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USダウ3日続落。東証は反落。 US議会、不良債権の買い取り協議が難航

2008年09月25日 15時50分54秒 | Weblog
日経平均は12,006円の108円安。東証1部の値上がり銘柄数は444、値下がり銘柄数は1,156。出来高は15億9,233万株。

米国政府による金融機関からの不良債権の買い取り策は議会との協議も難航していて、ポールソン財務長官も法案成立のために、議員が要求している金融機関幹部の報酬制限や、米国政府が不良資産を買い取った金融機関の株式を取得できるようにすることにも対応する姿勢を見せているそうです。

低い買取価格だと売却した金融機関の損失が拡大し、資本不足から貸し渋りや貸し剥がしが激しくなり、米国景気を下押すと危惧されていることや、米国の金融機関は救済されても欧州ではまだこうした手立てがないことなど懸念材料も多いようです。

東京株式市場では米国の金融安定化法案の成立期待からみずほなど銀行株は小幅高となりましたが、米国景気の悪化が警戒され、トヨタや本田などの自動車株は安いままでした。

日本の8月の貿易統計が3,240億円の赤字となり、貿易赤字は正月の影響で輸出額が減る1月を除けば、1982年11月以来約26年ぶりの出来事だったことが警戒されています。

原油や石炭など資源価格の高騰で輸入額が膨らみ、米国景気の悪化で自動車輸出が大幅に減少したことが響いたそうですが、米欧景気悪化の影響でアジア向けの電子部品の輸出も減少しています。

内需の弱い日本で輸出も減速すれば、景気低迷が長引くと警戒されています。

バルチック海運指数が年初来安値を更新し、昨日は4,489ポイントと、今年5月に記録した高値の11,793ポイントから62%の下落となっているために、日本郵船(9101)や商船三井や川崎汽船などが軒並み売られました。

日経ジャスダック平均は1,303円の3円安。

医療介護業界向けの人材紹介のSMSも反落し、セブン銀行やジュピターテレコムも安い状態でした。
 
パチンコ・パチスロ機メーカーの藤商事は8月に投入したパチンコ機の「ジュラシックパークMAX」が人気を博し、年末商戦に向けての期待も寄せられているので年初来高値を更新しました。

25日米上院銀行委員会のドッド委員長が金融安定化法案の一連の原則について、共和党と民主党が合意に達したと発表したと報じている。

東証は、リーマンブラザーズの現物取引の整理売買、先物・オプション取引については、反対売買・建て玉移管を実施完了したと発表した。