ぶちょうほうの画(え)日記(一語一画(え))

亭主「ぶちょうほう」の身の周りのいろいろな風物を「画(え)日記」ふうに綴っています。

2/7日 知立神社にお参り そして 駅前の高台から、また山岳展望を楽しむ

2016-02-08 17:36:43 | 草花
刈谷のハイウェイオアシスを後にして、ちょっと買い物のために寄り道をした後で、家路につきます。
来るときに気になっていた、知立神社に立ち寄り、お参りをすることにしました。

知立神社 ↓

この神社は交通安全の祈願をする人が多いようで、境内に車が何台も止まっていました。
神社の創建は日本武尊の時代だそうですから、相当古いもののようです。



多宝塔 ↓

神仏混淆の時代に寺の建物として建立されたそうで、それは西暦850年のころだそうです。
その後1509年に再建とありますので、恐らく何度か火災に遭っているのでしょう。
恐らくその当時のものが現在まで遺っていると考えられています。
明治の時代に廃仏毀釈の嵐の中で、この多宝塔は寺ではなくて、神社の文書蔵として難を逃れたそうです。
そして大正時代に解体修理して現在の建物に復元したそうです。
今は国の重要文化財に指定されています。



本殿 ↓

敷き詰められた細かい玉砂利を踏んで本殿に向かいます。



狛犬阿形 ↓




狛犬吽形(有角) ↓

「阿・吽形」一対で、明治39年に置かれたものでした。



神額 ↓

「正壱位智鯉鮒大明神」と彫られています。この神額そのものが愛知県の重文指定になっています。
鎌倉時代の作ということですが、随分長持ちするものです。
額の文字は舟形(中央部はV字型)に彫り込んであり、こういうのを”やげんぼり”というそうです。



芭蕉の句碑 ↓

神社とその周辺を一回りしますと、思わぬところで芭蕉の句碑を見つけてしまいました。
とてもじゃないけど読めない字で「♪不断堂川(ふだんたつ)池鯉鮒の宿の 木綿市 ♪」とあります。
知立は木綿の集散地だったそうですが、「不断堂川」を何故「ふだんたつ」と読むのか、さっぱり訳が分かりません。



二宮尊徳 ↓

最近特に強く思うことなのですが、私たちが、この尊徳のような、心構えで物事に処していたら、現代日本の病弊は消し飛んでしまうことでしょうね。



モチノキ ↓

たくさん実がついていますが、今時珍しいですね。野鳥はこれに見向きもしないのでしょうか。



知立駅前の高楼で ↓

神社参拝を終えて、名古屋鉄道知立駅の前に来ました。自転車をこぎながらちらちら山が見えていましたので、もう一度高いところに上ります。
駐車場の屋上から木曽御嶽が見えていました。噴煙の出る量が増えていますから近いうちにまた何かがあるかもしれません。



中央アルプス ↓

手前のビルに邪魔されながらも、良く見えています。



中央アルプスから恵那山と大川入山 ↓

ゴミゴミとした中では大健闘の眺めです。



赤石岳 ↓

ここからでは南アルプスは赤石岳しか見えません。本当は左側に荒川岳も顔を覗かせるところのようですが、その位置には生憎雲がかかっています。



西三河の山 ↓

ここからですと、焙烙山と六所山はちゃんと離れて見えます。
左の奥が焙烙山で、手前の右が六所山です。




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2 コメント

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かなこ様へ (ぶちょうほう)
2016-02-09 12:40:05
かなこ様 こんにちは コメントを頂きましてありがとうございます。
知立神社に久しぶりでお詣りに行きました。
古くからある神社で、なかなか格式もあるようです。
毎年5月には知立まつりがあり、その時には繰り出された山車5台が神社に集結するようです。
小生は未だ見に行ったことがないのでその様子をお伝えできないのが残念です。

松尾芭蕉はこの地にも来ていました。
三河八橋にも句が残されているし、以前、鳳来寺山の参詣道でも見ていますので、随分身近に感じています。

この地が木綿の集散地であったということは、あまり注目していませんでしたが、昔の生活では木綿は重要な生活必需品でしたでしょうね。

木曽御嶽の噴煙量が目に見えて増えているようです。
学者ははっきりしたことは言いませんが、小生的には要注意だと感じています。
今年の夏も剣が峰山頂まではいけないようです。

火山列島の上で生活していますので、いつもびくびくものですね。
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知立神社 (かなこ)
2016-02-09 10:21:23
ぶちょうほうさん今日は。
知立神社はなかなか立派な神社ですね。
歴史も古く荘厳な雰囲気でした。

芭蕉の碑がここにも。
木綿の産地だったのですね。
岡崎辺りは織物産地だったのはその所為だったのですね。

御嶽山の噴煙増えているとは 西島の噴火が止まり櫻島が爆発し 何処かの地震計が揺れていると言っていましたね。
何があってもおかしくないこの頃ですね。
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