今年の3月から開始した新しいジャズサックスのレッスン。
月に一度のレッスン。
、、、なので、今回は、まとめて6月分から8月までを。
(とはいっても、前の話なので記憶が遠いので、多少、省略~。汗)
レッスン4回目(6月某日)
この日は、Fのブルースを素材に、ジャズの吹き方に必要なニュアンスを意図的に付ける練習をした。
レッスンではいつものように、師匠と一コーラスづつアドリブを取りながら、、。
それでニュアンスのテーマを決めて吹く練習をした。
1.まっすぐに棒吹きをする。
2.わざと音量を大きくしたり小さくしたりして吹く。
3.まずクレッシェンドして、それからデクレッシェンドする。
4.全体的に音程を上下させて吹く。
要は、どんなニュアンスでも偶然ではなくて、すべて意図的にコントルールできるようにするのがこの練習の目的。
やってみると思ったほど、思い通りにいかないと実感。
それでも最初に師匠を見本を派手に吹いてくれるので、イメージが掴みやすかった。
レッスン5回目(7月某日)
この日も、同じくブルースなんだけど、キーをB♭(実音)でのアドリブ練習。
ポイントは、8小節目の2-5のコード進行の所に、2-5のフレーズをひとつ当てはめる練習をした。
で、その前にフレーズ練習を。
教えてもらったフレーズを指が覚えるまで何十回も繰り返して吹いてから、実際にアドリブで吹く練習をした。
とりあえず、そのフレーズ以外はまったくの自由なので、好きなようにブルースを吹いた。
それで実際に吹いてみると、そのフレーズを入れようと身構えてしまうと、タイミングがずれたり、フレーズ自体を間違えたり、一回の曲の練習で上手く吹けたのは数回どまり。
それでも少しでも吹けると褒めてくれるので、楽しかった。
レッスン6回目(8月某日)
この日、初の試みでメタルのマウスピースを持っていった。
例のブランチャーメタルなんだけど、リードはプラリードのレジェール2番。
これが家で吹いていたとき、すごい楽に音が出るセッティングだったので、一度、先生に診てもらおうと思っていた。
そしてレッスンで最初に師匠に見せたら、とても興味津々で、すぐに吹いてみて、、。
そしたら、、、凄く良い音がした!
で、それだけじゃなくて、師匠、なぜかマウスピースではなくて、レジェール2番のリードに興味が沸いたらしく凄く気に入ってしまい、、、。
その場で、お店の売り場へ行って、レジェール2番と2半を買ってきて、、。(爆)
師匠、「レジェール2番がこんなに良いとは思わなかった。」というコメント。
そこまでいわれると私もどうしていいか困ったけど、こんなに気に入るっていうも不思議な感じも。
ともかく私のセッティングも良いということでレッスンが開始!
もちろんテーマは、Fのブルース。
今回は、まずアドリブを吹く前に、声に出して歌う、、、というスキャットに挑戦。
この練習は、以前、いろんな教室でやったことがあるので、特に抵抗はなかったけど、声に出して歌うのを最近は忘れていたので、かなりやばい状態だった。
、、、というか、もともと音痴気味、リズムのイメージはあるものの、、、どう考えても歌ったフレーズを吹くことができないのは分かっていたので、後半は、いつも吹いているフレーズを逆に歌うというやり方で、つじづまを合わせた。(汗)
そのあとは、Fのブルースのアドリブを吹きながら、またニュアンスを変える練習。
まずは、先にやったスキャットの発音をやるのだけど、アンブシュアをサックスを吹く形に固定して歌う。その後にすぐに吹く練習。
それから、なるべく速くタンギングをして吹く練習。
次に、全タンギングをして吹く練習をした。
そうやっているうちに気分も盛り上がってきて、師匠と大盛り上がりのアドリブ合戦になって、とても楽しかった。
ちなみに、この日の師匠のセッティングは、キャノンボールのテナー、ハイブリッドのマウスピース、レジェールという感じで、それでも普段、CDやライヴで聴いている音そのままで、こうやって一緒にセッションできるのって楽しいと思った。
、、、という感じで、このアドリブレッスンでは、ひたすらカラオケを使って師匠と交互にアドリブを吹きながら、アドリブに必要な要素というか基礎を習得するレッスンで、今までにないレッスン形式で自分にとってはそれがとても有意義に感じた。
もちろんアドリブ以前に会得しないといけない基礎については、もちろん必修なのだけど、その辺は、ある程度、クリアしていると判断されてちょっとうれしかったり。
でもまだできていない基礎もたくさんあるので、実践的なアドリブを練習しながら、その合間にいろいろと教えてもらうつもり。
それにしてもブランチャーのメタル、後で録音した音を聴いたけど、本当に良い音だった。
師匠も気に入ってくれたけど、なぜか今後、しばらく冬眠しそう。
その訳は、、、いずれに。
ともかくこれからもレッスン頑張りたいと思った。