音楽ネタその440（訃報）： 忌野清志郎

忌野清志郎が死んだらしい。ちょっと前にガンから復帰してライブで雄姿を見せてくれたと聞いていたのだが、転移が見つかり療養中だったそうだ。

ちょうど私が高校生の頃、RCサクセションは私の同世代のヒーローだった。洋楽を主に聴いていた私は、この人からさほどの影響は受けていないが、日本を代表するロック・パンクができるミュージシャンだったように思う。そもそもロックやパンクは元々反体制の象徴なのだが、それを見事に体現する気骨溢れるパフォーマンス。何度も放送禁止や発売禁止の憂き目をくらいながら（日本のミュージシャンで一番多いのでは？）、それでいてポピュラリティを確保していたのは、この人が持つユーモア精神というかな、皆に受けいれられやすいジョーク感覚が大きかったように思う。

映像は、これまた確か発売禁止となったパンク・バージョンの「君が代」。なんでこれを発売禁止にするのかよくわからんけどね。それはともかく、大きな損失だな。謹んで合掌。

-Butzmetz社長-