日経平均は10,212円の150円安。東証1部の値上がり銘柄数は251、値下り銘柄数は1,345。出来高は19億1,803万株。
米国でロッチデール証券のアナリストから、米国政府はバンク・オブ・アメリカが金融安定化法に基づく公的資金を返済する前に、450億ドル(約4兆1,500億円)の資本増強を実施させたい考えで、増資が実施されれば既存株主には大きな悪影響が及ぶと報告したことや、USバンコープの投資判断も引き下げたため、昨日の米国株式市場では金融株も売られ、NYダウは2日連続で100ドルを超す下げ幅となりました。
格付け会社のムーディーズが米国の大手金融機関の年初来の貸倒れ償却の総額は1,160億ドルと年率ベースで貸付残高の2.9%に達していて、大恐慌の最中の1932年の2.25%よりも悪化していると指摘したことも警戒されました。
リスク回避の姿勢で東京株式市場も全面安となりましたが、株式市場の調整を警戒し、野村ホールディングスなどの証券株が安く、NY原油先物相場の下落を受けて、三菱商事などの資源関連も売られました。
商船三井は今期の営業利益見通しを500億円→100億円(前期比94.9%減益)に引き下げ、川崎汽船は今期の営業赤字予想を350億円→590億円に赤字幅拡大の見通しを発表し売られました。
海運会社やコンテナ船の荷動きや運賃の低迷、海運市況の下落や円高、燃料油高で業績が悪化しています。
日本光電(6849)は上期の営業利益見通しを22億円(前年同期比43.3%減)→38億円(前年同期比2.1%減)に上方修正したことで買われました。
日経ジャスダック平均は1,221円の4円安。
米国でロッチデール証券のアナリストから、米国政府はバンク・オブ・アメリカが金融安定化法に基づく公的資金を返済する前に、450億ドル(約4兆1,500億円)の資本増強を実施させたい考えで、増資が実施されれば既存株主には大きな悪影響が及ぶと報告したことや、USバンコープの投資判断も引き下げたため、昨日の米国株式市場では金融株も売られ、NYダウは2日連続で100ドルを超す下げ幅となりました。
格付け会社のムーディーズが米国の大手金融機関の年初来の貸倒れ償却の総額は1,160億ドルと年率ベースで貸付残高の2.9%に達していて、大恐慌の最中の1932年の2.25%よりも悪化していると指摘したことも警戒されました。
リスク回避の姿勢で東京株式市場も全面安となりましたが、株式市場の調整を警戒し、野村ホールディングスなどの証券株が安く、NY原油先物相場の下落を受けて、三菱商事などの資源関連も売られました。
商船三井は今期の営業利益見通しを500億円→100億円(前期比94.9%減益)に引き下げ、川崎汽船は今期の営業赤字予想を350億円→590億円に赤字幅拡大の見通しを発表し売られました。
海運会社やコンテナ船の荷動きや運賃の低迷、海運市況の下落や円高、燃料油高で業績が悪化しています。
日本光電(6849)は上期の営業利益見通しを22億円(前年同期比43.3%減)→38億円(前年同期比2.1%減)に上方修正したことで買われました。
日経ジャスダック平均は1,221円の4円安。