Butzmetz LingerieZ Blog

Butzmetz社長による徒然音楽日記。

音楽ネタその481: 向井滋春

2009-09-23 23:32:36 | Weblog
このシルバーウィークは音楽三昧で、10月3日と10日にライブを控える「狸坂バンド」と、11月3日にライブを控えるButzmetz LingerieZのリハーサル。特にButzmetzの方は新曲をささっと書き上げたりして、一応の曲数が整った状態。狸坂バンドの方はバンマスから「テーマ曲を作れ」と言われており、「さあ、どうすっかな?」と思案中。なお、今日のButzmetzのリハーサルで、ドラムのIさんから情報をいただいたのだが、なんとIさん、11月5日に新宿Somedayにて河上修さん(b)とセッションするらしい。

なんと懐かしい。河上さんは、言わずと知れたジャズ・ベーシストの大御所で、若干10代で当時の渡辺貞夫のバンドに加入し、その後も日本のジャズシーンを支えてきた人なのだが、この人のお弟子さんと20年以上前にバンドを組んでいた関係もあり、よく飲み屋などで可愛がっていただいたものなのだ。うむ、5日は絶対にサムデイに行こう。覚えてくれてないかもしらんが。

となると、今宵の音楽ネタは河上さん関係、もしくはウッドベース系となるように思われるかもしれないが、そうじゃないんだな、これが(笑)。実は河上さんとは全く関係ないアップデートが狸坂バンドの方にもあり、どうやら3日のライブにトロンボーン奏者が飛び入りで参加してくれるようなのだ。

私は実はトロンボーン奏者との演奏経験がない。少なくともコンボスタイルでは。今から興味津々となっている。というわけで、今宵のネタは、日本を代表するトロンボーン奏者、向井滋春さん(話の流れが無理矢理ですまん^^)。村田陽一さんとどっちにしようか迷ったが、ちょっとトロンボーンという楽器に焦点を当ててみようか。

もう見るからにマスターするのが難しそうな楽器ですな。管をスライドさせて音程を取るという楽器の構造は、相当鍛錬しないと正確なピッチで演奏できないだろうし、そもそもあまり速いパッセージに向かない楽器のように思う。とはいえ、この向井さんや村田さんのような名手もいるし、意外に音域も広い。音程を滑らかに変化させることができるので、さながら男性の声のようにも聞こえる。

映像は、そんなトロンボーンを見事に使いこなす向井さんの、なんとソロで、ボサノバの名曲"Recado Bossa Nova". いやぁ、これまた意外。

-Butzmetz社長-