奥三河には「明神山」という名前の山が、小生の知る範囲では二つあります。
そのうちの一つは鳳来湖の東側にそびえる三ツ瀬明神山(1,016m)で、もう一つはその北西約7kmにそびえる平山明神山(975m)です。
三ツ瀬明神山の方は道路が良いのでよく出かけ、いろいろなルートから登っていますが、平山明神山は奥まったところにあり、道が遠いので、いつも同じところからしか登ってはいませんでした。
今回は平山明神山を違ったところから登ろうと考えて、登山道こそありませんが、尾根道をたどり山頂まで行くコースを考えました。
尾根道を忠実にたどるところは間違ってはいない選択でしたが、岩の鎧をまとったこの山を大いに見くびっていたようで、最後の詰めのところで、最大の困難が待ち受けていて、目の前の岩壁に行く手を阻まれてしまいました。
その後は屏風のようにそびえる岩壁の裾を何度も何度も回り込んで、やっとのことで登山道のあるところに這い上がり、ことなきを得ましたが、このことがあるので、この尾根には登山道がついていなかったのだと一人で合点しました。
失敗も交えて、なかなか中身の濃い山行でしたがシリーズ化して6回に分けてレポートいたします。
位置図 ↓
赤い丸のところにあります。
北側からの鳥瞰 ↓
駐車地点から時計回りで歩きました。
三ツ瀬明神山からの眺め ↓
先日三ツ瀬明神山に登った時に展望台から眺めて、P918が魅力的に見えていたので、機会があればそこに行ってみたいと願っていたものでした。
実行図 ↓
駐車地点から時計回りで歩いています。
明神山の山頂付近で、道を求めて岩裾を必死になって歩き回った跡がのこっています。
断面図 ↓
新畑の山中の小詞 ↓
地図に記載されていた神社のところはこれでした。この下を駐車地点と予め定めていました。
車を置いて… ↓
ストレッチをして体をほぐしから歩き出します。
フユイチゴ ↓
早速こんなものが出迎えてくれました。
くすんだ黄葉 ↓
行く手の山肌はくすんだ色になっています。もう黄葉見物には遅いようです。
サザンカ ↓
山村の新畑集落に入ってくると、道端には、もうサザンカの花が咲いてきています。
柿 ↓
もう柿は取られなくなったようです。農家の跡取りさんはどうなっているのでしょうか。
山に取付く ↓
道のないところを歩いて行くことになっていますので、適当な取付き地点を探しています。
砂防ダムには「上新畑川」とありました。沢筋は傾斜が緩いことを前もって頭に入れていましたので、ここから入ることにしました。
山の中に入る ↓
山の斜面に入って尾根を目指して歩き始めます。
杉の林 ↓
斜面は灌木帯から杉の植林帯に入りました。
尾根は目の前 ↓
前もって描いたトレース通りに歩いて、尾根は簡単に近づけました。
尾根の紅葉 ↓
尾根歩きが始まります。黄葉が迎えてくれて、良い気分です。
落ち葉を踏んで… ↓
こういうところを快適に進んでいきます。
茶臼山・萩太郎山 ↓
愛知県の標高No.1とNo.2が並んで見えています。
南アルプスの聖岳 ↓
南アルプスの聖岳も見えています。その左隣は赤石岳ですが、雲に邪魔されています。そのまた左隣は荒川岳ですが、これは全く見えません。
この瞬間を最後にして、南アルプスの重鎮たちは、以後の山行中は、全く姿を見せなくなりました。
頭上高い位置の紅葉 ↓
紅葉はほんのわずか、それも高いところに残っているだけです。
ややブッシュ ↓
尾根筋の行く手は時々不明瞭になりますが、まだ歩く妨げにはなっていません。
そのうちの一つは鳳来湖の東側にそびえる三ツ瀬明神山(1,016m)で、もう一つはその北西約7kmにそびえる平山明神山(975m)です。
三ツ瀬明神山の方は道路が良いのでよく出かけ、いろいろなルートから登っていますが、平山明神山は奥まったところにあり、道が遠いので、いつも同じところからしか登ってはいませんでした。
今回は平山明神山を違ったところから登ろうと考えて、登山道こそありませんが、尾根道をたどり山頂まで行くコースを考えました。
尾根道を忠実にたどるところは間違ってはいない選択でしたが、岩の鎧をまとったこの山を大いに見くびっていたようで、最後の詰めのところで、最大の困難が待ち受けていて、目の前の岩壁に行く手を阻まれてしまいました。
その後は屏風のようにそびえる岩壁の裾を何度も何度も回り込んで、やっとのことで登山道のあるところに這い上がり、ことなきを得ましたが、このことがあるので、この尾根には登山道がついていなかったのだと一人で合点しました。
失敗も交えて、なかなか中身の濃い山行でしたがシリーズ化して6回に分けてレポートいたします。
位置図 ↓
赤い丸のところにあります。
北側からの鳥瞰 ↓
駐車地点から時計回りで歩きました。
三ツ瀬明神山からの眺め ↓
先日三ツ瀬明神山に登った時に展望台から眺めて、P918が魅力的に見えていたので、機会があればそこに行ってみたいと願っていたものでした。
実行図 ↓
駐車地点から時計回りで歩いています。
明神山の山頂付近で、道を求めて岩裾を必死になって歩き回った跡がのこっています。
断面図 ↓
新畑の山中の小詞 ↓
地図に記載されていた神社のところはこれでした。この下を駐車地点と予め定めていました。
車を置いて… ↓
ストレッチをして体をほぐしから歩き出します。
フユイチゴ ↓
早速こんなものが出迎えてくれました。
くすんだ黄葉 ↓
行く手の山肌はくすんだ色になっています。もう黄葉見物には遅いようです。
サザンカ ↓
山村の新畑集落に入ってくると、道端には、もうサザンカの花が咲いてきています。
柿 ↓
もう柿は取られなくなったようです。農家の跡取りさんはどうなっているのでしょうか。
山に取付く ↓
道のないところを歩いて行くことになっていますので、適当な取付き地点を探しています。
砂防ダムには「上新畑川」とありました。沢筋は傾斜が緩いことを前もって頭に入れていましたので、ここから入ることにしました。
山の中に入る ↓
山の斜面に入って尾根を目指して歩き始めます。
杉の林 ↓
斜面は灌木帯から杉の植林帯に入りました。
尾根は目の前 ↓
前もって描いたトレース通りに歩いて、尾根は簡単に近づけました。
尾根の紅葉 ↓
尾根歩きが始まります。黄葉が迎えてくれて、良い気分です。
落ち葉を踏んで… ↓
こういうところを快適に進んでいきます。
茶臼山・萩太郎山 ↓
愛知県の標高No.1とNo.2が並んで見えています。
南アルプスの聖岳 ↓
南アルプスの聖岳も見えています。その左隣は赤石岳ですが、雲に邪魔されています。そのまた左隣は荒川岳ですが、これは全く見えません。
この瞬間を最後にして、南アルプスの重鎮たちは、以後の山行中は、全く姿を見せなくなりました。
頭上高い位置の紅葉 ↓
紅葉はほんのわずか、それも高いところに残っているだけです。
ややブッシュ ↓
尾根筋の行く手は時々不明瞭になりますが、まだ歩く妨げにはなっていません。
またまた頑張られたのですね~。お若いです。
私は枯れたお花の手入れと草取りに精出しています。
それと盗まれた寂しくなったウツボグサを移植しています。
この泥棒全ては持っていかないのですが南北の2箇所激減しています。
道なき道を尾根に向かって ちょっと険しそうでした。
残りの紅葉もいいですが南アルプスが綺麗ですね。
寒くなって空気が澄んできたのでしょうね。
冬山という実感がありました。
岩山だったようですが未だ判りませんね。
どんな岩があったのでしょう。
遠くに出かけるにしても、交通渋滞を避けようと思うと、いきおい早朝発ちとなりますが、そうなると路面凍結が心配になります。
結果的に、真冬の遠出は目的地が相当限定されてしまうということになります。
今回の山行では、そろそろこちら方面には冬の間、来られなくなるな・・・というぎりぎりのところにあるような感じがしていました。
それに加えて、もうこの歳になりますと、遠出するにも気持ちを鼓舞しないと、どんどん家の引力が強まっていますからね。
ウツボグサが被害に遭ったのでしたか、ひどいことをする奴がいるものですね。
尾根の行く手は、それほど困難な場面はなくて、最終場面までは順調に事は運んでいきました。
南アルプスにも大体2500m以上でしょうか、やっと雪が面になって残るようになったみたいですね。
いよいよ冬山シーズンに入って来たようです。
そうですね、尾根歩きも始めのうちは、普通の優しいところでしたが、山頂直下で岩の壁、岩の屏風に行方を阻まれてしまいました。
平山明神山の尾根ルートですね。
新畑から梨沢へ降りる、まったく道がない所ですか。
今日、小林の県道を通りながら大鈴山山頂を見ました。
この付近を、ぶちょうほうさんは登ったのだなと。
平山明神山の東に二つの峰がありますが忠実に通っていますね。
これからどんな所か非常に興味があります。
文章を読むと平山明神山には、平山からの登山道に出るしか登る手だてがなかったということですか。
新畑から平山明神に至る尾根は道はありませんが、林業や境界線の見回りか何かで人が歩くのでしょうね、踏み跡はありましたし、仮に無いにしても困難な道ではないと思いました。
ところがドーム山頂の直下で岩ぶすまに道を阻まれてしまいました。
仰言る平山からのルートなら尾根の左(南)側になりますが、岩ぶすまの下から左(南)側に回り込むのは危険なところでしたので、小生は右(北)側に回り込んで、岩古谷山から来た稜線上のT字路から岩尾根を東進し馬の背岩経由でドームを目指す登山道に乗り上げることにしました。
結果的には馬の背岩と西の覗きの間の広い鞍部に乗り上げることが出来ました。
この間の岩裾回り込み作業に一時間も掛かってしまいました。
なお柴石峠から梨沢に下るには林道が使えると思いました。
小生は林道歩きは嫌って、(今は廃れてしまってはっきりとした道が無いとしても)、昔の山道を使って下りたかったので、それを強行したものです。