暇つぶしエンジニアリング (旧:休日限定エンジニアリング)

アマチュア無線とエンジン付オモチャいじりの日記です。

真空管ラジオ復活間近

2024-07-09 22:09:13 | 無線小屋

コンデンサーの不具合など若干の問題を抱えながらも、信号を受信

できるようになったので、トラッキング調整をしようと思ったのだ

が、その前にダイヤルの指針がないことに気づいた。

裏側を見ても、ダイヤルの糸掛けに指針がついていた跡もない。

多分、糸が切れて張りなおしたのだろう。

このラジオは手直ししようとしたのか、改造しようとしたのか、

線の切られたところや、ハンダがきちんと乗っていないところが

随所に見られるのだ。

手を入れたが、なんらかの理由により途中でやめてしまったのだろう。

 

指針となる板をとりつけて、おおよその周波数が解るようになった

ところでトラッキング調整を行った。

シグナルオッシレーターの出番である。

せっかく持っているので無理矢理使用したようなもので、567KHz

のNHK第1と1440KHzのSTVを受信すればそれで充分調整は可能で

あるのだが。。。

 

口径が18cmもある大きなスピーカーだが、裸の状態では決して良い

音とは言えない。

しかもこのスピーカーはフィールドコイルで励磁するもので、

今回初めて見たものだ。

このフィールドコイルを電源平滑回路のチョークコイルとしても使用

しているという合理的なものだった。

 

通常に使用するには問題ない状態となったので、あとはキャビネット

に戻すだけとなったところで、新たに不良個所が見つかった。

なんとバリコンを留めているボルトについているゴムブッシュが

溶けたようになって固まっている。

これを交換したいところだが、ブッシュを交換することで、バリコンの

取付位置が若干変わるので、糸掛けダイヤルの張具合も変わって

しまうことになりそうだ。

現状で動作している部分についてはあまり弄りたくないので、この

ままにしておくことにした。

 

次はいよいよキャビネットへの収納だ。

 


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