ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

10/16日 伊那の経ヶ岳(2296メートル) 笹露にしっかり濡れてきました。

2014-10-17 12:20:36 | 草花
台風19号が大暴れをした後、その置き土産とやらで、翌日も強い風が吹き、場所によっては冷たい雨が降ってきたりしました。
その15日の晩に雨の中を山に向かって走りました。

行く先は伊那市の北西にある経ヶ岳で、ここからの山岳景観は抜群であるとのことで、山麓に着いた翌日のそれを狙って出かけたものでしたが、例によって早とちりをしてしまいました。

16日、経ヶ岳の山頂は針葉樹の間にあって、ここからは樹の幹しか見えませんでした。
山道の途中、八合目からは木曽御嶽や中央アルプス、南アルプスの抜群の景観が得られるはずでしたが、例によって雨男の哀しき定めで、ガスに巻かれて往きも復路もさっぱり駄目でした。

しかし、帰路の7合目では木の間から南アルプスの一部の峰が見えるほどに天気が回復してきましたが、もう帰りを急がねばなりません。
心を残して下山してしまいました。

車に乗り、家路に就き、山裾の小高い道を走りながらふと左手を見るとびっくりするような景色がありました。
今回はそれを紹介しながら、次からは山行のほうをシリーズ3回にてレポートします。

経ヶ岳の山容 ↓

経ヶ岳の案内はwikiより以下に転用します。 ↓
木曽山脈が南の権兵衛峠(標高1,523m)の鞍部で分断され、独立峰のような山容をしている。
山頂には2等三角点があり、背の高いシラビソなどの針葉樹林に覆われている。
伊那市の仲仙(ちゅうせん)寺から登るルートがよく利用されている。
途中には山小屋や水場はない。
4合目で南箕輪村の林道大泉線の大泉所ダムからのルートが合流する。
5合目周辺は、カラマツの植林地となっている。
7合目から9合目の稜線上からは視界が開け、八ヶ岳、南アルプス、伊那谷、木曽駒ヶ岳、御嶽山などの好展望が得られる。  (引用終了)

前日の雨が遅くまで降り残っていたようで、翌日の山道はツルツル滑りやすくて、10回以上は足を滑らしました。
おまけに笹の葉に露が残っていて、ズボンだけでなく、靴下を通して水が靴の中に入り込み、足指がふやけてしまうほどでした。

実行図 ↓

仲仙寺から山頂までを単純に往復しました。

断面図 ↓

単純往復ですので、左右対称形となります。
歩行距離は16kmを超えたようです。



以下の画は帰りの車中から眺めた夕刻間近の山の景色です。
鷲ヶ岳 ↓

鷲ヶ岳は霧が峰の北に位置する1798mの峰です。

車山 ↓

車山は霧が峰の最高地点だと思いました。標高は1925mです。

蓼科山 ↓



天狗岳 ↓

雲の合間から少しだけ見えた八ヶ岳の一部分でしたが、これは天狗岳のようです。

南アルプスの連嶺 ↓

甲斐駒ケ岳から赤石岳まで見えていましたが、聖岳以南は雲に閉ざされていました。

甲斐駒ケ岳 ↓


仙丈岳 ↓


白根の山 ↓

北岳の見えないのが残念です。

塩見岳 ↓

ここからの眺めでは山頂部が尖って見えます。

荒川岳と赤石岳 ↓

荒川三山(前・中・悪沢)のうち、悪沢岳が離れて見えています。
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