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USダウ急落。東証も急落後下げ渋り。 本日リーマンブラザーズの発表あり

2008年09月10日 16時00分45秒 | Weblog
日経平均は12,346円の54円安。東証1部の値上がり銘柄数は919、値下がり銘柄数は708。出来高は22億6,616万株。

昨日の米国ではダウ・ジョーンズ通信が韓国の金融監督委員長の発言として、韓国産業銀行とリーマンブラザーズの交渉は終了したと報じ、リーマンブラザーズの株価も4割下落し、NYダウも280ドル安の11,230ドルと売られました。
 
東京株式市場も朝方は日経平均が240円安の12,159円まで売られましたが、リーマンブラザーズが来週18日に予定していた6~8月決算を本日に早め、「重要な戦略イニシアチブ」も発表すると述べたことから、他の交渉先との内容も報告されるのではないかという見方で、東京株式市場は期待感も芽生えました。

午後に入ってから韓国の通信社から韓国産業銀行の関係者の話として、リーマンブラザーズの経営権を握ることができる規模の約6兆ウォンで取得することを検討しているというニュースが伝えられ、日経平均も下げ幅も縮小しました。

リーマンブラザーズが英国の住宅用を中心とした不動産資産を一括して売却する方向で米資産運用会社ブラックロックと交渉中という観測報道もあり、金融不安の後退に期待した買いでみずほなどの銀行株が値上がりしました。

サブプライムローン問題で銀行の不動産業界への融資姿勢が厳格化し、資金繰り難からゼファーやアーバンコーポレイション、創建ホームズなどの倒産が多発しましたが、9月8日にオリックスがジョイント・コーポレーション(8874)に100億円出資すると発表し、9日にはサンシティ(8910)が三井住友銀行から20億円を借入れ、分譲マンション事業を展開していく上で十分な資金確保が出来たと発表したことが安心され、パシフィックホールディングスやランドやゼクス、ランドビジネスと新興不動産企業にストップ高となる銘柄も続出しました。

日本の公共投資は2008年度に13年ぶりに増加するので、鹿島(1812)やNIPPOコーポレーション、福田組などの建設株が値上がりしました。

日経ジャスダック平均は1,337円の3円安。

介護業者のツクイ(2398)は通期の営業利益見通しを13億9,200万円(前期比12.7%増)→16億9,200万円(前期比37%増)に上方修正したことでストップ高となりました。