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USダウ急反落。 救済策に不透明感、急騰原油高が重し

2008年09月23日 07時03分35秒 | Weblog
22日(月)のUSダウ相場は3営業日ぶりに大幅反落。

ダウ工業株30種平均は前週末比372ドル75セント安の1万1015ドル69セント、ハイテク比率が高いナスダック総合株価指数は94.92ポイント安の2178.98で終えた。

米金融安定化策の具体案な内容や実効性の不透明感が重しとなり、金融株を中心に下落した。

前週末にかけて米株相場が急伸していたため、利益確定売りも出やすかった。

安定化策を巡っては、米政府と議会の調整が順調に進むかどうかや、不良資産買い取りで金融機関の財務体質がどの程度改善するのかといった点が懸念材料として意識された。

外国為替市場でのドルの下落などを背景に原油先物相場が急伸したことも嫌気された。

安定化策で仮に金融不安が落ち着いたとしても、雇用悪化など米景気に対する懸念材料が多いとの見方も相場の足かせとなった。

Pモルガン・チェースなど大手銀行株が安い。

三菱UFJが出資を発表した証券大手モルガン・スタンレーは小幅安。

三菱UFJの米預託証券(ADR)も下落した。

前日に米連邦準備理事会(FRB)がモルスタとゴールドマン・サックスの銀行持ち株会社化を承認したと発表。

ゴールドマンは約7%下落した。

破綻した証券大手リーマン・ブラザーズのアジア太平洋部門を取得すると発表した野村のADRは小高い。