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USダウ急落。東証も感染売り加速。 欧州、アジアも感染売り加速

2008年09月18日 15時57分56秒 | Weblog
日経平均は11,489円の260円安。東証1部の値上がり銘柄数は819、値下がり銘柄数は836。出来高は23億3,587万株。

米国ではFRBがAIGに対し最大850億ドルを融資すると発表しましたが金融不安は後退せず、モルガンスタンレーは独立した投資銀行としての生存が可能かという不安も高まり、昨日のNYダウは449ドル安の10,609ドルと急落しました。

米国では9月5日に今年11行目の銀行破綻(シルバー・ステート・バンク)が発表されていますが、FDIC(連邦預金保険公社)の四半期報告書では第2四半期に「問題のある銀行」リストに載った金融機関の数は117行と第1四半期の90行から3割増加しました。

これから多くの銀行破綻が予想されるので、買い手も買い急ぐ必要はないことや、いったん破綻してFDIC(連邦預金保険公社)によって身ぎれいに整えてもらってからでも遅くないという考えもあるようで、破綻銀行が増えた結果、事前に救済合併されるケースが減り、一段と破綻が増えるという悪循環に陥り始めたという解説も聞かれました。

米国の証券取引委員会(SEC)が17日に、全上場銘柄に空売り規制を導入すると発表しましたが、NY市場は今週末に先物やオプション、個別株オプションの清算が行われるクワドルプル・ウィッチングが控えているので、裁定取引やディリバティブ取引に混乱が生じ、ポジション解消の動きでかえってNY株式市場は深押しになった可能性もあるといった指摘もあるようです。

東京株式市場は金融不安や信用収縮が警戒され、みずほなどの銀行株やゼクスや三井不動産などの不動産株が売られ、金融機関の資産圧縮で貸し剥がしが横行すると不況も深まるという懸念で、トヨタやソニーなどの輸出関連も売られました。

臨床試験受託(CRO)のシミック(2309)は2008年9月通期の営業利益見通しが28億5,600万円(前期比32.2%増)→20億3,100万円(前期比6%減)に下方修正されたことでストップ安となりました。

日経ジャスダック平均は1,289円の13円安。

楽天やアルゼなどが値下がりしました。

メッセージ(2400)は自治体の財政難による老人ホームの総量規制で需給逼迫を追い風に稼働率が一段増になることが期待され押し目買いも入りました。