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USダウ小反落。東証は小反発。 原油先物が急落。 先物主導で売り売り

2008年09月03日 15時47分44秒 | Weblog
日経平均は12,689円の80円高。東証1部の値上がり銘柄数は1,069、値下がり銘柄数は573。出来高は19億3,338万株。

安倍、福田と連続して政権を放りだした直後の総選挙で与党が大きく勝つのは困難で、民主党が単独過半数を得る可能性もあり、自民党は下野するという警戒感もあり、アジア株も同時に昨日の相場は大きく下げましたが、自民党の小池百合子元防衛相が出馬に意欲を示しているので、改革派が総裁選で辛勝するという期待も託され、今日の売られ過ぎの反発で東京株式市場は反発しました。

昨日の米国でハリケーンがメキシコ湾岸の石油施設に深刻な打撃を与えなかったという見方で、原油価格が大きく値下がりしたために、東京株式市場では三井物産や三菱商事などのエネルギー権益を多く持っている商社が売られました。

中国がインフレ沈静化を狙い、融資引締め方針を維持するという懸念や、インドの中国間の鉄鉱石のスポット価格も8月は15%下落し、3月のピークから25%下がったので、ブラジルの鉄鉱石も更なる値上げを要求することは難しくなっているということも、鉄鉱石の権益収入が大きい三井物産(8031)にはマイナス要因で、三井物産の株価は年初来安値を更新しました。

原燃料価格の安定で利益確保が進みやすくなるという期待で、日本製紙グループ(3893)や王子製紙などの製紙会社や、住友ゴムやブリヂストンなどのタイヤメーカーが値上がりし、東京電力や東京ガスなども買われました。 

日経ジャスダック平均は1,356円の3円安。

昨日は麻生銘柄として買われたまんだらけやウィーヴ、創通、GDHなどのアニメ関連も売られました。