キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

ベースを逆手(レフティ風)で弾いてみた

2017年10月12日 09時48分45秒 | ベース左利き
今日は、何気に初心者用の教則本を手に取り、練習してみて、ふと疑問に思ったことがあった。

それは、、。



この本を見て本当に初心者はベースが弾けるようになるのだろうか?

それで自分はというと、実は、2年前にベースレッスンを受ける前も家にはベースがあったので、少しながらベースは弾いていた。
さらに、それ以前、何十年前の子供の頃、クラシックギターやエレキギターも数年弾いたことがあったので、運指に関してはある程度弾けるようになっていて、ギターのFのコードとか自然に弾けている状態でのスタートだった。
ただ、、、本当のギターやベースの初心者って、、、。

よくよく考えたら弦を一度も触ったことの無い人がすぐに押さえて弾けるって、、、あり得るのか?

そんな疑問が湧き起り、、。

ふと自分のベースを逆に構えて、レフティ風にしてみた。



で、当然、両手とも逆になり、右手で弦を押さえて左手でピッキング!



今まではそんなの初心者でも、当然、すぐにできると思っていた。

がしかし、、、現実は違っていたー。

それで、少し慣れない手つきで弾いてみた感想は、

↓こちら。


1.右手は思っているよりも開かない。

2.特に一フレット一指はまず無理。

3.弦を弾く左手の親指の位置が困る。

4.弦を弾く左手の角度がわからない。

5.弦を一本弾くのに指先の力の入れ具合がわからない。

6.とりあえず「ドレミ~」が弾きたくなる。

7.右手の親指をピックアップに置いたら、指先が痛くなった。

8.押さえている弦をピッキングすることができない。


そんなこんなで悪戦苦闘ー。

まともに一音弾くのも容易じゃない!

さらに右手の弦移動がすごく難しくて、「ドレミ~」を弾こうと思ったら、全部、同じ弦での一本指移動になってしまったー。


そんな感じで、考えてもあまり良い案がでなかったので、手元にあったロックベースの教則本を開き、やってみたら~。

あー。できない。

つうか、ピック弾きにしても、フィンガー奏法にしても、なぜ最初からオルタネイト(交互)での運指なんだろう?
たしかにオルタネイトの方が完成形ではあるけど、最初からそれで練習するのは、完成にかなり時間が掛かるー。(それは、過去に自分がやったことがあるから実証済み。汗)
特にフィンガー奏法に関しては、最初はワンフィンガーで充分トレーニングを積んだ方が実践向きだし、、。



しばし、、永遠の目~。



つうか、、、よくよく~考えたら初心者用の教則本にしては、内容が端折り過ぎ!!
基礎テクニックのもくじ程度、それもひとつの完成形しか掲載されていないので、この本が、いかにも「もう弾ける人が簡略化して、ベースの基礎テクニックのひとつを紹介しているに過ぎない。」
なので、この本を手に取って、まったくの超初心者(弦をさわったことのない人、)がやるとすると、かるく数ヶ月、人によって数年掛かる人がいるかもしれない。

とういことで、ベースを逆手で弾いて、超初心者を体験してみて、、、それはそれで「アリかな?」と。

そんな感じで、面白そうなので、試しにしばらくこの奏法でも、(もちろんこのベース教則本を使って、)一日10分くらい練習してみようと思った。

果たして、どれくらいの期間で、この教則本の内容がクリアできるか?

実際にやってみないとわからないから。

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