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USダウ大幅安。東証も大幅安。 US発信の金融不安が世界中に伝染

2008年09月05日 16時08分27秒 | Weblog
日経平均は12,212円の345円安。東証1部の値上がり銘柄数は227、値下がり銘柄数は1,445。出来高は22億7,924万株。

前日のNYダウの大幅安や円高進行が警戒され、欧州中央銀行が市中銀行への貸出規則を厳格化すると発表したことも金融システム不安の掻き立てました。
 
欧州中央銀行では信用危機で苦境にある金融機関が制度を安易に利用することを防ぐために、来年2月から担保となる資産担保証券(ABS)の担保掛け目を12%にします。

市中銀行の借入れコストが上昇するので、欧州では銀行株が売られましたが、市場では資金繰りに窮する金融機関からの換金売りが出てくることや、ヘッジファンドに対する貸し剥がしも厳しくなると警戒されました。

今日の東京株式市場は、米国株の急落を受けて幅広い銘柄で売りが優勢となった。海外機関投資家やヘッジファンドなどから大口のポジション調整売りが出たとみられるほか、寄り後も9月中間期末を控えて損失を限定したい国内機関投資家から、先物にヘッジ売りが断続的に出て上値を抑え、売りが売りを呼ぶ展開で全面安でした。

海外の金融不安や日本でも不動産業者や建設業者向けの不良債権の増加が警戒され、みずほなどの銀行株が激安く、三菱地所などの大手不動産も売られました。

円高進行でトヨタや日産などの自動車株も敬遠されています。

昨日アナリスト説明会を開催したアイフル(8515)が反発しました。

日本板硝子(5202)が値上がりしました。太陽光発電市場は3年間で平均年率83%の成長が予想されるので、太陽光発電向けのソーラーガラスの需要も急拡大する見通しで、2010年3月期のソーラーガラスの営業利益は140億円に到達し、連結営業利益470億円の30%を占める見通しです。

日経ジャスダック平均は1,333円の15円安。

本日、大証ヘラクレス市場に新規公開したサニーサイドアップ(2180)は平泳ぎの金メダリストの北島康介選手や元サッカー日本代表の中田英寿氏のマネジメント会社として注目され、公募価格2,800円に対して、初値は2,760円でしたが、終値はストップ高の3,160円となりました。