キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

リキテックスプライム

2016年05月31日 14時51分28秒 | 絵画
今日は久しぶりにお絵描き。

使った画材はリキテックスプライムというアクリル絵の具。

今年の春に開催された「2016東京画材ショー」という画材の展示会で購入した絵の具で、普段使っているアクリル絵の具よりもちょっと高級な物で価格もちょっとお高め。展示会ではお試しということで、4色セットで販売していた。それを家ではその4色に加え、あと白と黒をプラスした6色で絵を描いた。

とりあえずお試しということで、ダイソーで買った小さなキャンバスに大好きな猫の絵を2枚。

↓これです。



うーん。ちょっとキャンバスが小さくて苦戦~。
(ちなみに大きさは10cm×13cm。)
でも小さい分、絵の具が少なくて済むのと、アクリルなので速く描けた。

ということで、猫を描いた後は、、、ダイソーの「おとなの塗り絵」シリーズから薔薇の絵を1枚。



こちらはちょっと調子に乗って色を塗り過ぎたかもー。
つい発色が綺麗なので、どんどん塗ってしまって。


で、このリキテックスプライムというアクリル絵の具。



まず発色が美しい。
そして乾いてからもそれが変わらないのが嬉しい。

今回はどちらかというと油絵っぽくの厚塗りだったけど、
次はぜひ透明水彩みたいな薄塗りにもチャレンジしてみたい。

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スラップベースレッスン3ヶ月後

2016年05月27日 18時54分33秒 | ベース
早いもので、今月で念願のスラップベースレッスンも3ヶ月を迎えたー。

って、月に2回レッスンなので、計6回のレッスン。

そして、果たしてスラップは弾けるようになったのか?

まず、結論からいうと弾けるようにはなっていない。当たり前といえば当たり前だけど、、。(笑)

ただ、昨年までのスラップ独学状態に比べると、このレッスンがあった3ヶ月間で変化があったのは事実。
一応、練習過程をレッスンでみてもらうのが目的なので、すぐに弾けるようにならなくても、間違って練習していないかどうか、レッスンでチェックしてもらうのでもいいかなーと。

で、一番変化があったのが、指先と手の動き。それまではいくら練習しても指先が痛いまま。手の動きも力みまくって、どう動かしていいか意味不明だった。

ところがレッスンで見てもらってから、だんだん指先が痛くなくなった。さらに手の動きも回転が上手くできるようになって、さらにオクターブとか弾くとすぐに両手が疲労困憊していたのが、今月に入ってから疲れなくなってきて、長く弾くことができるようになってきた。
こうなるとすぐに弾けそうなものだけど、、、。

うーん。そんなにすぐに弾けるようにはならない。(汗)

まず両手のコンビネーションが難しい。
右手、左手、どちらも正確な位置で指を動かさなければいけない上に、両手を一致させて弾かなければならないので、たとえ半分のテンポで弾けても、それをテンポアップさせるのに根気がいると感じた。

うーん根気が、、。

という感じで、スラップ入門ということで「POW!」の練習を始めて3ヶ月目。
とりあえず半分のテンポで弾けるようになったけど、問題はあとどれくらいしたらノーマルテンポで弾けるようになるのか。はっきりいって道のりは果てしなく遠いー。

レッスンでは、もうひとつ練習ネタということで、「スラップ解放フレーズ」という譜面を課題に。



これは単にスラップのオクターブに開放弦の音を入れて、人差し指でハンマリング音をプラスしたフレーズで、先生が弾くと簡単そうだけど、実際に自分で弾くと、、、あぁー!テンポがまったく上がらないー。(涙)
ゆっくりのテンポで弾くと弾けるけど、少しづつテンポを上げると、突然、両手のコンビネーションが崩れる瞬間が来るー。すると音が出なくなってしまう~。そして、またゆっくりのテンポに戻って、、、そしてテンポを上げようとすると、、、。(汗)
ある意味、反射神経的な気もしたけど、これこそ反復練習しかなさそう。

レッスンでスラップベースを見てもらうようになって、どこの部分が力んでいるとか、どこのリズムがモタるとか指摘してもらえるので、フォームが少しづつ改善されてきかかも。
あとプルする人差し指とか、フォームも良くなって指先がいくら弾いても痛くならなくなった。2ヶ月前は指先に水膨れができたりしてたけど、もう大丈夫。今はまったくできない。
親指は最初からまったく痛くなかったけど、アップダウンの練習を始めてからちょっと指に過労があって、、、。でも、それも少しづつ改善されつつある。
ベースを弾く上で、手や指先が痛くないというは、練習の妨げがひとつ減る要因として良いような気も。

とはいっても、やっぱり弾けるようにならないと。

ということで、今月はあまり練習できなかったので、来月はスラップベースの練習を頑張ることにした。
ちなみに次回のレッスンは来週~。
がんばるぞー。

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Good Morning Jazz Orchestra

2016年05月23日 12時01分24秒 | ビッグバンド
昨日は、池袋ジャズフェスティバルのビッグバンドライブ本番でしたー。

まずはお越し頂いた皆様ありがとうございます!

肝心の演奏の方はおいといて、、。(笑)

お天気は良かったのだけど、
夕方のせいかすっごく風が強くてびっくり!
譜面飛ばされまくりでもなんとか楽しく演奏できました。



これからも頑張ります。

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ルーディメンツの教則本

2016年05月19日 17時42分29秒 | ドラムス

実は朝からどうしても見たい本があり、押し入れを捜索ー。
で、偶然にもずっと見当たらないと思っていた本まで見つかってしまいラッキー。
それがドラムの教則本だった。

若い頃から教則本や楽譜を集めるのが趣味だったので、古くは10代の頃に初めてやったクラシックギターの教則本やのちにやって挫折したエレキギターのギター譜やバンドスコア、そして20代に始めたドラムの教則本が多数~。もちろん40代で始めたジャズサックスの楽譜や教則本や現在進行形のスラップベースの教則本とか、、、多々あるけど。(爆)

その中でもドラムの教則本やジャズドラムのもの、ロックドラム系、そして一番多かったのがルーディメンツ系の教則本たち。
ドラムの基礎であるルーディメンツは、ドラムを始めて2年後くらいに嵌って、あのロールがしたいがために週に一度、ドラム教室とは別に専門の個人レッスンを受けていた。
その時に教室で使用していたのが下に書いてある教則本の一部。
実際には、打楽器教則本とAMERICA'S・N・A・R・D(DRUM SOLOS)を、2年掛けて全部レッスンでクリアした。
それ以外の本はレッスンを止めた後、独学でやろうと思ったけど、少しやって挫折!(おぃ。)
未だに課題のまま。



■打楽器教則本
■ルーティメント/リズム教育研究所
■AMERICA'S・N・A・R・D(DRUM SOLOS)(洋書)
■ALL AMERICAN DRUMMER 150Rudimental SOLOS(洋書)
■MODERN RUDIMENTAL SWING SOLOS(洋書)
■'14 MODERN CONTEST SOLOS' for Snere Drum(洋書)

最初、「ALL AMERICAN DRUMMER」という本を練習したかったのだけど、当時、先生が「これはちょっと難しいから「NARD」をぜんぶ練習したら、次にレッスンでやってもいい。と仰ったので、真に受けて気合入れて練習した。
がしかし、全部終わった頃、事情があり、そのレッスン自体を止めてしまい、次をやることもなく。(涙)


で、ちょっとだけ教則本を紹介します。


■打楽器教則本

これはフツーの打楽器の教則本で、学校とかでも使用されているもの。
ドラム初心者2年目だったので、「ルーディメンツをやる前にこれをやりなさい!」と課題として出された本で、レッスンではこの本とルーディメンツの本を兼用していた。
一応、ルーディメンツの基礎も詳しく書いてあり、それなりに楽しい教則本だった。


■ルーティメント/リズム教育研究所

ドラムを始めた頃、特に話題になっていた教則本で、ドラムセット教則本と姉妹品として関連のビデオもあり、とてもお世話になった。
監修、著者のリズム教育研究所という教室もこの本で知り、本を練習しているうちにどんどん興味が湧いて、結局、数年後に教室の門を叩いた。
で、そこでは2人の先生に付いて、約2年間ドラムを習うことになったのだけど、、。
ちなみに本はその教室でも使用されていた。(みたい。)
ルーディメンツの基礎が詳しく書いてあって、入門書としても練習用としても最適だと思う。


■AMERICA'S・N・A・R・D(DRUM SOLOS)(洋書)

で、これがいわゆる「ナード」と呼ばれているルーディメンツの教則本。
レッスンで最初にやれ!と言われて必死に練習したけど、凄く難しかった。
なにしろ全部まさかの手書き!(おぃ!)
綺麗に清書されているけど、、、見ずらいー。
さらに手順が書いていない。(うっ。)
ルーディメンツ初心者はその手順が問題で、、。
でも内容の曲としてクオリティは高くて、スネアだけ叩いてもなんとなくメロディを感じられて楽しかった。
全編、4/4拍子と6/8拍子しか出てこない。

■ALL AMERICAN DRUMMER 150Rudimental SOLOS(洋書)

この本は、どっかのドラム教室とか、セミナーとかで中の譜面を何度も見たことがあったので、正式にやってみたかったけど、、、願い叶わず。
こちらは手順もばっちり書いてあるし、譜面も印刷だし、見やすいんだけど、、、たしかに内容は手強いかも。

■MODERN RUDIMENTAL SWING SOLOS(洋書)

これはアドバンス向けのコンテスト用の教則本なので、参考用に購入。
一番のお目当ては、P44に掲載されている(マニアでは有名な?)「Three Camps」という曲の譜面が欲しかったから。
で、この曲は叩いてみると分かるけど、あのどっかの「337拍子ー。」と同じリズム。
当たり前だけど、ドラム系の教則本はリズム譜しか掲載されていないので、譜面もすべてリズム譜として捉える。(←これが、後にサックスを始めて、ト音記号を読む弊害になるとは思わなかったけど。)




■'14 MODERN CONTEST SOLOS' for Snere Drum(洋書)

これも含めた洋書4冊は、最初に紹介した「ルーディメント」の本の中で、「推薦するマーチング・エチュード集」のページに紹介されたもので、素直にそれを信じて全部集めてしまう自分って、一体。
なので、この本も参考程度で、中身はやっぱりちょっと難しいかもー。
説明では、あの「スティーブガットが愛用した教本」と明記されていた。

今でもルーディメンツは好き。
特に「ロール」が好きで、あとは「フラム・アクセント」という手順が好き。
一時期凝っていた頃は、毎日スネアで練習していたので、どっかの楽器フェアで適当に叩いていたら、「マーチングをやっていたのですか?」と何度も言われたことがある。
残念ながらマーチングの経験が無いのがちょっとさびしい。

おかげでジャズに必要なレギュラグリップのマスターとか、ロールとかマスターできたので良かったといえば良かったけど。
でも本当のドラムの難しさは単に練習で補えるものではなく。
練習で頑張ってテクニックの習得をしても、結局、ドラム本来の「リズムをキープする。」という役割は会得できなかった。

、、、とはいってもドラムを叩くのは楽しい。

たとえ上手く叩けなくても、ビート刻んでいると無心になれる。

それに音楽がどんどん耳に入ってきて心地よい。

やっぱりドラムって素敵かも。

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事前に防げれば事故とはいわない

2016年05月18日 19時53分09秒 | ビッグバンド

今度の日曜日にあるビッグバンドのライブ。

今日はそのバンドの最終リハでした。

とりあえず演奏のことはおいといて、、。

実は、リハも終わり楽器を片づけてスタジオを出たときのこと。
何気にアルトのケースを見ると!?

「あっー!!ケースのチャックが空いているー。」という状態だった。(滝汗)

たしか~、数年前に、これでケースの中身の楽器を空中落下させた思い出が蘇るー。(おぃ!)

がしかし、実は、それ以来、用心を兼ねてケースに旅行かばん用のベルトを装着していた。

おかげで大事に至らず。
つまり「事前に事故を防げれば事故とはいわない。」わけで。

で、もしそのベルトをケースに装着していなかったら、またしてもケースを持ち上げた瞬間に起こる楽器の落下、、。(汗)

もうライブまで4日しかないのに、、、と、考えると鳥肌が立った。

今回、そういう事故も未然に防げてよかったけど、未然に防げるとなんだか事故の予兆とかそういう話に発展しずらい。何事もないと別に何もなかったからいいんじゃね!と思いがちだけど、ここはあえて日記に書くことにした。そうすることによって、今後、二度とこういう事態にならないようもっと未然に事故が防げると思ったから。



ちなみに、そのアルトのケース。
セルマーの軽量パックケースで、チャック閉め忘れ楽器落下事故は意外とあるみたい。
すでに一度、自分は経験しているけど、2度と起こらないようベルトを着けていて本当によかったと思った瞬間だった。

ということで、今度の日曜日はライブです。
気合い入れていきます。


Good Morning Jazz Orchestra Live

■池袋ジャズ・フェスティバル2016
http://www.ikebukurojazz.com/

■5月22日(日)16:40-17:20(最後から2番目)

■場所は、東武百貨店8階スカイデッキ。

■無料。

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サックス練習と防音室

2016年05月17日 12時01分18秒 | 楽器練習状況
たとえば、

「どんな趣味を始めても、最初は誰でも初心者だし、練習ネタにも困らないので、記録を兼ねて日記を書く。」

自分もその一人でこうやって最初はブログを書くことにした。

がしかし、だんだんと時間の経過と共に上達も危ぶまれ、新しいチャレンジも失敗も減っていき、、、いろんな意味でブログのネタが減ってくる。
そして記憶のあいまさと相成り、さらに事実上の報告だけになり、最後は面倒でブログもあまり頻繁に更新しなくなる。楽しい憧れの趣味として始めたのに、ブログの更新の為の義務になりかけたところで、新しい趣味に転換してしまうと、、、。(汗)

これはあくまで自分の場合。一時期、そんな時期があり、(もちろん今も似たような状態?汗)だけど、やっぱ自分はブログが好きみたいで。
あんまりタメにならない記事でもブログを見るのは好きだし、自分でも書くのも好き。(おぃ!笑)

で、本題。

ここは本来はサックスの練習ブログだった。
もちろん今も日々サックスは練習しているけど、記事にするほどネタにはなっていない。
、、、けど、本来は個人の練習日記なので、

たとえば練習で、「30分ロングトーンをやって、10分メジャースケールをさらに12キー吹いて、そして20分は好きな曲のテーマを吹いて、最後にビッグバンドの課題曲を少し練習~。」でもいいような気がする。

日々、多かれ少なかれ練習時間の差はあっても練習する内容はあまり変わらない。そしてそれが日常の練習の事だとだんだん書くのが億劫になるのが真実みたいで、、。

つまりひとつの練習の中で「革新的な新たな発見!」は毎日毎回はまず出てこない。たとえば些細な息の調子がちょっと良いとか悪いとかとか、ひとつの練習の途中で「必殺的な睡魔に襲われた!」とか日記としてブログに書いても、(たぶん、)それを読んでいる人はつまらないような気が、、。
なので、最近はあまりサックスのブログは書いていなかったり~。(って、ちょっと長い言い訳かな??爆)

ちなみに最近のアルト(サックス)の練習内容は、ロングトーン→メジャースケール12キーの反復。好きなジャズの曲のテーマの練習と少しマイナスワンでアドリブ。今度の日曜日にあるビッグバンドの課題曲の練習。全部で90分くらいで、ほんとはもっと長く吹いてもいいはずなのに体力が~。(おぃー。)

練習場所は幸いにして自宅の防音室があるので、実質上24時間練習可能だけど、(もちろん深夜は眠いので却下。)自分自身の予定に合わせ、練習時間を決めていたり。
自宅練習の利点は、短い時間に好きな時間に音が出せることで、逆にいつでも練習できると思うと練習での集中力が低下するということ。
サックスを始めた頃は、自宅に防音室は無くて、近所のスタジオに個人練習に行ったり、カラオケボックスのフリータイムを利用したりして、かなり練習にお金と時間を掛けていた。しかし、今は時間も練習時間のみだし、移動時間も待つ時間も無し、、、お金は、、、防音室代?、、、でもリスクよりもメリットの方が大きいと思うので、、、。

あんまり防音室についてブログは書いていないような気がするけど、少しだけ思い出したことを紹介。

まず、アルト(サックス)を始めて数か月後、引っ越すことにより、新居のマンションに防音室を設置。あまり広くないリビングに1.2帖の防音室を置いたので、リビングが狭かったー。(汗)価格はC00万。でも毎日カラオケに個人練習する費用を考えると約5、6年で還元できると思った。

それから7年が経過~。
また引っ越すことになり、今度は庭付き新築一戸建ての物件だったので、防音室をグレードアップ!、、、といいつつ、また置いた場所はリビング。(笑)で、前の防音室を下取りに出して、4.3帖の防音室を購入。今度のは大きかったけど、下取りが効いたのか、価格はD00万だった。、、、ということは、今度のは10年くらいで還元できるわけで、、。
今はそれから4年が経過しているので、あと6年使えば元は取れる??

というか、今度の防音室の利点はやっぱり広いこと。
おかげで電子ドラムも置いたし、電子ピアノも置いたし、ギターアンプ、ベースアンプも、ステレオセットも置ける訳で、、。楽器の練習はもちろんCDやレコードをリスニングする空間として有意義な気がちょっとしていたり。現にステレオセットで普通家で鳴らすと「ヤバいなー!」と感じる大音量で、CDやレコードを鳴らしても家の外にはほとんど聞こえない。家の中でもテレビを小さく鳴らしている程度の音量なので、それはそれでいいような。
自分が今でも楽器の練習を好きにできるのも、この防音室があるからといっても過言ではないかも。もしこれが20年前にもあったら、、、と考えても、当時と今は生きている環境が違うのでなんともいえない。

この20年の間にいろんなものが変わった。
これから20年もどんどん変わることが多いのかもしれない。

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ジャズのセッションを楽しむために

2016年05月15日 19時56分34秒 | ジャズセッション
自分がジャズのセッションに行き始めたのは、今から約10年以上前のことでした。

その時はまだサックスを始めておらずドラムとして参加していて、当時、セッションで何度もドラムを叩いていて、ふと、楽しそうにテーマを吹くサックスに憧れ、サックスを始めました。ちろん最初から吹けたわけじゃなく、(もちろん今でも苦労の連続ー。汗)
でもジャズのセッションは常に楽しい空間として自分の中に存在してきました。

、、、という感じで、たまにはそのジャズのセッションについて、ちょっと自分なりの参加した注意点を紹介したいと思います。もしあまりセッションに馴染みが無い方、少しでも興味を持っていただけるとうれしいです。

で、ジャズのセッションを楽しむための注意点。


■ジャズのスタンダード曲を自分が本当に好きかどうか確認しておく。

実は、ジャズのお店の「ジャズセッション」と銘打っているセッションの場合、そこで演奏される曲はほぼジャズのスタンダード曲(通称、青本、黒本等に掲載されている曲)しか演奏されません。もちろんそれ以外の曲でもあくまでジャズというジャンルで処理されている曲のみ。なので、ポップスや歌謡曲、演歌、クラシックの名曲は普通演奏されないので、確認が必要。もし自分自身が他のジャンルの曲が好きであっても、もちろんジャズのスタンダードになっている曲も好きだという認識があればOKだけど、仮にジャズのスタンダードはだるくであまり好みでないと思っていたら、ジャズのセッションには行かないほうがいい。
それとジャズのセッションはいつも同じ曲ばかり演奏して嫌と思っていたら、たぶんその人はジャズが好きじゃないといっても過言ではないでしょう。なぜならジャズの演奏はあくまで各演奏者のものであり、演奏される曲はその表現のための素材でしかないから。たとえ同じ曲ばかり演奏されていても演奏する人が違えばまったく違う演奏内容になり、同じ演奏者でも共演者が違えばまた違う演奏になる。それがジャズの面白さともいえるかもしれない。

■ジャズの演奏にはテーマとアドリブ(ソロ)という2部構成で成り立っている。

もちろんその他にリズム体と呼ばれる伴奏も含めた演奏も必要な楽器があるけど、それ以外のフロントといわれている楽器を演奏する場合、必要とされている演奏のスキルはテーマを演奏して、そしてアドリブを取ること。
そこでの鉄則は、テーマを演奏する人はテーマ(リードシートに書かれた譜面のメロディ)をフェイクして演奏してもいいけど、ちゃんと原型をとどめて演奏しなければいけないということ。つまり演奏するテーマのメロディがその曲のメロディに聴こえるように演奏しないといけないわけで。で、できればメロディの音は間違えないのがベスト。
そしてアドリブは演奏する順番が決まっていて(もちろん例外もある。)最初は、フロント(テーマを演奏した人)→フロント(他に管楽器やギターがいた場合)→ピアノ→ベースという順番で、最後に演奏するベースがアドリブが終わった段階で、普通、4ビートの場合はドラムとの4バースに突入する。もともと4バースはドラムのソロの為にあり、演奏される長さは、もちろん演奏される曲に基づいている。
たとえば「枯葉」のような32小節の曲なら、4小節を8回演奏するので、4バースは4回になる。その時、ドラムは4小節好きなソロを叩き、次に4小節は他の演奏者が演奏するこになるのだけど、その時の演奏の順番も決まっていて、たいだいこれまでアドリブを取った人と同じ順番になる。

■ボサノバとバラード曲には4バースが無い。

8ビートのボサノバとスローのバラード曲は、普通、ベースのアドリブが終わった段階で、テーマに戻る場合がほとんど。
なので、ベースのアドリブの終わりはちゃんと確認しておくこと。(ちなみにほとんどのベーシストはアドリブの終わりの示すために、小節の最後の4小節は必ずウォーキング(伴奏)に戻る場合がほとんど。)


■初心者が失敗しやすいアドリブのミス。

ジャズのセッションに参加して、経験の少ない初心者が犯しやすいミスは、アドリブフレーズを間違えることではなくて、アドリブを演奏してて迷子になることの方が問題のような気がする。
たとえばサックスで夢中になって吹いていると、いつのまにかどこの小節まで吹いたら分からなくなる、コードを見ていたつもりでも、「あれ?似たコードだけど、もしかしてここのことじゃない??」と、一瞬、途方に暮れることもあったり。そんな時、他の演奏者の伴奏の音をちゃんと聴き分けられれば問題ないけど、初心者でそうもいかない場合、やっぱり迷子。なんとなく勘で演奏を止めたりすると、実は、その曲の最初から始まって4小節目だったり~。とかあると最悪の状態になる。
なぜならジャズのセッションでの演奏において、決まっている一曲のワンコーラスをずっと繰り返すというがあり、アドリブもそれに基づいて吹いているので、新しく始まったワンコーラス目に突入してしまうと、もうそのワンコーラスは吹いた人のアドリブスペースになってしまい、他の人がアドリブを取ることが許されないことになる。
だから仮に間違って、次のワンコーラスに突入して吹いて途中で演奏を止めてしまうと、そのコーラスが終わるまでアドリブはずっと休符という状態になり都合が悪くなる。それらを防止するためにも、アドリブの内容よりも曲の中で迷子にならないよう小節感覚(つまりどれくらい演奏したら何小節過ぎたか、)を、トレーニングする必要がある。

■曲には始まりと終わりがある。

これは自分自身、一番気を付けていることだけど、スタンダード曲の中には決まったイントロとエンディングが存在する。でも、必ず演奏しなくても大丈夫。
ただ曲が決まったら、どんなに遅くても数分以内に演奏を始められるように迅速に動く。そして、「終わりよければすべて良し。」というようにどんなに演奏がぐちゃぐちゃでも、終わり方を他の演奏者と合わせてしっかりと終わり感を出す。
ちなみに終わった後、観ている人から拍手とかもらうかもしれない。で、その拍手の意味は2つ。「やっと演奏が終わった。よかったー。」というのと、「ちゃんとしっかりとエンディングが決まったね!」というもので、それ以外の意味はないかもしれない。

■一度のセッションで演奏される曲は一度限り。

ただし、例外として「ブルース」と「枯葉」は、初心者対応なので大丈夫。
それ以外の曲は、早い者勝ち。前の人が演奏した曲は、もうそのセッションで演奏できないことになっている。
でもセッション時間が4時間を超えた場合、その場限りではないかもしれない。

■アドリブ(ソロ)が終わった直後の拍手と声援。

これはジャズ独特だと思うんだけど。
ジャズは各演奏者がアドリブソロを演奏した直後、観ている人は「良いソロだった。」と拍手をする。
で、そのタイミングなんだけど、普通、ソロが終わると次の人のアドリブソロが始まっているわけで、、。
だからどんなに良いソロであっても長々と拍手をするの失礼かもしれない。
なので、拍手はだいたい次のコーラスの4小節分くらい?(声援はもっと短いかもー。笑)


■最後にみんなで演奏する曲がある。

これは必ずとはいえないけど。
セッションの〆として、全員参加の曲を提示、みんなで順番にアドリブを回して演奏することがある。
一番多いのが、「Fのブルース」次が違うキーの「ブルース」もしくはジャズのスタンダードで「Aトレイン」とか「ブルーボッサ」という例もある。

■挨拶は忘れないこと。

不特定多数の初対面の人が集まる可能性の高いジャズのセッション。
意外と忘れがちなのが挨拶。やっぱ人との繋がりで演奏するのでコミュニケーションは取りたいもの。
私自身それほどオープンな性格じゃないけど、お店にセッションに行く時は、とりあえず挨拶は欠かせない。
まず、お店に入ったら大きな声で挨拶!なぜなら中に人が何人いるかわからないので、ドア付近の人だけ小さな声で挨拶すると、また中に入ってからまた挨拶しなればならないので2度手間。だからお店の中まで聞こえるように大きな声で。(笑)
そして、中に入ったらホストの方々にも挨拶。そして、後から入ってきた人にも軽く挨拶。演奏を始める時も描くる挨拶。終わった後も挨拶。そして、セッションが終わった後は中にいる全員に挨拶っ!!(って、どんだけ?笑)
やっぱみんな音楽を通じて遊びに来ているので、たぶんノリはいいはず。ここで重要なのは、セッションが終わった時の挨拶。中には演奏が下手だと思った人もいるかもしれない。もしくは一緒に演奏するチャンスに恵まれなかった人もいるかもしれない。でも、ここで挨拶をしないとセッションを楽しめないことになる。なぜならジャズのセッションはその場にいる人達が一丸となってジャズという音楽の楽しみを共有しているので、当然、皆友達という感覚になるはずだから。

長くなったけど、もしジャズのセッションが敷居が高いと思っている人がいたら、一度、足を運んでみるといいかもしれない。

ちなみに自分がセッションに行くための準備として練習するのは、

1.演奏したい曲のテーマとアドリブの練習。
2.演奏したい曲のイントロとエンディングの練習。
3.最低でもレパートリーは10曲以上用意する。スタンダードセッションでは多くて6~8曲、少なくて3~4曲くらいは演奏するので、(他の人が先に演奏して自分ができなくなる可能性を考えて、)その3倍くらいの曲を用意する必要がある。

たぶん、ネットで「ジャズのセッションについて」と検索すると意外と詳しく記事が紹介されているかもしれませんが、そんな記事でも実はもっと他に知りたいことがある。と思った人が、この記事を参考にしてくれると幸いです。
もしリクエストがあれば、もっと詳しく書いてもいいですが、これはあくまで経験に基づいるので、もしかしたらさらに例外があるかもしれません。

最後に自分にとってジャズのセッションはとても有意義な遊び場であり、勉強の場なので、これからも参加していきたいと考えています。


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ライブのお知らせ

2016年05月14日 19時18分36秒 | ビッグバンド
さっそくですが、

お知らせをひとつ!

それは、、、。

只今、アルトサックスで参加中のビッグバンド「グッドモーニングジャズオーケストラ(Good Morning Jazz Orchestra)」のライブが決定しましたっ!!


■池袋ジャズ・フェスティバル2016
http://www.ikebukurojazz.com/

■5月22日(日)16:40-17:20(最後から2番目)

■場所は、東武百貨店8階スカイデッキ。

■無料。

ちなみに、このバンドは結成して10年が経過した都内のビッグバンドで、年に数回ライブを行っています。(似たようなバンド名があっても違うバンドなので、勘違いしないようお願い致します。)自分もメンバーとして初期の頃から参加。今も継続中~。
めったにライブはやらないので、もし興味のある方がいらしたら、ぜひ、池袋まで遊びに来て下さい。

↓こちらの写真は昨年に開催されたすみだジャズフェスのライブ写真です。(金髪っぽい小柄な女性で、いちおうアルト吹いていますー。笑)


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最近、ブログ記事をまた書いているワケ。

2016年05月14日 12時32分58秒 | お知らせ
このブログも始めてから早10年以上が経過~。
数年前からあまり更新しなくてなって、もう何度もやめようと思っていた。

がしかし、、。

たまに自身のブログを見ると、まったく更新していないのに、なぜかアクセスがある。たぶんどっかの検索サイトで記事のアドレスが出てくるのかなー。と漠然と思っていた。

ところが最近、自分自身、50歳を過ぎた頃から体調に変化があり、なんか何をするにもちょっとだるいと思うようになってしまった。
「これではいかん!」と思い、
もしかして「ボケている??」と自問自答ー。
以前はちゃんと紙に日記帳にちゃんと日記を書いていたのに、今年からまったく書かなくなってしまった。

うーん。

さらにPCに向かってネットを観ていてだけだと、それだけで終わってしまい、自分で文字を打つこともない。ずっと前はブログをテーマごとにやっていて5つくらいあったけど、今はどれも更新が滞ったまま。

「これではいかん!?」と思い、、。(汗)

せっかくPCを買った記念にタイピングソフト「特打」でタッチタイピングをマスターしたのに、今はあまりタイプ打つこともないし、、。

やっぱ、「これではいかんよー。」と思い、、。(おぃ!)

結局、ブログを復活させる意味を含め、ボケ防止のため、複数あったテーマ別のブログの更新をやめ、ひとつのブログで複数のテーマを掲載することで、集中力を高め、、、って、そんな大げさな。(笑)
要は、ひとつのブログで今、興味あることをテーマに書くことで更新のネタ切れを防ぐのが当初の目的。それでそのひとつのブログがこのブログだった。

やっぱ、、、このブログが一番最初に始めたモノだし、愛着があるかもー。
観てくれる人が誰だかわからなくても、自分の他愛無い話題に少しだけ付き合ってくれるだけでうれしい気持ちもあったり。
あんまり情報的な分野で押しつけがましい記事にならないように気を付けているけど、でも新鮮な意味で知ったことはやっぱり表現という意味で記事にしたいと感じていたり。

自分でも何気にブログをいろいろと観るのは好きなので、その中のひとつが自分のブログなんだなぁ~と思うこともあったり。

これからもボケ防止のためにもっとブログを書こうと。
それとこれからはもっと興味あることもたくさん書こうと。

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ベース弦の交換

2016年05月14日 11時08分46秒 | ベース
実は昔からベースの弦は自分で交換するものだと思ってた。

昔、買ったベースの教則本にも必ず弦の交換の方法って記載されていたし、ギターも含め、弦なんて自分で交換するものだと思っていた。
だから大昔にあの有名な「エレキの若大将」という映画を以前観たとき、女性が楽器店にギター弦の交換を頼んでいたのは、単に軟弱な女子がするものだと勝手に解釈。本格派を目指すなら自分で弦交換と(これまた勝手に解釈!笑)と思っていたり~。

そんな折、数か月前、レッスンに通っている楽器店に行ったとき、たまたまギターの弦の交換を頼んでいる女性がいた。
「あっ、今でも弦交換を楽器店に注文する人がいるんだー。」と思っていたけど、よくよく楽器店のHPをみたら、リペアのページにちゃんと「弦交換」というメニューがあった。(当たり前?笑)

で、そんな話をこの前、ベースレッスンで先生と話していたところ、「なんなら先生が張ってあげるけど、どうする?」という申し出があり、ちょうど弦を交換したいなという思いもあり、「そんなに張るのに時間は掛からないよ。」という話だったので、、。
レッスンのついでにベースの弦を先生に交換してもらうことになった。

というわけで、

前置きが長くなったけど。(笑)

昨日のベースレッスンで先生にベース弦の交換をしてもらった。

交換した弦は、エリクサー(.045、.065、.085、.105、.125)

ポイントは、ずばり5弦の太さ。

前にベース弦を交換したのはレッスンを始めた頃で昨年の秋頃。つまりもう弦を張ってから8ヵ月くらい経過している。
で、前の弦は5弦だけ太くて.130だった。それなのに、3弦が.080、4弦が .100と細いため、普通にスケール練習とかしていると4弦→5弦、もしくは5弦→4弦と運指したとき、押弦の指先にとても違和感を感じていた。
なので、今度の弦はそれらを解消すべき太さを変えてみた。



今度の弦は弦のエンドの金具が同系色で同じ色。以前の弦はカラフルな色合いだったので、一見すると色での弦の識別が難しい。(って、見れば太さわかるじゃん。とか言わないでー。)

実は弦を張り替えてもらう一番の目的は、プロの人の張った弦を見たかった。(という素朴な疑問からきていたー。)
特にペグに巻く弦の数。というか、実際に何巻きするのがいいのだろうか?、、、って、教則本には2巻きから3巻きって書いてあったけど、、。

とりあえず先生にお願いしてみた。



そして、弦を張ってもらった結果、、、弦の巻き数は、、、ずばり3巻半!
それも非常に美しいー。(わーい!)

こうみえてもワイヤーの巻にはうるさい自分。(おぃー。笑)
普段、細いワイヤーでアクセサリーとか趣味で作っている関係上、やっぱワイヤーは美しく巻かないと!

ということで、ベースの弦交換は約20分で終了ー。

今度の弦は意外と長く持つそうなので、もう年内は弦を交換したくてもよさそう。
弦を触った感触もつるつるしていて指の運びもスムーズ。
つうか、やっぱ新しい弦は音色に艶がある!

ちなみにレッスンの方は、相変わらず「POW」を練習中ー。
もう3ヶ月目だけど、まだ半分のテンポでしか弾けない。
見かねた先生が新しくハンマリングが入ったオクターブフレーズ例の譜面を新たな課題として提示~。「ちょっとは気晴らしになるかなー。」って。(笑)
とりあえずこれからも地味に諦めずスラップベースも頑張ることに。

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