(まるこ姫の独り言)より
野田首相は、毎週金曜日に脱原発デモが行われても、"大きな
音だね”と人々の声を音扱いにしてきたが、その心は脱原発デモ
など、単なる一過性の事で猛暑でもあり、そのうちには終息に向
かうだろうと高をくくっていたのではないだろうか。
所が、毎週金曜日のデモに終わらず、28日の日曜日には、国会
議事堂を包囲してしまった。
><脱原発デモ>国会議事堂を包囲・・・毎日新聞
>「脱原発」を訴える大規模なデモ行進が29日、東京都千代田
区の日比谷公園を発着点に行われた。猛暑の中、子供からお年
寄りまで幅広い年齢層が参加(主催者発表20万人、警察調べ1
万数千人)。
「再稼働反対」「原発やめろ」と声を上げ、行進後は
永田町に移動し、国会議事堂を取り囲んだ。
この国のマスゴミ報道は、毎日ロンドンオリンピック一色で、メダル
ラッシュと言い浮かれている。
(どこがメダルラッシュか首をひねる)
いつものように、熱狂、狂騒が繰り広げられるのだろうが、国民に
取って本当に必要で大事なニュースが流されなくなる。
脱原発デモも、あまり報じないが終息どころか拡大の一途をたどる。
どんなに猛暑だろうが、どんなに野田首相が無視していようが、人
々の声は大きくなる一方だ。
>「『生ぬるい』などのやじを浴びることもあるけれど、大事なのは
数で圧力をかけること。
これからも普通の人が参加できる雰囲気
作りに努め、ぶれずに、シンプルに声を上げ続けたい」と話してい
る。
ネットでも、やるだけ無駄だと言うような意見も多くあるが、私はそ
うは思わない、
主催者も言っているように、国民を侮っている経済界や霞が関、
政治家に対して、数が大きくなればなるほど相当な圧力になると
思う。
今まで、大人しい国民性と言われてきた日本人の声なき声、政
治的思想のない普通に暮らす人たちの熱いうねりは、これからも
どんどん広がっていくのではないか。
山口県知事選も、既成政党の候補者が勝ったような構図だが、
ガチガチの保守王国において、脱原発・反既成政党を掲げた飯
田氏は立派に善戦している。
負けた3人の得票を合計すると当選した山本氏の票を上回ってい
る。
野田政権は、国民は馬鹿で大人しいと思っているのだろうが侮る
なかれだ。
”蟻の一穴”と言う言葉もある。
何事も自分たちの思い通りになると思っていたら大間違いだ。
どんどん、じわじわ、野田包囲網は大きくなりつつある。