暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

芝刈機 エンジン不調

2017-07-02 20:27:57 | オイル臭い部屋
マレーとかいう外国製の芝刈機がエンジン不調
なので見てほしいと頼まれた。
大手ホームセンターで4年前に購入したらしい
が、そこに修理依頼すると、代理店に送るこ
とになるので、1ヵ月程時間がかかると言われ
たらしい。

症状を聞くと、エンジンは始動するものの、
そのうち止まってしまうとのこと。
再始動もできるが、やはりすぐに止まってし
まうらしい。

直る約束はできないという条件で引き受けた。



エンジンをかけてみると、始動性は良いが、
ハンチングする状態で、そのうち止まってしま
うと言う状態だ。

スロットルレバーやチョークもレバーもない。
完全な自動調速、自動チョークだ。

キャブ付近のカバーを外してエンジンをかけ
ると、スロットルとチョークバルブが細かく
開閉を繰り返している。

チョークまで一緒に動いているところが興味
深いところだ。

手でチョークの方を強制的に半閉じくらいに
保つと、ハンチングは治まる。
明らかに燃料が薄くてハンチングしている状
態だ。



まあ、キャブをバラしてジェット類を清掃す
れば直るだろうと、作業に取り掛かるが、な
んだか、ソケットレンチのフィット感がおか
しい。
ひょっとして、インチネジか
幸いに、それほど古いものでもないので、錆
付いたボルトもなかったので、舐めることも
なくなんとか外せたが、どうしても合わない
ボルトはネジザウルスで外したものもある。

外したキャブはジェットが外せるような構造
ではなく、ポートそのものがジェットも兼ね
ているような構造になっていた。

キャブクリーナーとジェットクリーナーでゴ
リゴリと磨いて組み上げた。

始動性は非常に良い。
ハンチングもしないし、近くの草を刈ってみ
たが負荷がかかってもエンジンがストールす
ることもなかったので完了として、引き取っ
てもらった。

今のところ不調になるという連絡も無いので
問題なく動いているのだろう。

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