れないで、お腹から息を送るイメージで勢いを付けず、暖かい息を送ったとき、なぜかピッチの低さが解消された。(笑)

それで他の音が高くなるとまた問題だけど、その時は他の音もピッチは正常だった。
つまり、開放だけのピッチの低さは、単に複式呼吸でちゃんと息を送っていない、、、という当たり前の原因。(うっ。汗)
つまり、つまり、、、普段、鳴りやすいリードで口先だけで吹いているから、楽器がちゃんと反応していないという、、。(涙)

で、それを考えると、以前の楽器だと、どんな息を送ってもピッチが安定していた、、、ということは、やっぱり先生の仰るように吹きやすい楽器だったのかもしれない。

「そんな息じゃ、ちゃんとして音が出ないよー。」

、、、って、楽器の選定室で、セルマーをえらそーに、 次々と試奏した自分に、先生がそっと呟いた言葉、、。

うーん、身に染みます。(滝汗)

良い楽器は良い音はするけど、良い奏法をしないと、その良さを発揮させるどころか、まともに吹くことができない。
論より証拠、、、とはいっても、前の楽器みたいに多少、指間違えても音がちゃんと出ていたけど、今度は指を少しでも間違えると音、出ないー。、、、とか。(おぃ!汗)

、、、ということで、やっぱり新しい楽器は、特に音色がお気に入りなので、あとは、今度こそ、ちゃんとした息が送れるよう腹式呼吸を見直してみたいと思った。
(とはいっても、口先で吹く癖、なかなか直らないのよね~。涙)
せっかくオーバーブロウの癖は直ってきたのに、一難去ってまた一難!(って、自業自得だがな。爆)

それにしても息って、すごい。

つづく。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スポーツクラブ入会!

2009年07月24日 16時24分53秒 | スポーツクラブ
グリムスキーワード エコアクション



これは楽器の練習とはまったく関係ないんだけど、、。

実は先週、地元のスポーツクラブに入会した。
場所は最寄り駅からすぐそこ。
つまり駅から近い我が家からも近いわけで、、。(笑)

そんな感じで以前から、憧れだったスポーツクラブ!
それが、今月、入会金無料キャンペーンにつられて、家族も入会するということで、私も便乗して入会した。
月の会費がサックスの一回のレッスン代程度なので、これなら続けられそう~。(爆)

一応、最初の目的は、憧れだったマシンジムとプールに入ること。
でもよく考えたら競泳用のちゃんとした水着を持っていないので、こちらは保留で、その代わり普段着でも参加できるマシンジムとか始めた。

うーん。楽しい~!

やっぱり専門的なマシンはカッコ良い~。(って、褒めるとこはここ?爆)
今までテレビでしかトレーニングしているところを見たことがなかった。
でも実際にやってみたら意外とスムーズな動きで、、、とりあえず感動~。

それからランニングマシン、、、って、これ苦手。
どうも地面が動くのって、気分が悪くなので、やらないことにした。
その代わり、大好きな自転車に乗りたいー。
、、、ということで、エアロバイクに挑戦!
うん、これはかなり楽しかった。
と、いいつつ、まだ初心者なので、あまり負担を掛けずに、足を早く動かす(って、これが本当はやりたかった!笑)ことに専念。
今日のトレーニングでは、時間が55分で走行距離が約15キロ分運動した。最高スピードが27キロぐらい。本当はもっと負担を掛けると、もっとスピードはいくみたいだけど、最初なので無理はしないことに。

それからスポーツクラブの無料エクササイズプログラムにも挑戦!

まずは入会した日に、よくわからないまま参加した「ベーシックステップ」というステップ系のエアロビクス。
私はまったくしらなかったけど、専用の台があって、それに登ったり降りたりして体を鍛えるらしい。でも振り付けはそんなに難しくはないけど、やっぱエアロ超初心者にはなにがなにやら~。
一生懸命、インストラクターの見本を観ながら踊ったけど、どうみても盆踊りになっていたかも?(汗)
ただこのエクササイズ、ふくらはぎに効くみたいなので面白かった。

それに音楽に合わせて体を動かすって、気持ち良い~。
今までは映画やドラマで観るだけだったけど、やっぱり自分でもやるといいなと思った。

そして今日。
今度は、エアロダンス系のエクササイズ「リトモス」に挑戦!
こちらはいろんな音楽の合わせて振り付けを付けて踊りながら体を鍛える、、、らしいけど、こちらもダンスなんてまったくの初心者。(って、この後は以下同文。爆)
で、こちらも見本に合わせて初見状態で踊ったり~。
でも楽しかった。

特にジャズダンス系って、音楽を聴いていると自然に体が動く動く~。
踊っていると、まるで自分がブロードウエイのミュージカルに出ている気分に~。(って、大げさな?汗)
、、、って、何事もイメージから入るタイプなので、、。(笑)

ということで、憧れのスポーツクラブは楽しい所だった。

これからは楽器の練習に合間に行きたい。

ちなみに、ようやく久しぶりに来週、アルトのレッスンがある。
うーん、それも楽しみだったり~。(笑)

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ビッグバンド

2009年07月23日 00時18分22秒 | ビッグバンド
グリムスキーワード エコアクション



今週の水曜日は、ビッグバンドのリハの日でした。

さっそく新しい楽器を、新しいセルマー軽量パックケースに入れて練習に持っていった。
うーん、実はそのケースを持って歩くのが夢だった。(爆)

で、実は、このバンドは月に一回しか普段は練習がないのだけど、ライヴが近くなると3週間ごととか微妙にリハの回数が増えるという、、。(笑)
それで、今月は第一水曜に一回リハがあって、第四水曜日が2度目のリハだった。

いつもバンドではライヴを想定して選曲をして、ライヴに向けて練習するというスタンスなので、今回もライブを目標に練習中~。
それで問題のライヴは9月なんだけど、なにしろリハ回数が少ないバンドなので、一回一回をしっかりやらないとまずい状態~。

それで肝心の自分はというと、、、。

もちろん新しいアルトでの参加だった。
それで今週、家での練習では、レパートリー6曲のうち、難しいサックスソリのある3曲ばかり練習していた。
ましてやリハ前日なんて、まるで子供の夏休みの最後の日みたいに一日中、曲を練習しつつ、仕上がらないまま当日を迎える~。(おぃ!汗)

それでいつも思うのは、やっぱり練習といえど参加したもん勝ち!(笑)
本番も楽しいけど、バンドはやっぱり練習も楽しい~。
ふとそう思うことが多い。

特に私のように、今のビッグバンドがジャズでも、サックスでも、なんでも初めてのバンド活動なので、とにかく練習内容ですら新鮮そのもの。
以前、まだ何も知らなかった頃、どうやったら、あんなに大人数のオーケストラが練習をこなすのか想像も付かなかった。
でも実際に参加してみると、とても面白いと感じたり、、。
それもひとえに練習を切り盛りするコンマスの存在は大きいと思ったり、、。

それで新しい楽器の吹いた感想は、、、。

やっぱり吹きやすかった。(笑)

特に出音が太くはっきりとした音するので、落ち着いて吹けるし、力まなくても音が簡単に出るし、、。(笑)
周囲の感想では、ちょっと音色が固いって言われちゃったけど、自分としては少し固めのほうが音の輪郭がはっきりして好きかも?
そして何より一番楽しかったのは、自分の音色が良いと感じられたこと。
何度も、「これでちゃんと指が回って音が出ていたらどんなにいいか。」って、自分で自分に突っ込みを入れるほどだった。(汗)
、、、というか、今回のリハでは、サックスセクションは、私とリードアルトだけ。(つまりアルトふたりだけ。爆)
でもそれが幸いして、自分の音と隣で吹いているリードアルトの音がよく聴けてよかった。
おかげでアルトの吹き方について、さらに勉強することができた。

あとビッグバンドの曲について、意外とソリというより全員で同じリズムで吹くパートが多く、これもアンサンブルの練習にもってこい!
やっぱりハモリって合うと気持ち良いし、、。

、、、と、そんな感じで楽しいリハでした。
新しい楽器もバンドのサウンドに合う感じだし、あとはもっと練習してしっかりと吹けるようにすることかな?
(って、どれもあと一歩なのよね~。汗)

そんな感じで、これからも練習頑張りたい。おー。(笑)

コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「バード」

2009年07月19日 01時01分16秒 | 映画
グリムスキーワード エコアクション




昨日の夜は、ひさしぶりにビデオで、「バード」という映画を観た。

うん、何年ぶりだろう?

、、、観るのは。(笑)

実は、私はこの映画を観てチャーリーパーカーの事を知った。
もうかれこれ10年以上前に話。深夜映画でたまたま観て、その時、流れていた音楽に釘付けになった。
もちろんジャズはそれ以前も聴いていたけど、ビバップをビバップとして認知して聴いたのは初めてだった。
映画の中でもビバップという名前が頻繁に出てくる。
当時は、新しい音楽(映画では、ニューミュージックと呼んでいた)だった。

私はこの映画を観たとき、ジャズドラムに憧れていて、特にチャーリーパーカーの音楽で流れていたドラムがお気に入りだった。
それも一番好きだったのがマックスローチ。
「ナウズザタイム」のドラムソロを聴いたとき、これだ!と思った。

その時、チャーリーパーカーの事は特別好きじゃなかった。
でも音楽が好きだった。
そしてメロディとリズムが好きだった。
だからドラムでセッションに行くと、なるべくチャーリーパーカーの曲を演奏するサックス奏者に付いていき、一緒に演奏するのが密かな楽しみだった。

そして月日が流れ、、、。
ある事件をきっかけでドラムでセッションに行くのをやめたのが、今からちょうど5年前の7月下旬。
ドラムを叩きながら大好きなチャーリーパーカーの曲を口ずさんでいたので、まさかそんなに吹くのが難しいなんて夢にも思っていなかった。
だから、自分でもすぐに吹けるようになると思ってサックスを始めた。
それがその年の冬、、。

、、、って、話を少し戻すと。

私はサックスを始めてネットでビデオを観るまで、チャーリーパーカーの本物の姿を知らなかった。
つまり映画を観たとき、それが本人だと思っていた。
でも、その後、自伝書に掲載されている写真と少なからず違うような気がしたけど、あまり興味は示さなかった。
そんなことより音楽さえ本物なら良いと思い、映画に収録されている曲のオリジナル録音のサントラとか買い、それらを愛聴していた。
もちろんベスト盤を何枚も買ったりした都合上、個々のオリジナル録音盤を買いそびれてしまったしたけど、有名な曲でカッコ良いがベストにたくさん入っていたので、それでいいような気がしていた。

で、映画についてのデータは調べれば分かるので割愛。
あくまで感想なんだけど、私はチャーリーパーカー役の人、意外と好き。似ているような似ていないような雰囲気が良い。
有名なエピソードもたくさん入っている。
やっぱり楽器はコーンなのかもしれないし、一番目立つのは白いマウスピース。
それでレコーディングの最中、火の付いたタバコを左手に挟んで演奏していて、何気に手のフォームが良いとアピールしていたり。
代理コードの発明の話、初セッションでのエピソードは、サックスについて何も知らない自分でも、サックス奏者って大変なんだと思ったりしてた。

もちろん麻薬に関することは頻繁に出てくるけど、当時はみんなやっていたので、それを音楽と直接結びつけるのは良くない気がした。
(って、まったく関係ないけど、ある音楽エッセイでテナー奏者のスタンゲッツが、実は同じような麻薬常習者だと知って、少なからずショックを受けたのは記憶に新しいけど。汗)

あと約10年くらい前に、NHKで放送したジャズの歴史という番組があって、それを録画したビデオがあった。
その番組は約5時間以上もあり、4、5回に分けて放送。100年にわたるジャズの歴史を映像で紹介していて、私はそれでジャズを知った。
その中で、ちょうどチャーリーパーカーで出てくる50年代。ビバップという音楽を紹介している部分で、やっぱり中心人物はチャーリーパーカーだった。
当時は、すでにスターで、ライヴにはあらゆる楽器の人がつめかけ、ビバップを演奏する楽器プレイヤーは全員、チャーリーパーカーの真似をした、、、というくだりがあった。
それほどジャズをやるものにとって影響力のあった偉大なるサックスプレイヤー。
そしてアメリカの象徴。うーん、深い。


私が、初めてサックスのレッスンを受けた日。

真っ先に先生にこう宣言した。

「私の目標は、ジャズのセッションで、チャーリーパーカーの曲を吹くことです。」

あれから5年が経とうとしている。

けど、、、まだ実現していない。

もちろん悔しいけど、でも、改めて、また「バード」を観て思った。

私にはまだ時間がある!
もう一度、チャレンジしてみよう、、、と。

永遠の「火の鳥」と共に。(笑)
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

タンギング練習

2009年07月18日 00時45分28秒 | サックス練習その2
グリムスキーワード エコアクション



金曜日は、午前中に3時間、新しいアルトで練習~。

まずはマウスピースで音出し。
一緒にキーボードで「A」とか出してピッチを合わせる練習をした。
うん、だんだん合うようになってきた。
それからクロマッチでロングトーンを全音域。
それだけで50分が経過。

それからレッスンの課題でもあるジェイミー2-5-1のパターン。
まずは前回、暗記してのコードスケールを吹くのは、これは一生忘れてはいけないパターンな気がしたので、もう一度復習。さらに今回は、ジェイミーのボサのカラオケだけじゃなくて、別の4ビートのカラオケでも同じように吹いた。
それからカラオケに合わせてトライトーンを吹いたりして、、、最後は好きにアドリヴっぽく吹いて、約60分。(かなり疲れた。汗)

それから最後になってようやくメジャースケール練習。
須川さんのトレーニングブックのパターン1をテンポ=120で12キー吹いてから、次にパターン3をキー、C、F、G、D、B♭、E♭で、、、と、ここで集中力がなくなったのやめて、、。(おぃ!)
で、スケール練習では、最初は全タンギング、次にスラーの順番で吹いた。
ところが、どうやらここで弱点を発見!
なぜかレガートタンギングが変になるところが音によってあって、、。
気付くとタンギングしていなかったり、音が途切れてしまう。(汗)
、、、と、気にしながらも60分くらい練習。

そして最後に10分くらい、いつものエチュードや「枯葉」を吹いて練習はおしまい。

で、あまりにタンギングばかり気にして吹いていたら、最後は舌先が痛くなった。
でも指だけ勝手に動いても音出ないし、舌の動きと指の動き、そして呼吸も合わせないと良い音出ないし、、、サックスって本当に難しい楽器だと思った。

でも音は最高!(笑)

もっと練習頑張りたい。


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

練習のお供!

2009年07月16日 15時51分57秒 | サックス練習その2
グリムスキーワード 食物連鎖



最近のお気に入り。

それは、、。



半ば強制的に新しい楽器の付属に付けて貰ったウィットナーのメトロノーム。じゃーん!(笑)

、、、って、今までの練習ではボスの電子メトロノームをミニスピーカーにつないで活用していたけど、これとは別にアナログ式のメトロノームも使ってみたかった。

それで、このメトロノームはミニサイズなので、もちろん音量は小さめだけど、音色が良い!
お店で選ぶ際も、もうウィットナーの違うメトロノームと鳴らしながら比べて音色の良いほうにした。(傍にいた先生は、真剣に聞き比べているをみて笑っていたけど。爆)

で、音色的には、指で鳴らす指ぱっちんに似ている。(爆)
もちろん音は小さめだけど、サックスでメゾピアノ程度の音量なら十分聴こえる。
それに針が揺れているので、フォルテで吹いても目でカウントできるし、休符のところは音は聴こえるのでタイムを取る練習にも使える。
そして何より音がうるさくない!(笑)

やっぱりメトロノームといえど、ずっと鳴らしているとうるさく感じるし、吹いていて合わないと気分的にプレッシャーになるし、、、。(汗)
でも音がうるさく感じないと、鳴らしていても嫌ないし、優しい音色なのでそれほどプレッシャーを感じない。

そんな感じで、このメトロノームをロングトーンやスケール練習やフレーズ練習に活用している。
うん、以前よりこのメトロノームを使うようなって、メトロノームを使う頻度が増えてちょっとうれしかったり~。(笑)

ちなみにネジは一度巻くと、約25分くらい動く。
この時間って、意外と集中できる単位のような気がして、疲れてきたところで休む目安にもなるので一石二鳥?

そんな感じで、今日のアルトの練習はメトロノームを使って、テンポ=60から100くらいの間で、ロングトーン、クロマチックスケール、メジャースケール、ダイアトニックコードを各12キーでの練習を3時間やった。
やっぱり新しい楽器なので、しばらくは楽器の出せる全部の音を全部、正確なピッチと音色で再現できたらいいなと思った。
ちなみにピッチに関して、、、うーん、やっぱ開放の音がぶら下がり気味~。(汗)
あと、高音域(ドから上、)が高くなる、、、と、よくあるピッチの悩みに悩まされている。
でもそれ以外の音は、すごくピッチは正確。
特にシとかソとか、、、針が中央から動かないのが不思議なくらい。

たぶんピッチに関しては、やっぱ息の質だと思う。それと喉の使い方。
ためしに練習の最初、キーボードで「A」を鳴らして声を出したら、ピッチがかなり低かった。
つまり喉での使い方で声と息を出した場合、それが楽器の開放の音に繋がっているのかも?
でも他の音は楽器のキーを押さえる抵抗で音をある程度、出しているので、喉の使い方がピッチに響きにくい。
おまけにマウスピースだけ吹くとピッチが高いのも、口で圧力を掛けてピッチを高くしていると気付いた。

で、一番良いのは、喉での音のコントロール(ピッチでの、)が正確な音程なら、たぶん開放の音のぶら下がりは改善される気がした。
、、、ということで、これからは歌の練習もしないと。(笑)



最後に、私も猫好きですが、家では飼っていません。

でも実家にいます。
少しだけ紹介します。

名前は、「ほわ」




名前の由来は、子猫の頃は全身白かった。
で、でもおとなになったら?(汗)




た、たぬきみたいな毛並みですが、たぬきではありません。
瞳の色はブルー。




ただの雑種です。




くつした履いてます。(笑)




もう7、8歳で、引っ込み思案で、優しい性格。
幸せ太りしてます。(笑)



「・・・・。」




どっかいきないな。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

楽器に慣れる

2009年07月15日 10時30分48秒 | サックス練習その2




今月の2日に新しいアルトを手にして以来、、、実はアルトは新しい楽器ばかり吹いている。
やっぱり新しい楽器に、一日も早く慣れたい気持ちでいっぱいいっぱい!

とにかく慣れたいー。

そんな感じで、一応、毎日楽器に触っている。

ただ、、。

うーん、日によって吹きやすかったり、吹きずらいかったり~の繰り返し!(おぃ!)
なぜだか分からないけど、練習している途中で急に呼吸やアンブシュアが変化して、吹くのが辛くなるときがある。練習の最初はロングトーンで、まずまずの滑り出しなのに、メジャースケール練習してエチュードやって曲を吹く頃から、とたんに吹き方がおかしくなることも、。(汗)
で、一旦、吹き方が安定しなくなると、もう何を吹いてもまったくだめ!
口が絞まり気味になり、呼吸も浅くなり、出音もすんなりいかなくなり、、。
、、、って、この症状、前のアルトのときもあった。
つまり、これは単に練習途中での過労が原因で、さらに集中不足が原因?、、、もしくは体調の変化等、、。
とにかく吹き方が駄目になった状態で練習すると出音が最低になり、、、何を吹いても音が変な状態。その日はもういくら練習しても調子は戻らない。(涙)

ところが一夜明けて、朝や昼に吹くと調子は戻っている。
ところが練習を始めて1、2時間経ってきて疲れてくると、まだ駄目な状態に、、。
うん、要はスタミナがないのかな?、、、私は。(汗)

そんなこんなを繰り返して今日に至る。

やっぱりまだ新しい楽器は、まず楽器が音を出すのに慣れていないかも。
そして、私もその楽器の出音に耳が慣れていないのはたしか。
さらにキー配列に慣れていないので指がまごついていた。

で、昨日の練習では、やっぱりロングトーンとスケール練習をやるのが、新しい楽器のためにも自分のためになるという、当たり前の結果に陥った。これまでは、どちらかというと曲のメロディばかり吹いていたのだけど、それだと全部の音を出せないので、それだと楽器に申し訳ないのか?と思った。
最低音のB♭音とか曲のメロディにはほとんど出てこないので、やっぱりスケール練習しないと。

それで練習では改めてメジャースケール12キーをゆっくりなテンポで丁寧に吹いてみて、、、思った。
最初、左手の小指が押さえきれていないため音が出ずらいと思っていた最低音のB♭音は、実は、押さえきれていないのは右手の小指の方だった!
さらに、たまに出ない音があるのだけど、それも原因は、手をあまりにキーに密着し過ぎて余計なキーを手で押してしまっていた。(汗)

新しいセルマーは、ヤナギサワに比べてキーの大きさがちょっと大きい。
だから手の小さな私は、手を広げただけでキーに手が密着してしまう。
でも、それはそれで押さえやすいと思っていたのだけど、無駄に手に力が入り、指先をさらに深く入れて押してしまうと、どうしても掌がキーに触れてしまい開いてしまう。
うん、要はフォームをもっと安定させればいいだけなんだけど、、。

それでやっぱり楽器に慣れるためには、スケール練習が一番良い感じがした。
楽器全部の音も出せるし、キーに配列にも手が慣れるし、最低音から最高音まで気を配れるし、、。(これも当たり前かも?笑)
普段からあまりスケール練習も真剣にやっていなから、これも良いチャンスだと思った。

、、、ということで、練習では、ロングトーンは20分くらい、あとはメジャースケール12キーをスラーと全タンギングでテンポ=120で吹いてから、あとは苦手なキー(A、E♭、A♭、B、etc...)での全タンギングでのスケールの上昇下降とか60分くらいやって、最後にジャズエチュードや曲を吹いて約2時間くらい。
、、、というか、レッスンでの課題のエチュードは、久しぶりに吹いたら忘れていた。(滝汗)

、、、って、なんとなくサックスを始めた頃に戻ったよう、、。
レッスンでのジャズエチュードも新しくなったので、これからまた一から出直して練習するのもいいかもしれないと思った。

がんばろう。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

吹きたかった曲

2009年07月13日 14時40分04秒 | サックス練習その2

グリムスキーワード 砂漠化

 

実は、、、新しいアルトを手にしたら、ぜひ吹きたい曲があったのです。

それは、、、「身も心も」。

この曲は有名なジャズのバラードですが、私はこの曲を今年の春まで知りませんでした。
で、どうして知ったのか?

それは、運命の出会い(って、おおげさな?笑)、、、って、例の今年の春にあったセルマーのファイアーバードと赤箱リードの、、、つまり新製品発表会でのこと。
その時に製品のデモインストラクターとして楽器の試奏を見事披露してくれたサックス奏者の米田さん。
ファイアーバードのコレクターエディションと赤箱3番というセッティングで、ちょっと渋い演奏をしてくれた曲が「身も心も」でした。

私はそれを聴いて、最初、なんでこんな曲を吹くのだろう?と、思った。
曲をあまり知らないということもあったし、バラードとしてもメロディが分かりずらい。(自分としては、汗)
でも聴いていくうちに、なんとなくその音に引き込まれていくような感覚があり、、。
それ以来、”あの音”が忘れられず、なんとか自分でも”あの音”が出せないか試行錯誤していた。
そして同じ曲を何度も聴いているうちに、曲も好きになり、、。(笑)

そして、、、数ヶ月間、アルトでの練習のメインは、あの曲を演奏できるような音色づくりに変化した。

だからマウスピースを変えてみたり、ネックを吹き比べたり、リードをいろいろと変えて吹いて、レッスンで先生に怒られたりした。(汗)
それでも頭の中にある”あの音”を再現したい。
そんな思いが、、。

そして今年の5月末。
一応、年間計画として予定していた新楽器購入計画を早めることにした。
本当は早くて半年、一年後だった。
それを、今にっ!!

つまり、単純というかなんというか、今、どんなにセッティングを変えて吹き方を練習しても駄目なら、楽器本体を変えるしかない。
そう判断した。(うーん、安易~。汗)
でも毎日練習で好きな音が出せないまま、辛い思いで練習するのは精神衛生上良くない気がしていた。
もともと愛着がある楽器とはいえ、最初から好きな音は出せないでいたし、キーも慣れたとはいえ操作しずらかった。
そもそも出音が気にいらないとか、、。(おぃ!)
だから、どんなに良い曲でも自分では吹く自信がなく、どんなに練習しても音色が気に入らなくて、だんだん曲を練習するのが嫌になっていた。

うーん、話がちょっと反れた。

それで今日の練習では、新しいアルトで練習している曲の中から、その曲のテーマを吹いてみたので聴いてみて下さい。
はっきりいって”あの音”ではありません。(汗)
ただ、自分なりに心を込めて吹いてみました。

とにかく音色がお気に入りなので吹くのがすっごく楽しい~。
、、、とはいってもテーマのメロディフェイクすら難しい曲で、さらに転調もあり、リズムも、、、。(汗)
ただ、こういう曲が自由に吹けると本当に楽しそうなので、、これからも練習頑張りたいと思った。

音源は↓こちら。
「キャットてぃるのサックス遊戯」
http://cattail-sax.seesaa.net/

、、って、はっきりいって音色もピッチも上ずっています。(滝汗)

それでも一日も早く新しい楽器に慣れて、少しでも良い音で吹けるようになりたい。

 


 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なんとか曲を練習!

2009年07月11日 15時44分14秒 | サックス練習その2

グリムスキーワード 砂漠化


まあ、楽器が変わったところで急に上手くなったりはしません!(笑)

ただ、新しいサックスで、一番うれしかったのは?

はい。ちゃんとした息で吹くと普通のサックスの音がします!(爆)
さらにちゃんとしたタンギングで音を出すと、自然に安定した粒立ちで音が出ます!!
、、、って、実は、それが今まで出来なかったこと。(汗)

とにかく出音の太さ、粒立ち、音のつながりの良さ。
これが新しいアルトの良さみたい。

ただし、これには条件がありますっ!!

それはちゃんと吹けないとだめ!(おぃ!)

もっと息をお腹から出して、支えのある息にしないと良い音は出ないみたい。
これまでの楽器より抵抗が少し強いみたいだけど、息に対しての反応は抜群に良いので、逆に抵抗が少ないように感じるけど、それは錯覚で、、。(汗)

、、、ということで、これまで以上に支えのある息を意識して練習しないと。

そんなわけで今日、やっと少し慣れてきたので、ちょっとだけ音を紹介します。
ただ、、、まだへなちょこです。
いろいろと吹いてみました。(笑)

こちら↓です。
「キャットてぃるのサックス遊戯」
http://cattail-sax.seesaa.net/

でも結果的に吹き易い楽器なので吹くのが楽しい。
特に出音の粒立ちが良いので、今まで苦手だった高低差のあるメロディが楽に吹けたり~。(笑)
さらに息を入れてすぐに音が出るので、気持ち的に安心したのか?、、なぜか、、、リズムが突っ込む癖も直ってきた~。わーい!

ただ、楽器の高性能に対して、自分の表現の乏しさと技術の足りなさ。
うーん、しみじみと感じた。
たとえば自由に付けられるダイナミクス。
でも下手に吹けば、今まで以上にアラが目立つわけで、、。(汗)
、、、というわけで、アラばっかりですがお許し下さい。

これからも練習頑張ります!

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする