キャットてぃるのサックス遊戯+ベース

42歳から始めたジャズプレイヤーへの道のり

マウスピースの違い

2014年09月10日 18時36分13秒 | アルトサックス


よくよく考えたら今持っているアルトのマウスピースは10本になっていた。ほとんどが楽器を始めた頃に買ったもので、その後も数年後にちょっと増えたり。

で、持っているほとんどがメイヤーとレイキー。(ブランチャーとドレイクっていうのもあるけど。笑)本当はマウスピースって星の数ほど出回っているので、他のメーカーがもっとあってもよさそうだけど、なぜかその二つのメーカーがほとんど。

そんな中、日記に書いてあるように、日々、マウスピースを変えてみたりして。
もちろんその時はそれでいいと思うのだけど、吹いているうちに良さよりも嫌いな面が気になりはじめて、また変えてしまう。

そして今週、もう一度、手持ちのマウスピースを吹き比べ、どれが今の自分に合っているか確認した。

そう、「今の自分」っていうところがキーワード。

常に自分の状態はいろんな意味で変化していると思うので、それに合った道具が必要だと考えている。
だから、その都度、マウスピースを変えている訳で。(←これってある意味、言い訳?笑)

今までは、どちらかいうと大人しめな太い音色、ピッチを主体に、多少、抵抗感があってもいいと思っていた。
でも最近、「もっと楽に吹いてもいいのでは?」と、考えるようになり、まず第一に吹き易さと息の入りやすさを重視し、さらにタンギングがやりやすくて、ピッチをコントロールしやすいということを考えるようになった。
というのも、多少抵抗感と聞くと聞こえはいいけど、単に息が入れづらかったり、息が足りなくてタンギングがやりずらいという状態に陥り、さらに抵抗に負けて呼吸が苦しくなるという症状に悩まされていたことあり、、。

結局、試行錯誤しながらメイヤー5MMを使ってきたけど、結果的にコントロールするに至っていないというが今の現状。
ピッチが取りやすいけど、音が全体的に小さい。無理に息を入れると上手く入らずオーバーブロウに。
それがストレスになって吹くのが嫌になってしまう。
調子が良い日はいいけど、調子が悪いと本当にダメで、ろくな音が出ない。
要はムラが自分にとってあるマウスピースだと思った。
意外と渋い音色だから好きなんだけど。

で、再度、登場したのがレイキーのマウスピース。
こちらの欠点は、ずばりピッチのコントロールと音色のコントロールがしずらいところ。
適当に吹いても大きな音がするけど、それだけだし。
でも上手く息を入れると良い音がするし、抵抗も少ない。
どんな吹いても呼吸が疲れることもないし、サブトーンも渋い。
そんな感じなんだけど、問題は開き。
ここ最近、レイキー4*3を使ってきたけど、どうもコントロールが難しいと感じた。特にピッチ。
で、2年ぶりに出してきたのがレイキー5*3の方。
って、2年前までしばらく使っていたのだけど、音色のコントロールが出来ず、封印してしまった。
でも久しぶりに出して吹いたら、以前よりも吹きやすくて気に入ってしまった。(なぜだろう。笑)
おまけにピッチも合わせやすいし。

最近、あまりセッティングを変えたくないと思うようになった。
セッティングは変えないで、あとは奏法を研究してみようと。
以前は、すぐにマウスピースを変えて問題を解決しようと考えていたけど、そうではなくて、それよりも、もっと大切な事を練習を通じてやらなければいけないと感じてしまった。

それにしてもメイヤーとレイキー。
どうして、音量、音色がこんなに違うのか。
そして息を入れた時の抵抗感や吹奏感が違うのか。

とりあえずしばらくレイキーかなー。
一番の問題は音色のコントロールかも。

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