キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

開放のピッチ問題

2009年07月25日 12時36分14秒 | サックス練習その2
グリムスキーワード エコアクション




実は新しい楽器になってから、密かに悩んでいることをいえば、、、。

そう、開放(キーを押さえない、)C♯音のピッチが低いこと。(にゃ~。汗)

それで楽器を、最初、買ったときは、その開放音に合わせてチューニングをしてみたら、他のキーを押さえた音がめっちゃ高くなってしまったので、もう一度、全部の音のピッチを確認して思った。

なぜか開放の音だけ低い。
そのかわり他の音はどれも正常なピッチで安定している。
、、、ということだった。

うーん、こまった。

でも曲とかだと、あまり開放は頻繁に出てこないので、とりあえず普通にF♯(A音)でチューニングしてこれまで吹いてきた。

でも気になる。

そんな感じで今日の朝の練習では、まずマウスピースだけで吹いて、喉のピッチも確認して、それから吹いてみた。

ところが、やっぱり開放だけ低い。

で、思った。

もしかして、入れる息の質に問題が?

なんとなく心当たりがあったので、体をリラックスさせて、もう一度、いろんな角度、いろんな息を入れて音とピッチを確認してみた。
そしたら息ひとつで、吹奏感はもとより、音色や管の響き、そしてピッチもかなり変化して驚いた。

そして問題のピッチなんだけど、、。
口とか喉に力を入れないで、お腹から息を送るイメージで勢いを付けず、暖かい息を送ったとき、なぜかピッチの低さが解消された。(笑)

それで他の音が高くなるとまた問題だけど、その時は他の音もピッチは正常だった。
つまり、開放だけのピッチの低さは、単に複式呼吸でちゃんと息を送っていない、、、という当たり前の原因。(うっ。汗)
つまり、つまり、、、普段、鳴りやすいリードで口先だけで吹いているから、楽器がちゃんと反応していないという、、。(涙)

で、それを考えると、以前の楽器だと、どんな息を送ってもピッチが安定していた、、、ということは、やっぱり先生の仰るように吹きやすい楽器だったのかもしれない。

「そんな息じゃ、ちゃんとして音が出ないよー。」

、、、って、楽器の選定室で、セルマーをえらそーに、 次々と試奏した自分に、先生がそっと呟いた言葉、、。

うーん、身に染みます。(滝汗)

良い楽器は良い音はするけど、良い奏法をしないと、その良さを発揮させるどころか、まともに吹くことができない。
論より証拠、、、とはいっても、前の楽器みたいに多少、指間違えても音がちゃんと出ていたけど、今度は指を少しでも間違えると音、出ないー。、、、とか。(おぃ!汗)

、、、ということで、やっぱり新しい楽器は、特に音色がお気に入りなので、あとは、今度こそ、ちゃんとした息が送れるよう腹式呼吸を見直してみたいと思った。
(とはいっても、口先で吹く癖、なかなか直らないのよね~。涙)
せっかくオーバーブロウの癖は直ってきたのに、一難去ってまた一難!(って、自業自得だがな。爆)

それにしても息って、すごい。

つづく。
コメント (4)
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