ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

4/12 遠望峰(とぼね)山・桑谷(くわがい)山 その1:登山道に取り付くまでの林道(車の通れる道)歩き

2015-04-16 07:45:03 | 草花
雨降り続きの四月ですが、12日(日)はどうにか雨が降らないようでしたので、このワンチャンスを狙って、近場の山を歩いてきました。
行った先は遠望峰山と桑谷山です。

遠望峰山・・・・読みは「とぼねやま」となります。愛知県額田郡幸田町と蒲郡市境に位置する標高439mの山で、山頂からの景観はすばらしいものがあります。
高度経済成長期には山上に雇用促進事業団のホテルが建ち、付近にサンドスキー場もありましたが、今はどうなっているのか確認できませんでした。
かつては有料道路「三河湾スカイライン」の起点でありましたが、この道路は2006年に無料化され、愛知県道525号蒲郡環状線として道路法に基づく道路となりました。
今回の計画ではこの県道525号線上を重要な部分で歩くことになっていましたが、実際にそこに行ってみると、自動車やオートバイが、まるでレース場のように大音響で爆走してきて、とてもじゃないけれど、心穏やかに歩ける場所ではありませんでした。
身の危険を切実に感じたので、計画変更して、遠望峰山の最高地点に行くことを諦め、途中で引き返す羽目に陥りました。

桑谷山・・・・「くわがいさん」は435.4mの一等三角点を持つ山で、この山も遠望峰山と同じく、旧有料道路「三河湾スカイライン」(現愛知県道525号蒲郡環状線)沿いにあります。
この山からの眺望もすばらしいものがありますが、そのほかに、アサギマダラの中継地でもあり、冬にはサシバの渡りの見られるところでもあります。
山頂には国土交通省のレーダードームが設置されていて、これは我が家付近からでも確認できます。
また付近の山の端にはかつて国民宿舎の桑谷山荘が建っていましたが、それがいつの間にか「岡崎市民休養施設」になっていて、今回ここを訪れたら、なんと!建物は跡形も無くて、まるきり更地に変貌していました。

位置図 ↓

赤丸の部分になります。



実行図 ↓

駐車場所から反時計回りで歩きました。



鳥瞰図 ↓

我が家付近の高楼から眺めたときに、このように見えています。



断面図 ↓

今回も山中彷徨があり、細かくアップダウンを重ねました。



まずは(車の走れる)林道歩き ↓

車を置いて、アスファルト舗装の林道歩きから始まります。



ミツバツツジ ↓

この付近ではこのツツジをヤマツツジ、あるいはイワツツジと呼んでいるようです。



ヤブツバキ ↓

道沿いに沢山ヤブツバキの株が出てきます。後で聞いたところ、これは植えたもののようです。



ミツバツツジ ↓

比較的近いところで咲いていました。



アオキ ↓

アオキの雄花は沢山の場所で見ていますが、雌花を見ることはありませんでした。



アオキ(実) ↓

実のついた株にも何度も出会います。



テンナンショウ属 ↓

道端にテンナンショウ属の花が現れてきています。



イタドリ ↓

イタドリも元気の良い芽がツクツクと出てきています。



モミジイチゴ ↓

7日に同じように海岸近くの山を歩いたとき、この花は見ませんでしたが、やっと追いついてきました。



ウコギ ↓

ウコギが鮮やかな緑の新葉を見せています。確認のために葉をちぎると、この仲間に共通の特有の香りがします。



ムラサキケマン ↓

この山でも道沿いでこの花を見ました。



ノカンゾウ? ↓

これはノカンゾウでしょうか、ヤブカンゾウと比べ葉がやや細身ですね。



登山道分岐点 ↓

およそ20分くらいの林道歩きのあとに、分岐点につきました。
ここから桑谷山を目指す登山道と、遠望峰山を目指す、こちらは地道の林道が分岐します。
今回は初めに遠望峰山に行きますので、右手の林道歩きとなるところです。



山中に潜り込む ↓

しかし、このまま林道歩きでは単調すぎると思い、山の中に潜り込む事にしました。始めは植林帯ですね。
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2 コメント

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読み辛い山名 (山ちゃん)
2015-04-22 20:11:22
ぶちょうほうさん、今晩は!
ご当地の地名や氏名は読み辛いのが多いですね。
遠望峰山なんてのは、峰と山が一緒ですから「とぼね」で十分でしょうが、語呂が悪いので山を付け足したようにも思えますね。
桑谷山を「くわがいやま」とは読めませんね。京都の北山にも桑谷山がありますが、読んで字の如く「くわたにやま」と読みます。
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山ちゃん様へ (ぶちょうほう)
2015-04-22 20:38:08
山ちゃん様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
地元で呼ぶのと、一般的な読み方とではかけ離れていることが良くありますね。
昔、秩父の両神山のハイキングコースで、バスを降りたところの地名で”美女ヶ平”というところがありました。
(今でもあるかどうか未確認です)
これの読み方が超難しかったですね。
普通なら「びじょがたいら」ですよね。
ところがドッコイそれに土地訛りが入って「びじょがでぇろ」と呼んだのです。
一事が万事で、土地の名前ほど読みの難しいものはないということなのでしょうね。

遠望峰山については後ろに山を表す言葉が二つ重なりましたね。
この例は木曽の御嶽山といったときに同じことになりますね。

奈良の都という言葉も「ナラ」と言う言葉が、古代の朝鮮語で「都」を指すのだそうですから、こちらは「都の都」と言うことになりそうです。

地名の場合は、読みがいろいろありすぎるので、とりあえずはひらがな読みも併記するようにはしていますが、不手際なこともあります。
その点はご容赦ください。
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